武蔵中学校・高等学校 掲示板

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2305 re(4):出題予想
2003/12/29(月)21:59 - 受験受験 - 8366 hit(s)

武蔵国語科主任> といっても、実は、物語文の形態をした随筆文は定番なんです。

へ〜、そうですか?違うと思いますけれど。

武蔵国語科主任> 14年の竹西。あれは随筆風の物語文でした。

これは違うと思うけど。少年の視点から見た大人の世界。竹西さんは女性ですよ。女性が少年の視点で語るのは随筆ではないと思います。

武蔵国語科主任> 13年の熊谷。あれはズバリ随筆ですよ。

これも違いますね。自叙伝風物語文でしょう。

武蔵国語科主任> 12年の重松。あれもひねりが入った随筆と
いえます。

これこそ随筆とは全く違います。自分のことは何も語っていません。岡山出身者に井の頭線沿線の家族はいません。重松さんはルポライターです。取材を基に構成した「ありそうな架空の物語」ですね。

武蔵国語科主任> 9年の辻。あれも回顧モノですよね。

だから、回顧もの=随想ではないと思います。

武蔵国語科主任> 7年のなだ。これも同じ。

ここから、平成元年までは随想でした。

武蔵国語科主任> 6年の辻。これもそうです。
武蔵国語科主任> 5年の井上。ああこれもだ。
武蔵国語科主任> 3年の増田。ああああああああこれもか。
武蔵国語科主任> 2年の糸井。なあああああああああああああんだ。これもか。

2年は糸井さんではなく、永井さんでしょう?

また、昭和63年のふんどし先生以前は、物語文でした。

武蔵国語科主任> というわけで、随筆ばっかりです。

というわけで、随想ばっかりではありません。

武蔵国語科主任> 来年は養老さんの随筆がズバリ出ますから、よく読んでから試験にきてください。

私は出ないと思います。
武蔵の問題は、子供の視点が基本です。一部大人の視点(平成5年の井上靖、昭和48年のイエス・マン他)もありますが、それも子供を観察したものです。養老さんの随筆は、大人の視点で大人の世界を語ったものです。この出題例は、ここ30年では、平成6年の多摩川探検隊以外には見当たりません。その場合でも、人間が語られています。

子供から見た「周りの世界との関係の深まり」が、武蔵の国語の定番でしょう。関係の深まりを一般には「成長」と呼ぶよね。
養老さんの「唯脳論」に基づく随筆は、例えば「話せばわかるというのは脳の構造的にみてありえない。」という論旨の「バカの壁」といったエッセーに代表され、人間個々人が描かれていることはないので、武蔵で出題されてきた内容とはかなり異質なものだと思うよ。

武蔵の国語科主任といってもこの程度ですか?がっかり
開成の国語の1番(評論の要約問題)ならまだしも、武蔵の国語でそんな問題を出したらおしまいだね。
小○洋子をちゃんと細部まで読んでから出直してほしい。


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