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2004/1/12(月)20:48 - 栄光7年目 - 42643 hit(s)
長く講師を務めているので、いろいろな学生を見てきました。
この点で学生講師には極論すれば2つの型があるといえます。
1つは、塾の先生になりきってしまう人。彼らは自分の勉強そっちのけで、生徒の指導にあたり、すごい人になると指導に没頭するあまり留年してしまう人もいます。とにかく、生徒の受験を自分のことのように感じられる人です。こういう人は周りから学生だとは思われていないことが多いですね。
もう1つは、アルバイトという意識の人。彼らはとにかく自分の都合を優先させます。信じられないでしょうが、大学のお遊びサークルの合宿で代講をたてた人もいました。
ただ、この両者、見た目ではなかなか区別できません。後者の講師でも、人当たりが良く、人気があったり、熱心に指導しているように見えることもありますから。
でもこの両者の差がはっきりでるのが、大学の学内試験のときの対応です。後者の講師は休講するか、あるいは、やたらと演習の時間を増やすなど淡白な授業になります。前者の講師は絶対にそんなことはありません。
あとは、入試期間。前者の講師は毎朝、受験生より早く起きて、必ず誰かの受験校に生徒が来る前に出向き、校門の前で激励します。これは自分が教えてきた生徒に何とか頑張ってほしいと思っていれば当然です。ところが、後者の講師は依頼しても(強制でもしない限り)まず行きません。
もちろん、学生講師がはっきりとこのように二分できるわけではありませんが、自分の試験勉強で生徒への授業を休むというのは(法的に認められているとはいえ)、生徒の受験を真剣に考えている人には決してできないことだと思います。
【3032】 先生の休講理由 2004/1/12(月)11:50 マイフェアレディ (186) |
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┣【3054】 re(6):先生の休講理由 2004/1/12(月)20:48 栄光7年目 (1388) |
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┣【3070】 此岸/彼岸 2004/1/14(水)01:48 諭吉 (1025) |
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