Page 374 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼R3の偏差値が少しあまくないですか? ネギトロ 04/2/22(日) 18:55 ┣Re:R3の偏差値が少しあまくないですか? 横レス 04/2/22(日) 19:17 ┗Re:R3の偏差値が少しあまくないですか? ミストレス 04/2/23(月) 9:58 ┣やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ネギトロ 04/2/26(木) 23:20 ┃ ┣Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ミストレス 04/2/27(金) 0:47 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? スミマセン 04/2/29(日) 14:27 ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 質問者 04/2/29(日) 22:48 ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ネギトロ 04/3/1(月) 0:18 ┃ ┣Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? あります 04/3/1(月) 13:47 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ネギトロ 04/3/1(月) 21:31 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? あります 04/3/1(月) 23:33 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ネギトロ 04/3/2(火) 1:08 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 変身 04/3/4(木) 2:01 ┃ ┃ ┣Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? データ分析の必要性 04/3/4(木) 21:03 ┃ ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 変身 04/3/5(金) 0:21 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? ネギトロ 04/3/5(金) 0:47 ┃ ┃ ┣Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 一言 04/3/5(金) 10:31 ┃ ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? もと関西 04/3/5(金) 18:25 ┃ ┣Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 技術屋 04/3/1(月) 22:53 ┃ ┗Re:やはりR3の偏差値があまいと思うのですが? 質問者 04/3/1(月) 23:29 ┗Re:R3の偏差値が少しあまくないですか? 変身 04/2/29(日) 17:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : R3の偏差値が少しあまくないですか? ■名前 : ネギトロ ■日付 : 04/2/22(日) 18:55 -------------------------------------------------------------------------
新5年の親です。「そろそろ志望校を考えなきゃ」、「今年は文化祭見学も行かなきゃ」と思っており、第一志望はR3(50%)以上の合格率のところを受験させたいと思っております。日能研の会員専用ページMY NICHINOKENの「中学情報」の中に学校別の情報ページがあり、その中に「志望者人数推移」というページに2003年の日能研生徒の偏差値別受験者数と合格者数が出ています。それを見ると、たとえば 麻布中(偏差値60から64まで)の、受験者数121人 合格者数50人 合格率41.3%であるのに、一方で、日能研提示のR3(50%の合格偏差値)は60となっています。偏差値60から64の生徒がまんべんなく受験しているとすれば、合格率が41.3%を示す偏差値は、その中央値である62程度のはずで、R3(50%)はさらに高い偏差値にあるように思えるのですが、日能研が提示しているR3偏差値は低すぎない(あますぎない)でしょうか? 同じように、 海城中1回(偏差値55から59まで)の、受験者34人 合格者14人 合格率41.2%であるのに、R3は54 海城中2回(偏差値60から64まで)の、受験者60人 合格者33人 合格率55%であるのに、R3は59 巣鴨中1回(偏差値50から54まで)の、受験者28人 合格者12人 合格率42.8%であるのに、R3は50 巣鴨中2回(偏差値55から59まで)の、受験者30人 合格者11人 合格率36.7%であるのに、R3は55 全体的にR3があますぎるように思えますが、いかがでしょうか?将来、息子が受験する学校を決めるために、R3は大切な情報であり、ご意見頂ければ幸いです。 |
R3の解釈が違うと思います。 麻布のR3が60というのは偏差値60以上の合否を「上から全部合計」すると 合格・不合格の数が半々、というラインです。 ですから60〜64の合否だけを見れば、当然50%よりも低いです。 |
▼ネギトロさん: >日能研が提示しているR3偏差値は低すぎない(あますぎない)でしょうか? まず、横レスさんの説は誤解だと思います。 R4=60と言ったら、偏差値60の子が80%の確率で合格できるということ、 R3=55と言ったら、偏差値55の子が50%の確率で合格できるということです。 Rは確かRange(範囲)の略ですから、R4は合格可能性80%以上の範囲、 R3は合格可能性50%〜80%の範囲ということになり、 それぞれRangeの下限は可能性が80%と50%ということになります。 で、ネギトロさんの指摘なんですが、 私も以前同じような疑問を持ったことがありいろいろ調べて見ました。 そこで出た結論は「日能研は偏差値をいじりたがらない」ということです。 たとえば、海城と巣鴨の場合、2002年の合格実績を見てください。 2003年よりだいぶ入りやすい感じですよね。 両校の偏差値も2002年の数字なら納得がいくと思います。 つまり、この両校は一昨年に比べて去年の難易度が上がっているんです。 でも、日能研はたった一年、この程度の難化では偏差値をいじりません。 今年の入試でもう一度同じような傾向が続いたら、 そこで初めて偏差値を上げるようです。 同様に、前年と比べて難易度が下がってる場合でも、 急には偏差値を下げたりしません。 だから、海城や巣鴨とは逆に、辛すぎる偏差値もけっこうあるのです。 一方、四谷の場合は、その年の入試結果を、ダイレクトに偏差値に反映します。 だから、日能研と比べて年ごとの偏差値の変動がかなり大きいですね。 たとえば、5人くらいの少ないサンプル数の中で、 合格率80%だの50%だのといっても、けっこう誤差も生じるわけで、 それでも結果は結果として、正確に偏差値に反映するのが四谷、 その辺の誤差は独自のノウハウで修正してしまおうというのが日能研。 それぞれ賛否はあるでしょうが、私個人の意見としては、 結果偏差値はやはり結果通りに、修正の部分は予想偏差値で、 というのがいいんじゃないかと思っています。 |
横レスさま、ミストレスさま、お返事ありがとうございます。 ミストレス様の言うとおり、日能研ホームページの説明には R4=60と言ったら、偏差値60の子が80%の確率で合格できる可能性あると、 R3=55と言ったら、偏差値55の子が50%の確率で合格できる可能性あると記載してあります。 実は、ミストレス様の意見を読んで一度は「なるほど」と納得したのですが、2003年の日能研受験結果を実際に調べてみると全体的にR3は甘めで、辛すぎる偏差値の学校が見当たりません。 2003年日能研の受験結果、都内の男子校でR3が30以上の学校について、全校調べてみました。 (日能研では偏差値30以下はひとまとめに受験者数をまとめているため、R3が30以下は評価不能) 中学校名とR3値 下記偏差値レンジ内の 受験者数 合格者数 合格率 麻布中学 R3=60 (偏差値60以上65未満の 121人 50人 41%) 海城中学 R3=54 (偏差値55以上60未満の 34人 14人 41%) 開成中学 R3=64 (偏差値65以上70未満の 95人 57人 60%) 学習院中 R3=50 (偏差値50以上55未満の 40人 22人 55%) 暁星中学 R3=54 (偏差値50以上55未満の 26人 7人 27%) ちなみに暁星中 偏差値55以上60未満の 23人 17人 74%) 攻玉社中 R3=49 (偏差値50以上55未満の 36人 17人 47%) 佼成学園 R3=33 (偏差値30以上35未満の 11人 6人 55%) 駒場東邦 R3=60 (偏差値60以上65未満の 137人 62人 45%) 芝浦工中 R3=39 (偏差値40以上45未満の 34人 18人 53%) 芝中学校 R3=52(偏差値50以上55未満の 76人 28人 37%) 城北中学 R3=48(偏差値45以上50未満の 55人 17人 31%) 巣鴨中学 R3=50(偏差値50以上55未満の 28人 12人 42%) 成城中学 R3=41(偏差値40以上45未満の 46人 13人 28%) 世田谷中 R3=43(偏差値40以上45未満の 22人 3人 14%) ちなみに世田谷 偏差値45以上50未満の 25人 11人 44%) 高輪中学 R3=43(偏差値40以上45未満の 24人 8人 33%) ちなみに高輪中 偏差値45以上50未満の 37人 9人 24%) 筑波駒場 R3=68(偏差値65以上70未満の 72人 12人 17%) ちなみに筑駒中 偏差値70以上の 40人 27人 68%) 桐朋中学 R3=55(偏差値55以上60未満の 64人 31人 48%) 独協中学 R3=38(偏差値35以上40未満の 16人 4人 25%) 日大豊山 R3=36(偏差値35以上40未満の 26人 8人 31%) 本郷中学 R3=52(偏差値50以上55未満の 76人 31人 41%) 武蔵工業 R3=40(偏差値40以上45未満の 32人 15人 47%) 武蔵中学 R3=57(偏差値55以上60未満の 45人 15人 33%) 明大中野 R3=42(偏差値40以上45未満の 53人 7人 13%) 明大明治 R3=52(偏差値50以上55未満の 50人 21人 42%) 立教池袋 R3=54(偏差値55以上60未満の 38人 19人 50%) 早稲田中 R3=55(偏差値55以上60未満の 100人 42人 42%) ほとんど全部の学校でR3以上の偏差値レンジで合格率は50%を下廻っています。 やはり日能研のR3は、甘めに設定しているのではないでしょうか? この結果を見ると、R3で50%の合格を期待して受験しても実際は20-30%ということがあり得るのではないでしょうか? |
▼ネギトロさん: >ほとんど全部の学校でR3以上の偏差値レンジで合格率は50%を下廻っています。 >やはり日能研のR3は、甘めに設定しているのではないでしょうか? 確かにおっしゃる通りかもしれません。 私は女子校のしかもR4しか見てなかったので、たとえば豊島岡の3回目とか、頌栄の2回目なんかはどう考えても辛いよなぁと思っていたのですが、おっしゃるように甘い設定が圧倒的に多いようです。 女子の場合、御三家は今年、軒並み偏差値を2ポイント上げましたが、実際はさらにもう2ポイント高くてもいいくらいだと思います。 いずれにしても志望校を決める際には、「日能研の偏差値はかなり甘い」ということを肝に銘じておいたほうがよさそうですね。 |
▼ミストレスさん: >いずれにしても志望校を決める際には、「日能研の偏差値はかなり甘い」ということを肝に銘じておいたほうがよさそうですね。 横から失礼致します。 日能研生での公開模試をずっと受け続けているのなら、その偏差値をそのまま日能研の出している各学校の偏差に照らし合わせて問題ないと思いますよ。偏差値自体はそのテストを受けた集団の中での位置を示しているに過ぎないので、他塾のテストならその集団の中での位置付け、よって其々の塾で各学校の偏差値差がでるのもいたしかたないかと。(それにNの偏差値は男女合わせて、四谷は別と聞いた気がするのですが・・・) 今年受験でしたが、本当にあの通り!!っていうのが実感でした。 6年での年間平均がR4越えのお子さんはその学校に殆ど合格、R3ならば五分五分・・・ かく言ううちの子も、本当に確率通りの結果でした・・・(T_T) 甘くは無いと感じています。 |
▼ネギトロさん: >横レスさま、ミストレスさま、お返事ありがとうございます。 >ミストレス様の言うとおり、日能研ホームページの説明には >R4=60と言ったら、偏差値60の子が80%の確率で合格できる可能性あると、 >R3=55と言ったら、偏差値55の子が50%の確率で合格できる可能性あると記載してあります。 それでは何故,偏差値に上限をつけてデータを改ざんされているのでしょうか? >麻布中学 R3=60 (偏差値60以上65未満の 121人 50人 41%) 麻布中学 R3=60 (偏差値60以上 196人 111人 57%) |
質問者様 レスありがとうございます。論点が2点あると思います。 (1)麻布中 R3=60 と言ったら、偏差値60の子が50%の確率で合格できる可能性あると日能研のホームページに記載してあります。 これは偏差値60以上の子(以上が付くかどうかに注目してください)が受験したときの確率ではなく、偏差値60の子が50%の確率で受かる可能性があるということです。 2003年の結果、麻布中のR3は60で、確かに偏差値60以上の子は196人中111人合格で、合格率57%ですが、これは偏差値60の子の結果ではありません。 偏差値70以上の子11人中11人合格 偏差値65以上70未満の子64人中50人合格、と言うように上位者の高合格率を含んだ値であると言うことです。 日能研がR3=60 と言ったら、偏差値60の子が50%の確率で合格できる可能性あると言っている以上、R3=60の子が50%の合格率でないとおかしいはずです。 本当は、「R3の偏差値があまいと思うのですが?」と言うスレをたてるときに、日能研の麻布受験者で偏差値=60の子、何人中何人が合格したかと言うデータあれば、それを提示したかったのですが、どこをさがしてもそのデータはありませんでした(残念)。 そのため、日能研が提示してあるデータの中で、一番偏差値の幅が少ないデータを載せました。それが、偏差値60以上65未満です。 (2)麻布中 R3=60なのであれば、本来、偏差値60の子が50%の合格率と言うことです。 ひずみを除けば、偏差値60より61、62、63、64、65と偏差値が上がれば、合格率が上がるのが常識です。 つまり、偏差値60以上65未満の子の合格率は、少なくとも50%を超えていなければおかしいはずです。(偏差値=60の子が50%の合格率なのですから) それなのに、麻布中学 偏差値60以上65未満の 121人中 50人合格 合格率41%) と50%未満の値になるのは、R3があますぎるのではないかという意味です。 >それでは何故,偏差値に上限をつけてデータを改ざんされているのでしょうか? 偏差値に上限をつけてデータを改ざんしているのではなく、R3=60 を評価するためには、偏差値=60の子たちのデータが欲しいのですが、それが残念なことに日能研で提示していないために、(偏差値60以上65未満)の範囲のデータを利用して推測しているのです。 |
昨年度の麻布のデータ詳細にあります。もちろんNです。 偏差値60での(合格者/受験者)は(9/28)で32% 偏差値60〜65では(65/141)で46% です。 |
▼ありますさん: >昨年度の麻布のデータ詳細にあります。もちろんNです。 >偏差値60での(合格者/受験者)は(9/28)で32% >偏差値60〜65では(65/141)で46% >です あります様、レスありがとうございます。 このデータはどこにあるのですか? 一般の人でも見られますか。 是非参考にしたいです。 教えていただければ幸いです。 |
某校舎での2003年度入試報告会での配布資料です。 四谷でいう入試結果グラフと同じ様なものです。 学校別の偏差値毎に合格、進学、不合格がグラフになってます。 2004年度入試報告会は今月行われる予定ですが、同じものが配布されるかは不明です。 |
▼ありますさん: レスありがとうございます。 > 某校舎での2003年度入試報告会での配布資料です。 >四谷でいう入試結果グラフと同じ様なものです。 >学校別の偏差値毎に合格、進学、不合格がグラフになってます。 >2004年度入試報告会は今月行われる予定ですが、同じものが配布されるかは不明です。 残念ながら、自分の校舎の2003年入試報告会では、そのようなすばらしい資料は配布されませんでした。校舎によって資料が若干異なるのですね。2004年の入試報告会でも同様の資料は、ありませんでした。四谷でいう入試結果グラフのようなものがあれば、自分なりにもっと考えられるのに、残念です。 |
このような議論が毎年繰り返される理由は、Nの合格エキスポで配られる合格率データが、一定の偏差値幅に対して表示されているからです。 R3=60の場合、偏差値60の生徒が100名受験すれば、50名が合格する。 こんなの受験を一回でも経験した者には常識です。 Nの説明に間違いはありません。 したがって、R4〜R3の生徒の合格率は、50%を超え、80%未満のはずです。 この点、四谷は、偏差値別に細かく合格者と不合格者を示し、80%偏差値等の根拠を示していますから、誤解が生じにくいと考えられます。 Nは、単年度の結果では、簡単に偏差値を動かしません。 したがって、このような状態が継続すれば、何れR3の数字は修正されると思われます。 そもそも、R4〜R2の幅が、偏差値で10近くもあるということは、 偏差値と合否の相関があまり強くない、即ち偏差値は、 「あくまでも合否に関する目安であり、偏差値にのみ頼るのは危険」 であるということだと考えます。 |
▼変身さん: >このような議論が毎年繰り返される理由は、Nの合格エキスポで配られる合格率データが、一定の偏差値幅に対して表示されているからです。 >R3=60の場合、偏差値60の生徒が100名受験すれば、50名が合格する。 確かにそうあるべきですが、実際には、たとえば、偏差値60は、60.0から61未満までなので、正確には60.5の生徒が50%合格すると考えたほうが良いのではないでしょうか。 >こんなの受験を一回でも経験した者には常識です。 >Nの説明に間違いはありません。 >したがって、R4〜R3の生徒の合格率は、50%を超え、80%未満のはずです。 61(61.0から62未満)の層が仮に合格率53%だったとしましょう。次に60の層が35%だったとき、R3=60と出るでしょう。ですから場合によっては、稀ですが、50%を切る可能性もあります。 このような場合、61.5が53%、60.5が35%ですから、R3=61.3と考えたほうが正確でしょう。 >この点、四谷は、偏差値別に細かく合格者と不合格者を示し、80%偏差値等の根拠を示していますから、誤解が生じにくいと考えられます。 確かに正確に判断できる材料を提供してくれています。 >即ち偏差値は、「あくまでも合否に関する目安であり、偏差値にのみ頼るのは危険」であるということだと考えます。 確かにそうです。データを正確に分析することも必要ということですね。 |
▼データ分析の必要性さん: >確かにそうあるべきですが、実際には、たとえば、偏差値60は、60.0から61 >未満までなので、正確には60.5の生徒が50%合格すると考えたほうが良いの >ではないでしょうか。 →計算上はそうなりますが、そんなに細かい数字に拘っても仕方がないと思います。 そもそも、複数回のテストの平均なのですから。 ちなみに日能研が出す平均偏差値は切り捨てだったと思います。 >61(61.0から62未満)の層が仮に合格率53%だったとしましょう。 >次に60の層が35%だったとき、R3=60と出るでしょう。 >ですから場合によっては、稀ですが、50%を切る可能性もあります。 >このような場合、61.5が53%、60.5が35%ですから、 >R3=61.3と考えたほうが正確でしょう。 →この点四谷は割り切りがはっきりしています。 麻布の合不合データと結果偏差値(2002:去年)です。 偏差値 合格率 67:92% 66:85% 65:79%←80%偏差値 64:63% 63:54% 62:57% 61:52%←50%偏差値 60:37% 59:41% 58:39% http://www.njc.yotsuya-otsuka.co.jp/point/graph/2003/pdf/dan/2003.pdf 日能研は、受験する学校の偏差値別の合不合データ(全受験結果を含む)は見せてくれますが、公開はされません。出来れば、内部生、外部生別に四谷のようなデータが欲しいですね。 データは加工するほど、情報が失われます。 |
▼変身さんへ: レスありがとうございます。 >このような議論が毎年繰り返される理由は、Nの合格エキスポで配られる合格率データが、一定の偏差値幅に対して表示されているからです。 >R3=60の場合、偏差値60の生徒が100名受験すれば、50名が合格する。 >こんなの受験を一回でも経験した者には常識です。 >Nの説明に間違いはありません。 >したがって、R4〜R3の生徒の合格率は、50%を超え、80%未満のはずです。 >この点、四谷は、偏差値別に細かく合格者と不合格者を示し、80%偏差値等の根拠を示していますから、誤解が生じにくいと考えられます。 >Nは、単年度の結果では、簡単に偏差値を動かしません。 >したがって、このような状態が継続すれば、何れR3の数字は修正されると思われます。 変身さんのご意見はもっともだと思います。 今年のEXPO2004に行って来ましたが、その資料を見ると Bゾーン(R3〜R4)の生徒の合格率は 筑駒 16.2% 開成 41.2% 麻布 33.1% 栄光 36.7% 駒東 43.4% 聖光1. 35.5% 聖光2. 33.3% 慶応普 40.9% 武蔵 54.5% 浅野 45.2% 早稲田1. 31.7% 早稲田2. 29.3% なのです。 本来R3〜R4の生徒の合格率は50〜80%の範囲にあるはずですが、ほとんどすべての学校で大幅に下廻っています。 日能研が年毎の特殊な事情や偏差値の大幅な変動要素を独自のノウハウで修正し、単年度では簡単に偏差値を動かさないとするならば、それはある部分理解できます。しかしながら、故意でないにせよ、統計上の修正をあるかたよった方向にのみ修正してしまったとすれば、それは恐ろしいことです。学校によって合格率が高かったり低かったり混在しているならまだしも、このように全体が大幅に下廻っているデータを見せられては少し疑問が残ります。 気難しい我が子が楽しく通ってくれている日能の教室・授業には大変感謝しています。でも、志望校決定に際し、このR3・R4の情報は不安を感じます。自分自身で情報を集める必要性を感じるとともに、日能研には納得のいくR3・R4の設定を期待したいと思います。 |
▼ネギトロさん: >でも、志望校決定に際し、このR3・R4の情報は不安を感じます。自分自身で情報を集める必要性を感じるとともに、日能研には納得のいくR3・R4の設定を期待したいと思います。 私も二人の子受験させましたが、偏差値は本当に参考にしかなりません。 多くの母集団を考えれば、「いやその通り」、「全然違った」、「あの子が合格、ウソ」一番響きの強いのが「え、なんであの子が駄目だったの」・・等の意見。毎年乱立します(どの意見も真実ですが、所詮偏向した真実でしかない。大半にとってはあてにならないということです)。逆にいえば、ある人は正確だ、といってもそれはウソ、不正確だといってもまたウソという訳ですよ。 目的は志望校に合格することですから、この標準的な(志望校にとってはまったくおかど違いな)テストの結果(偏差値)が合格率と関係する訳ないんですよ。 こんなこと、普通、どの親もよーく分かっているんですが(はずですが)、わからない親もいる。何かを頼って受験校を絞っていかなくちゃいけない訳ですから、結果、偏差値となるんでしょうね(これが普通の親ですか)。 いいたいことは、希望通り(実力通り)の合格を勝ち取るには、普通の親じゃいけないということです。 普通の親でない、ならどうすればいいの、と必ず質問出るんでしょうが、それを考えるのが、この中学受験でのもっとも大事な親の役割と思ってます。 以上、偉そうに!という反論、目に見えますが、あえて一言です。 |
▼ネギトロさん: >今年のEXPO2004に行って来ましたが、その資料を見ると >Bゾーン(R3〜R4)の生徒の合格率は (中略) >本来R3〜R4の生徒の合格率は50〜80%の範囲にあるはずですが、ほとんどすべての学校で大幅に下廻っています。 EXPOの資料は「予想」Rのと、実際の合(不合)格者数の比較として提供しています。 「予想」Rは、その年度の公開模試ごとに修正しながらHPで公開しています。 実績と比較して信頼性はいかが?という宣伝です。 「予想」Rが甘すぎたということは、公開模試をとおしてN生が躍進するだろう というNの見通しが狂ったのでしょう。 >日能研には納得のいくR3・R4の設定を期待したいと思います。 ということで、4月の「結果」Rの公表に注目しましょう。 横から失礼しました。 |
統計に関することが論点なのかどうかわかりませんが。 R3=60が偏差値60の人の合格率が50%であると日能研のホームページにあるのだと したら、それは記載のミスなのではないでしょうか。偏差値の上から合格した人と 不合格の人を集計していって、80%なり50%の比になる偏差値を求めるのは 容易ですが、ある決まった偏差値の合格率を算出するのは難しいと思います。 成績とは離れて、工業製品などの場合に類似のデータを集計する場合には 上のようなことが言えると考えます。 例えば、偏差値62の人が10人いて、6人合格した。偏差値61の人は3人いて、 どういうわけか(例えば体調が悪く)、全員不合格。偏差値60の人は5人いて、 2人合格した。という場合、合格率はそれぞれ60%、0%、40%となって しまいます。つまりがたがたした特性になってしまう。そもそも偏差値が きっかり62の人物というのはいませんからね。 このように考えると、やはりある偏差値以上全員の合格率を意味していると 思うのです。 |
>(1)麻布中 R3=60 と言ったら、偏差値60の子が50%の確率で合格できる可能性あると日能研のホームページに記載してあります。 >これは偏差値60以上の子(以上が付くかどうかに注目してください)が受験したときの確率ではなく、偏差値60の子が50%の確率で受かる可能性があるということです。 >2003年の結果、麻布中のR3は60で、確かに偏差値60以上の子は196人中111人合格で、合格率57%ですが、これは偏差値60の子の結果ではありません。 問:偏差値60ですが合格確率は? 答:50%です 問:上位から何%くらいですか? 答:50%です R3を考えるとき母集団を麻布中の受験者全体とすると50%の確率で合格するというという意味は「麻布中の合格者全体を母集団とした場合に偏差値50(上位から50%の成績)となる」ということです.つまり麻布中の合格者の上位半数はR3をクリアしているわけです.近似的にNにあてはめるとNからの合格者が受験者全体のある一定の値(1/2近似,受験者,合格者の偏差値によって加重すると考えられる)になったときの偏差値がR3という考えが(あくまで近似ですが)可能です. >(2)麻布中 R3=60なのであれば、本来、偏差値60の子が50%の合格率と言うことです。 >ひずみを除けば、偏差値60より61、62、63、64、65と偏差値が上がれば、合格率が上がるのが常識です。 >つまり、偏差値60以上65未満の子の合格率は、少なくとも50%を超えていなければおかしいはずです。(偏差値=60の子が50%の合格率なのですから) >それなのに、麻布中学 偏差値60以上65未満の 121人中 50人合格 合格率41%) >と50%未満の値になるのは、R3があますぎるのではないかという意味です。 問:その偏差値60でひとが合格したとしたら何番目? 答:上位から50%と期待される. R=60なので偏差値60ということは麻布中から見れば合格者の50%の割合(偏差値50と同義)ということを表しています.ポイント偏差値以上の合格者を対象にしないことはありませんので…あまいということはありません. Nには内部の規格があって,検定,AQL等を行ってそれで決定しているはずです.しかし正規分布に従わないような(受験者の母集団の学力が高い)場合は偏差値過信は危険です(80%や50%が当落ラインになっていることがある). |
▼ミストレスさん: 以前これと全く同じ議論があり、去年の千葉県某中学校のNとYの結果偏差値の差が大きな話題となりました。 結果としては、当該年の結果偏差値に関してはYが正しい。 但し、特殊な事情があり、偏差値が多きく変動する要因があった場合にはNの偏差値を見た方が判断を誤らないというものでした。 「Nは偏差値を簡単にはいじらない。」 全くその通りだと思いますが、変動要因のチェックを怠らないことが肝要だと思います。 こまめな情報収集をお勧めします。 |