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1424 re(1):気に入らなかったらすぐに出て行く子供 |
2004/1/7(水)00:58 - 古都 - 24848 hit(s)
私の、兄はずーーーっと否定されてきました。父にそして母に甘やかされ、見捨てられていきました。挙句に、今も父の側から離れることができません。
両親、一生懸命説明していました。私も説得しました。けれど、いつも彼は、悪者なのです。ほんとに腹が立つことばかりするので、叱られて仕方がないのです。
何故いつも悪者なのでしょう?本当に生まれた時から極悪人なのでしょうか?それとも、すばらしい存在なのでしょうか?
けれど、大人になれず、結局は年老いた両親の哀しみとなりました。そういう意味では、親にとっての最高の極悪人です。
私が中学の頃は、特にひどいもので、兄弟げんかから、眼鏡をかけた私の顔を何度も殴り、私の顔は目の下から鼻の下まで割れた眼鏡で裂かれました。顔から血だらけの私が母に助けを求めたところ、「病院に行ってきなさい。」と言っただけでした。夜でしたのに、一人で、心配されることもなく。よほど、病院の先生のほうが、心配してくれ「警察に連絡しようか?」と尋ねてくれました。「いいえ。兄弟げんかですから。」と言った私自身をよく覚えています。
なぜ、ここまで兄はひどくなったのでしょう。いつもいつも考えました。
彼は不器用だった。自分が強く、正しくないと思うものに屈することが嫌だった。私のように(上手に親に甘えて)へつらうことを彼の自尊心が許せなかった。のだと思います。
私の両親は、自分たちの思い通りに動く子どもが正しいと思っていました。親は養育していますが、完全ではありません。子どもは些細な大人の後ろめたさを見逃しません。容赦なくそこばかりをつついてきます。自分の変な理屈は棚にあげて。
こんな時私の両親が取った態度は、親の言うこと聞けばいいんだ!!おまえは間違っている。おまえが悪い!!というものでした。
確かに大筋では、その通りなのです。しかし、このような状況では、いくら立派なことを落ち着いた時に言っても、もう彼の耳には入らなかったのだと思います。
私の両親がしなければならなかったことは、「君の考えはどんなこと?」「それは、すばらしいね。」「そのためには、どんなことがおこる?」「うん、そうだね。それと、こんなこともね。」「それについては、どうおもう?」とどなたかおっしゃていた様に、忍耐強く、導いていくことだったと思います。
今、私の息子もスレ主様と同い年。非常に屁理屈に付き合うのは疲れます。しかし、それなしに、息子が進めないのなら付き合うしかありません。時間はとっても長くかかり、「勉強したほうが良いのに」とか、「一緒に楽しいことした方が有意義なのに」とか思います。けれど息子が、そうしなければならない何かがあるので、付き合っています。
以前の私にはできませんでした。「だって、息子のことが嫌いなのにそんな優しい感情で見守るなんて、まさか!!悪いのはこいつ!!!」と思っていました。確かにそうなのです。けれど、親が譲れないものを、その子どもが譲れる訳がないのです。「親子関係はどちらが服従するか?」というものでは無いと思います。
子どもが正しいことを正しいと思える心を造るお手伝いをいかにするか?決して押し付けでは、学べません。造れません。本人が正しい行動をしたい。と望まなければ、造れません。親は、お手伝いしかできません。
恐怖からやめてしまっていることは、それがなくなれば、いつかはやってみるでしょう。また、本当はいけないことだと分かっていても、親への反発から、心がとどまり正しい行動を取れなくなります。そんな情けない、子どもに育っていきます。
もちろん。私の両親だけのせいではありません。いろんな事が重なったのだと思います。
スレ主様のお子さまはまだ5年生。かわいいと思えるお年ですね。お互い年を取って泣かないようにしましょう。
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┣【1424】 re(1):気に入らなかったらすぐに出て行く.. 2004/1/7(水)00:58 古都 (3184) |
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┣【1477】 古都様 2004/1/8(木)16:43 新しい出発 (1183) |
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