Page 35 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ダブルスクールの両立 悩める母 04/2/28(土) 4:01 ┣Re:ダブルスクールの両立 国語力 04/2/28(土) 18:46 ┃ ┗Re:ダブルスクールの両立 悩める母 04/3/1(月) 5:15 ┣Re:ダブルスクールの両立 今年受験 04/2/28(土) 19:46 ┗両立はできなかったと思いますが 頑張ってください 04/3/1(月) 14:09 ┗Re:両立はできなかったと思いますが 国語力 04/3/1(月) 17:28 ┣帰国の時期にもよりますが 今年受験 04/3/3(水) 0:37 ┗Re:ダブルスクールの両立について 悩める母 04/3/4(木) 3:16 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ダブルスクールの両立 ■名前 : 悩める母 ■日付 : 04/2/28(土) 4:01 -------------------------------------------------------------------------
小3の娘は3歳からずっと外国暮らしで、小学校にはいってからは、ずっとインターと補習校のダブルスクール生活です。両方の学校で、語学も日本語もきちんとやろうとすると、 本当にいつ遊ぶの、というくらい大変なのですが、帰国子女の皆さんはどのように両方の勉強を両立させていたのでしょうか。帰国枠で中学受験をされた方は、皆さんかなり英語がおできになる方が多いようですが、日本の小学生と比べて、国語はどの程度おできになるのでしょうか。(失礼な言い方だったらごめんなさい。) アメリカなどでは、現地校では小学校の場合、宿題も少ないようですが、だからといって それにかまけていると、母国語ではない語学でいい点を取るのは難しい気がするのですが。。 現在娘が通っている補習校はとても厳しく、膨大な宿題のほかに、毎回の漢字テスト、期末テスト、学力テストまであり、成績が悪いと落第すらあります! まるで全日制のような補習校で、漢字が苦手な娘は現在補習校の勉強にかなり時間をとられているのが現状です。 帰国後のことを考えればもちろん国語力は必須なのですが、もともと算数や理科系が大好きで、どちらかというと語学や作文は苦手な娘にとって、インターの勉強は、たとえ宿題が少なくても手を抜くわけにはいきません。(小5での帰国で、帰国枠受験を考えているので。) また、現地の成績表が重視されるとのことですが、勉強が大変な娘は、放課後サークル活動など一切しておりません。これもマイナスなのでしょうか。 補習校をやめ、インターの生活を充実させることも選択肢ではありますが、帰国後のことを考えるとそのふんぎりもつきません。そこでダブルスクールを体験され、帰国枠受験をされた方の体験談をお伺いしたいのですが。 |
質問のご趣旨がよくわからないのですが、ダブルスクールをやめてインター一本に絞ることをお考えなのでしょうか? うちは週末補習校は早々に逃げ出したクチでした。 とにかく宿題が大変でしたし、日本から来たばかりのお子さんには憩いの場となっていたようでしたが、うちは現地校の課外活動やバースデーパーティに行けなくなるのがとてもつまらなかったようでしたので。ただ、日本語を全くやらないのは無謀と考えウィークデイに日本語塾に通っていました。 4年次帰国後は漢字や語彙といった知識分野は確かに追いつくのが大変だったようです。ただ、もっと本質的なところ、文章を内容を把握する力・それを咀嚼し反応する力はlanguage artでしっかり養われていたようです。むしろ、記述などは現地校での自由に表現する訓練が活きたように思います。ですので、日本語の知識分野が追いついてきたあたりから国語は安定的に得点できるようになりました。 どちらかというと現地校のアプローチとは全く違う算数の方が力を入れてやらなければいけなかったようです。 現地の成績をどの程度見るかについては、一般的な傾向はないのでは?志望校に直接お問い合わせになってはいかがでしょうか?ただ、帰国試験は面接をもうけているところが多く、面接の場ではどのような現地生活を送ってきたかはしっかり見られてしまうと感じました。 |
▼国語力さん、今年受験さん、 貴重なご意見ありがとうございました。 私が一番知りたかったのは、現在補習校の勉強にかなり時間をとられ、インターの勉強が二の次になってしまっているので、このまま補習校中心の学習の仕方でいいのだろうか、という不安から、皆様がどのように両方の学校の勉強を両立させていたか、ということです。 残念ながらいま在住の都市には、日本語塾がないので、通信教育などを除けば、 補習校が唯一の国語力保持の手段なのです。でもあまりにも時間的拘束が多いようなら 補習校を辞めることもちらと考えたりしたのですが、新1年生の妹もいることでもあり、 あまり現実的ではありません。 できる範囲で、インターもそこそこの成績が取れるよう、家庭教師もはじめたところです。志望校はいくつかありますが、第一志望は受験科目の外国語重視、ほかは受験科目 は国語と算数だけですが、おそらく成績重視、さらに帰国入試を行なっておらず、4科目の一般入試しかないところもあり、的を絞りきれない状況です。 最も第一志望向けに インターの成績をあげる、のが一番現実的なのですが。。 一時帰国の折などに、直接志望校に問い合わせてみようとも思っています。 皆さんは英語の勉強は一日どのくらいなさっていたのでしょうか? 宿題は多かったですか? 家庭教師はつけましたか? 何か語学をやる上で工夫されていたことはありますか? ご意見聞かせていただければ幸いです。 |
▼悩める母さん様 今年受験しました。英語圏からの帰国です。 受験することは前から決めていたので、3年生の頃から対策をとりました。 まず補習校にはいかせず、日系の塾に通わせて国語・算数を勉強しました。 高学年になると現地校の勉強も大変になるので、中学年から日本の勉強も先取りで進め、早めに小学校課程の勉強を終了させ、最終学年には過去問にとりかかれるようにしました。 一番有効だったのは、本人に負担が少ない日々の積み重ねです。 日本語は英語より難しいので、かわいそうだから今は英語に専念し、もう少し大きくなってから国語をやればいいというのは一部のお子さんにしかできないことだと思います。 うちでは朝家を出るのが8時半頃でよかったので、7時半までに朝食と準備を終え、その朝の1時間で日本の国語や算数の計算問題集を毎日やりました。 帰宅後は現地校の宿題をやるので、時間と体力に余裕のある時だけ、少しだけ日本の勉強を入れました。理科社会は土日を使い、四谷などの教科書を日本から送ってもらって勉強しました。 日本語で4教科を先取りで勉強することで、現地校での勉強も英語力不足を知識力で補えるというメリットもあり、英語の上達も早くなるという効果もありました。 しかし、せっかくの海外体験なので、のびのびと学校生活を送らせたいとお考えの家ではこのようなやり方は向いていないと思います。また英語の成績のみで入学できる私立であればまたやり方も違ってくるのではないでしょうか。 しかし、学校によっては例え帰国生でも英語以外の教科をしっかり見る学校もたくさんありますし、これは希望の学校を早く決めて受験科目の対策をとられたほうが良いと思います。 いずれにせよ、英語も日本の受験勉強でも良い成績と結果を得たいのであれば、楽な方法はなく、毎日の生活習慣を見直し、親子で良く話し合って目標を決められるべきでしょう。 |
我が家はアメリカの田舎へ駐在しました。 子供たちは現地校と補習校へ4年間通いました。 毎日過ごす学校で充実した時間を過ごせるようにする事が第一だと考えましたし、上の子はすでに3年生になっていたので現地校の勉強も難しく 家庭学習と提出物をこなすのために家にいるほとんどの時間を費やしていました。 日曜日に補習校の宿題を全部させていましたから、 子供たちの自由になる時間は土曜日の午後だけでした。 補習校では先生に「もっと読書を、もっと勉強を、」とアドバイスいただきましたが それをする事は現地校の授業に積極的に参加し、 本人の実力を周囲にも認められるチャンスを延ばすことになると考え、 現地校の勉強を優先にしました。 本人が言葉に不自由することなく実力が出せるようになったのは 2年以上経ってからですから、その間は補習校に通っていたとはいえ 両立はできていなかったと思います。 駐在の後半は現地校では授業を楽しみ、学業で多くの賞をいただくことも出来ました。 時間の無い中でこつこつ続けたスポーツでも思いがけず成果をあげる事ができました。 自分に自信がついたと思います。 帰国後は入試で英語の配点の大きい学校だけ受験し、今はそちらにお世話になっています。 ただ日本語の読み書きは出来るとはいえ、いまだに資料の読み取りなど不自由していますし、会話の中でも「それはどういう意味?」など聞いてくる事が多いです。 ゲームの取扱説明書など英語表記のあるものはそちらを読む方が分かるそうです。 でも帰国してからの努力で随分力がついたと感じますし、 頑張る力、負けない根気があるので楽観しています。 通うだけでも大変なダブルスクールです。 どちらの学校に、どこまで、何を求めるのか明確にする必要があると思います。 親も子もそれにしたがって全力を尽くせば、目先の結果がどうであれ 素晴らしい経験を得る事ができると思います。 どの道をとるにしてもお子さんの力を信じて しっかりサポートされるといいのではと思います。 |
▼悩める母さん: >一時帰国の折などに、直接志望校に問い合わせてみようとも思っています。 それが一番効率的かと思います。 余力があれば、日本で模試を受け(どんなものでも良いと思います)その成績と英検かTOFELの成績を見せて帰国受験塾に相談されるのも良いのではないでしょうか。 一般受験でも、本人の持っている力と志望校合格のために必要とされる要素を比較しないと作戦は立てられないので、その意味ではあまり他人の話は参考にならないんです。ましてや、一般受験に比べてサンプル数の少ない帰国生受験は個別事情を吟味するところからはじめないとどこから手をつけたらいいのか判断しにくいと思います。 >皆さんは英語の勉強は一日どのくらいなさっていたのでしょうか? 宿題は多かったですか? 家庭教師はつけましたか? 何か語学をやる上で工夫されていたことはありますか? ご意見聞かせていただければ幸いです。< 3歳からということは第一言語はもう英語という感じですか? 英語伸長については担任の先生に相談されてみてはいかがでしょう?志望校の過去問が手に入るようなら、それを見せれば希望到達レベルがよりわかっていただきやすいと思います。 今年受験さんもおっしゃっているように、軸になっている言語で勉強をすすめるほうが効率がいいので、英語に問題がないならそちらに重心をかけるほうが有利かもしれません。 また、帰国予定が5年生なら、国語力さえ問題なければ、一般受験も間に合う時期だと思いますよ。もちろん志望校にもよりますし、社会はかなり不利と思いますが、攻め方次第ですから。 |
英語の勉強法ですが、ウチでは現地人の家庭教師(有資格)をつけていました。知人は日本人のバイリンガルの留学生が先生だったそうです。このほうが受験英語には都合がよかったそうです。英検やTOEFLなども積極的に受けました。 受験会場でお会いした方々との会話ですが、受験日から1年以上前に帰国したお子さんの英語の保持はかなりむずかしいらしく、実際面接の際に聞き返したり、意味がわからなかった子もいたそうです。 また、帰国生用の英語の過去問題を一度何校か見てみる機会があればいいのですが、受験ギリギリまで現地でしっかり勉強していた子がみても決して優しくない問題なので、5年生で帰国し、英語重視の学校(学校にもよりますが)を受験するならば、文法や単語数などの他、英作文も忘れないよう日記などをつける努力は欠かせないでしょう。 しかし、受験まで現地にいられるなら、インターでの勉強をしっかり真面目にやっていれば、少なくとも英語での受験は心配ないと思います。 算数、国語に関しては、帰国枠で受ける子は難関校のような難問・奇問が出ることはあまりないですし、かりに出たとしても、基本問題をきちんとやっておけば、合格点はとれると思います。 ただし、一般と同じ4科目を考えているならば、やはり今からこつこつやる以外はないでしょう。体力的にもきついですが、知識が増えることで得られる世界もあるので、これは考え方次第です。 聞いた話ですが、最も近い都市にある日系の塾にお願いして、月例のテストをファックスで送ってもらい、答案を採点してもらったり、偏差値を出して、進学や学習の相談にのってもらっている人もいたそうなので、学習のペースメーカーとして利用するのもいいかもしれません。 個人的な感想ですが、長年海外にいると時々、帰国受験だからいかに優遇してもらえるかとか、海外にいたのだから多少学力が低くても仕方がない、と話す保護者もいるなかで、今からいろいろ悩まれて情報を集めていらしゃるならば、大丈夫だと思いますよ。 |
▼国語力さん,今年受験さん、頑張ってくださいさん、 本当に、貴重なアドバイス、ご意見、ありがとうございました。 >3歳からということは第一言語はもう英語という感じですか? 残念ながら、うちの子は3歳から外国暮らしで、5歳から家庭教師をつけたにもかかわらず、どうも第一言語が外国語、ということはないようです。後から始めた日本語の方が、読み書きの習得度も早かったし、 いまでも、ボキャブラリーの面からして、読解力は日本語の方が上です。最も、うちは一箇所に駐在しているわけではなく、ここ6年で現在は3カ国目です。したがって、選択の外国語は学校の中だけで学ぶ、こともあったわけで、もともと語学のセンスがいまいちの上に、こうした環境も、ずっと現地校に通ったお子さんと比べるとマイナスといえるでしょう。 私が最も恐れたのは、どちらも中途半端になってしまうのではないか、語学も いまいち、国語もどんなに頑張っても全日制の日本人学校に通っている子にはかなわないだろうし、とか、ネガティブに考え出すと、きりがないのです。 でも、皆さんの体験談や、励ましのおかげで、もっとポジティブに子供のことを考えてやろう、これだけ努力しているのだから、それが報われる日も来るだろう、と思えるようになりました。 うちの子はどちらかというと理数系に興味があり、算数などは両方でいい点を取っています。本人は日本で理科を早く学びたいようです。 帰国子女は、いわば、国語や外国語や、作文など、どちらかといえば文系の要素が重視されるわけで、そういう意味では、志望校選択も情報収集をおこたりなく、子供の能力が生かせるところを選びたいと思います。 また、最寄の都市の日本語塾にアプローチしてみるとか、客観的に子供の語学力を知るためにいろいろな模試を受ける、のもいいアイディアだと思いました。 本当に皆様ありがとうございました。 |