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 ▼何を褒めろと言うの??  なぜなぜ? 04/5/28(金) 21:20
   ┣一歩下がって  may 04/5/28(金) 22:49
   ┃  ┗Re:一歩下がって  おせわさま 04/5/29(土) 22:55
   ┃     ┗叱る方がずっと簡単  親業の難しさ 04/5/30(日) 13:46
   ┣Re:何を褒めろと言うの??  新小六ママ 04/5/28(金) 23:49
   ┣「手段」と「目的」  しろくま 04/5/29(土) 0:02
   ┃  ┗Re:「手段」と「目的」  褒められても・・・ 04/5/29(土) 10:56
   ┣Re:何を褒めろと言うの??  ヨーク、考えよ。 04/5/29(土) 14:37
   ┃  ┗Re:何を褒めろと言うの??  OK牧場 04/5/30(日) 9:26
   ┗Re:何を褒めろと言うの??  塾長andプロ家庭教師 04/5/30(日) 16:58

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 ■題名 : 何を褒めろと言うの??
 ■名前 : なぜなぜ?
 ■日付 : 04/5/28(金) 21:20
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   塾では保護者会の時も、個人懇談の時も先生方が口を揃えて「褒めてください。」少しでもよいところを見つけてあげて!」と言われます・・・。
が・・・、偏差値は下がる一方、テスト2週間前なのに「何時から宿題と復習を始めるの?」と言われなきゃダラダラといつまでもテレビを見る。
お習字を習わせてたのに『て』だか『へ』だか、『6』だか『0』だか『9』だか分からん字を書く。
一歩家を出れば、消極的で先生に質問も出来ない。
反抗期に入っているからか、素直にアドバイスを聞かない。
ま〜だまだあります・・・。
いったいなにを褒めればいいんでしょうか?
テストが終わる度に、出さなきゃいけない『どんなに頑張ったか。何を褒めてあげたか書いて下さい』というプリントが恐ろしいです・・・。
前回は本当に書く事がなくて、「自分の名前を忘れずによく書けたと思います』と書いてしまいました・・・。
情けない話です!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 一歩下がって  ■名前 : may  ■日付 : 04/5/28(金) 22:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼なぜなぜ?さん:
お気持ちはわかります。わが子を見ながらイライラされる様子、
とってもよくわかります。私も思わず、怒鳴ってしまうこともあります。
でも こもままでは 子供さんだけでなく
お母さまも追い詰められて、もっと隅っこまで追いやられないですか。
もう少し離れたところから 見てみられたらいかがでしょうか?

一番の味方であるお母さまが
あまりに否定されてばかりだと
子供さんも自分で自分を否定してしまい
自暴自棄になってしまいませんか?

勉強のことだけでなく
「塾に間に合うように寄り道しないで帰ってきたのね」
「ご飯残さずに食べれたわね」とか
こちらが言わないとしなかったことでも
「ちゃんとできたね」とか
少しでも 子供さんが自分を認めてもらえたと
思うことが今、一番大切じゃないでしょうか?

状況がしっかりわからないのにエラそうにごめんなさい。
でも 瞬間的に「こんな子のどこが誉められるのよっ!」なんて
思う気持ちになることは 確かにあるんです。
怒鳴り散らしたいこともあるんです。
でも やっぱり母親は子供の最大の味方なんだよなと
胸のうちに押さえるようにしている自分と重なったもので・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:一歩下がって  ■名前 : おせわさま  ■日付 : 04/5/29(土) 22:55  -------------------------------------------------------------------------
   >▼なぜなぜ?さん:
>勉強のことだけでなく
>「塾に間に合うように寄り道しないで帰ってきたのね」
>「ご飯残さずに食べれたわね」とか
>こちらが言わないとしなかったことでも
>「ちゃんとできたね」とか
>少しでも 子供さんが自分を認めてもらえたと
>思うことが今、一番大切じゃないでしょうか?

こんな風にできたらいいですよね。

「わかっちゃいるけどほめられない
脳を育てる…ほめる表現力」
高取しづか著

よかったですよ。ご参考に。。。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 叱る方がずっと簡単  ■名前 : 親業の難しさ  ■日付 : 04/5/30(日) 13:46  -------------------------------------------------------------------------
   もし6年生なら
子どもの今の様子、3ヶ月後の様子、6ヶ月後の様子、受験日当日の様子。
これから半年余りの間にどのように変わっていくのか今はまだ誰にも
分からないはず。ただ親の方はこれまでの経緯と今の状態から
今までの漠然とした不安ではなく「このままで間に合うのだろうか」
とタイムリミットを意識した具体的な危機感を
覚えるようになる時期ではないですか?

しかし子どもがそれを意識して具体的に何が必要か自分から
取り組もうとするのは秋口ではないかと思います。
成績が右肩上がりで最後まで伸びていく小数派を除いては。
スポーツと同じく勉強も自分で弱点を意識して納得しなければ
いくら客観的に指摘されてもその場限りの注意で終わってしまう。

決して子どもをおだてて机に向かわせる必要はないと思います。
受験をしてその学校に入りたいのは誰なのか自覚させることが大切では?
ただこれまでの努力を無駄にすることなく最大限の効果を上げるためには
けなすことよりも、以前に比べて出来るようになったこと、まだ結果には
表れていないが継続している努力に対してそれを認める方がずっと効果的
だと思います。結果だけを見て上司に貶されるよりも努力の過程を認められた方が
今後のやる気に繋がるのと同じように。

それから今までやってきたことの中で公開の成績を上げるには
算数等の時間配分を考えて出来る問題の確かめをして確実に得点することや
過去問から理科の苦手分野をクリアすることでそれぞれ10〜20点upは
難しくないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:何を褒めろと言うの??  ■名前 : 新小六ママ  ■日付 : 04/5/28(金) 23:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼なぜなぜ?さん:
テスト前後、私もよくそんな気持ちになります(^^)
ただ自分が子供の頃を思い出しても、叱っただけではやる気はでないというのは身にしみて分かっています(笑)
次々出てくる愚痴は深呼吸してグッと堪えて、何とか褒められるポイントを考えましょう。

・塾をサボらなかった(愚痴りながらも通ってる)
・テストを受けて自分の弱点がわかった(結果が悪ければ尚更)
・宿題はこなした(叱られながらでも)
・健康管理ができて病欠しなかった(たまたまでも)
・テストを放棄しなかった(取り合えず受けた)

きっと↑これは大丈夫でしょう?
そして一番は、周りには遊びっぱなしの友達も多いのに、中学受験しようとするのは偉い!
最後の褒め言葉はこれに尽きるんではないでしょうか?
大人でも「あ〜私って今頑張ってる!?」って思える時、一番張り切っていると思うんです。
子供なら尚更かな?

と言いつつ、ダラダラする姿を見ては愚痴をグッと堪え『中学受験には母も忍耐が必要なのね〜・・忍耐・忍耐』と呪文のように唱え、優し〜く「そろそろ宿題始めた方がいいんじゃない〜」と声をかけながら、ストレスと戦う私です(笑)
お互い頑張りましょう!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 「手段」と「目的」  ■名前 : しろくま  ■日付 : 04/5/29(土) 0:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼なぜなぜ?さん:

 小6の男の子の父親です。

 塾が子どもを「褒めて下さい」というのは子どもを気分良く
机に向かわせることが「目的」の「手段」だと思うんです。
だから「褒める」ことが目的になってしまうとしんどいのかな、と・・・

 実状がよくわかりませんので推測になるのですが、
お子さんが気分良く机に向かってくれないことにはいくら褒めるところを
探しても厳しいのではないでしょうか。

 あせる気持ちもあるでしょうが、原点に戻って「何で勉強するのか」
あたりの話をじっくりとお子さんと話し合ってはいかがですか。

 結局のところ子どもが自分でその気になってくれないことには
いくら褒めてもどうにもならないでしょうから。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:「手段」と「目的」  ■名前 : 褒められても・・・  ■日付 : 04/5/29(土) 10:56  -------------------------------------------------------------------------
   ▼しろくまさん:
>▼なぜなぜ?さん:
>
> 小6の男の子の父親です。
>
> 塾が子どもを「褒めて下さい」というのは子どもを気分良く
>机に向かわせることが「目的」の「手段」だと思うんです。
>だから「褒める」ことが目的になってしまうとしんどいのかな、と・・・
>
> 実状がよくわかりませんので推測になるのですが、
>お子さんが気分良く机に向かってくれないことにはいくら褒めるところを
>探しても厳しいのではないでしょうか。
>
> あせる気持ちもあるでしょうが、原点に戻って「何で勉強するのか」
>あたりの話をじっくりとお子さんと話し合ってはいかがですか。
>
> 結局のところ子どもが自分でその気になってくれないことには
>いくら褒めてもどうにもならないでしょうから。

私も同感です。
子供も高学年にもなれば
あまり基本的なところを褒められても嬉しくないのでは?
反対に反抗期のお子さんだと
何言ってるの?とさめた目で親を見るようになることも・・・。
もう少し大人扱いしながら
何故親があせるのか・・・などじっくり話す方が
納得すると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:何を褒めろと言うの??  ■名前 : ヨーク、考えよ。  ■日付 : 04/5/29(土) 14:37  -------------------------------------------------------------------------
   無理して誉める必要ないですよ。

塾的には、「もう塾いくのヤダ」
と、なるのが一番困るのです。

誉めて育てる。実に耳障りの良いフェレーズです。
でも、誉めて出来るのは、所詮たいした到達点ではありません。
いよいよ入試前は考えものですが、今の時期、叱咤激励も有効です。
激励して激励して、子供とぶつかって信頼関を築くのです。
そして、本番前に、誉めるのです。「良く耐えて、頑張った。」と、
信頼している親に、言われるから本人もその気になるのです。

なんとか、「せめて親よりも」というおもいで高い月謝を、払っているわけです。
中途半端に誉めると、子供は、増長するだけです。
本気で、子供に怒鳴れるのは、親だけです。

受験において、親が監督、塾はコーチ、クラスはペースメイカーです。
監督さん、しっかりしてください。
ガンバレ。
最後に責任をとるのは親です。お金を出すのは親です。
塾任せでは、何も開けません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:何を褒めろと言うの??  ■名前 : OK牧場  ■日付 : 04/5/30(日) 9:26  -------------------------------------------------------------------------
   ヨーク、考えよ。さん:の、
>無理して誉める必要ないですよ。
>本気で、子供に怒鳴れるのは、親だけです。

というご意見に全く同意です。
ほめる教育
しかる教育
昨今、前者がクローズアップされ、マニュアルまで作成されているようですが、
実は、後者も教育には不可欠の要素。
本当の信頼関係がなければ心から「しかり/しかられる」ことはなかなかできないものです。

幼児の頃ならともかく、高学年ともなれば、作為的な「ほめことば」は子どもも見抜くはず。
うわべのほめ言葉を探すことより、
根底のところで子どもとの信頼関係をより深めることのほうに
お力を注がれれば、それでOK!v(^^)なのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:何を褒めろと言うの??  ■名前 : 塾長andプロ家庭教師  ■日付 : 04/5/30(日) 16:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼なぜなぜ?さん:

 凧あげをしたことがありますか?凧を上げるときまず糸を引いてから糸を送って上げていくと空高くあがるものです。更に高く上げたいときも一度たぐりよせてから糸を送っていくのです。これと子供の教育は似ていると思います。
 例えば、全く勉強していなくて悪い点数を取ってきたとします。その時、お母さんはまず勉強していなかったことを戒めそしてこの結果になったということを指摘します。いわゆる「怒る」ということします。ここで辞めてはいけません。もう一度答案を見返すのです。例えば最後のほうの難しそうな問題ができていたとしましょう。そうすると、それを感心しながらほめるのです。やればかなりの得点が取れたのではないかと本人に言って聞かせるのです。そして、次のテストで少し勉強し得点が高かったとき、いっしょになって喜び褒め称えるのです。このようにされて嫌だと思う子供はいません。大人でもいないでしょう。これをうまくできたのが去年阪神を優勝させた「星野監督」だったのです。怒られただけでは誰もついてきません。ただ、褒められているだけでは馬鹿にされているように感じる場合もありますし、甘えてしまう場合もあります。「アメとムチ」をうまく使いこなすことが必要なのです。そしてそれを同時期に行うことが子供さんに対して必要なのです。
 母親は母性本能からでしょうか、怒るのは非常にうまいものです。ただ、褒めるのはなかなか苦手な人が多くそのためにその塾では褒めることを強調されていたのではないでしょうか。当事者でないのではっきりとはいえませんが…。
 一度、星野流の教育をしてみてはいかがですか。ご健闘をお祈りします。

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