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386 共通学区外からの浦高受験生へ
2003/11/22(土)20:17 - 親 - 3299 hit(s)

来年の入試から学区廃止になり、共通学区(1学区・2学区東部・8学区)以外からも浦高に入学できるようになりました。
先ほど発表された県立高校の志願者調査でも、共通学区以外からの志願者は56名にのぼっていましたね。
いままで実績のなかった中学からの浦高進学ですから、いざ入学となれば不安な気持ちがあると思います。

わたしも弟も学区外受験に制限がなく全県から浦高を志願できた昭和54年(1979)以前に、現在の共通学区以外の中学から浦高に進学しました。
当時は中学入試が今ほど盛んでなく、一流国立大学を目指す受験生は殆どが高校入試を経験していたので競争は熾烈でした。
埼玉県内の最上位の受験生は殆どが浦高を目指していました(一部が教育大付属駒場・学芸大付属・開成・武蔵へ高校から進学)。通いきれない生徒は熊高進学でした。
そういう状況で浦高に進学しました。出身中学では、ダントツのトップでした。浦高でも相当良い成績が残せるだろうと自信がありました。
ところが、いざ授業が始まってみると難しい英語の副読本をなんなくこなしていく県南出身の同級生のスマートさに自信を失いかけていました。数学のスピードも速く、高2で数Vが修了するくらいの授業進度でした。
幸い、数学は得意だったので必死になって教科書や課題の問題集をこなしていきました。予習・復習の半分以上は数学に費やしたと思います。
お陰で卒業まで、数学だけは好成績を維持できました。
始めは恐怖の連続だった英語も予習中心に勉強していった結果、1年生の終わりころには得意科目になっていました。

浦高には各中学の首席クラスが集中していたので、1年生の時のテストではなかかな点数がとれなかったり、学年順位があがらなかったりして苦労しました。
あきらめてしまい、ずるずると成績が落ち続ける生徒も中にはいました。
わたしは、せっかく田舎の中学から浦高に進学したのだから、あきらめずに頑張ろうと決意しました。
その努力が実ってきたのは、2年生の半ばころだったと記憶しています。
幸い目指す国立大医学部に合格して、医師になり今に至っています。
わたしのころも、遠隔地から通っている生徒の進学成績は良く、東大や旧帝大、国公立医学部への合格率も遠隔地(今の共通学区以外の地区)出身の浦高生のほうが、県南出身の浦高生より高かったと思います。

浦高に入って、テストで中学時代は取ったこともないような低い点数を取り、びっくりすることもあるかと思います。
しかし、簡単にあきらめずに努力を重ねれば、結果がついてきます。
また、浦高生は相当優秀な人であっても、聞けば授業で理解できないところを教えてくれるし、良い参考書も教えてくれます。

遠隔地出身の生徒も充分に浦高でやっていけます。


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