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2003/6/4(水)22:13 - すいません突然・・・ - 3408 hit(s)
ある別の所での投稿で日大理工学部について、良い悪いの討論になってしまい、そこの中で、述べた意見です。
ずいぶん、唐突に思われるかも知れませんが、ぜひ、これから受験される方に知ってもらいたくて、ここにも、投稿させていただきます。
よろしくお願いします。
私、日大理工建築を卒業して17年経過したものです。
まあ、建築学科を卒業したわけですからその関連の業界にいるわけですが、日大がほかに比べて良いの悪いのと言う事がそれほど重要な事なのかどうか・・・。
ここのいろんな意見を見てきた中で日大は建築土木が強いというのがありましたが、もともとこの業界は、一人の職人からどこかのエライさんまで、多種多様の人たちと付き合っていかなきゃ仕事にならないんです。そんな世界には、あんまり学歴のことは問われません。(半端に良いと、いじめられたりして・・・)。
むしろ、社会に出て、たまたま、ぶつかった仕事をやれるかどうかが問われると思います。
しかし、学歴がものをいう世界には、たとえば、こんなところがあります。
たまたま、私の高校時代の友人が財務省や国土交通省(旧建設省)にいて、それぞれの会合に誘いを受けていったことがあります。
ソコには、トーゼン、トーダイご卒業の方々がいるわけです。最初から懇親会の席では、皆さん、固まっています。
ソコでの会話はゼミや研究室の話になるわけです。つまり、ゼミの序列もあるようなんですね。又、上級試験の成績によって今後の出世コースも色分けされていくそうです。まだ、こんな世界があるんですね。
又、こんな話もあります。
この間、ある大手企業の社屋設計を受注しました。そこの執行役員さんと仲良くなりましたが、その方は早稲田出身だそうです。やはり、そこの後輩のかたが営業にきたそうですが、実際は私のところにきたのです。
たとえどこであろうと、いい提案(プロポーザル)をしたところならどこでも良いということでした。これからは、学歴や国籍なんか関係ないし、そんなことに縛られる事が変だと、いうことでした。
いまや、工業高校しか出ていない建築家が東大教授になる時代です。
ちなみに、日大は人間が多いです。だから、設備や講座数もけた違いにほかの大学に比べて多いです。(ただ、使う人間に拠るのは、あたりまえですが・・)
これまでの意見の中にあったように、日大が建築土木系に強いという意味は先輩が大手企業や役所に多いという事だけではなく、それぞれの研究室が学会に発表している多くの内容に対して、一定の評価が国内外を問わず与えられているということなのです。
又、教授、助教授のほとんどが日大出身者です。先生達が入学したときのそれぞれの事情も赤裸々に私たちに語ってくれます。(まあ、高校時代に落ちこぼれた話も言ってくれますよ。ダイタイの先生は・・・。)
それに、人にもよりますが後輩が尋ねてくるとうれしいらしく、ホント、いろいろと協力してくれます。
「人は生まれてから、死ぬその瞬間まで、求めれば等しくチャンスがある。」
これは、ゼミで、私の尊敬する教授が言った言葉です。
入試みたいな一度や二度の関門で人生が決められてしまうなんて、こんなさびしい事ないじゃないですか。
決して経歴がエリートでない先生達だって大学の研究で、いくらでもひのめを見れる機会があるんだそうです。
常に頑張っている、そして相談にのってくれる先輩達は、日大には、
たくさんいるし、そういった人たちにめぐり合えた事が私の人生にとってかけがえのないものになっています。
いま、私は、大学院に戻って、一年ほど勉強する機会を会社に与えてもらう事になってます。そのときにはやはり、この教授、っていうか先輩のところにいって勉強し直してきます。
そういうのって、変でしょうか?
でも、日大の理工にはこんな人たちがたくさんいるんですよ。
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┣【32】 re(1):日大理工学部について 2003/6/4(水)22:13 すいません突然・・・ (3185) |
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