Page 1085 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼国語につて・・・ 悩める親子 04/6/4(金) 22:47 ┣Re:国語につて・・・ 子供 04/6/4(金) 22:51 ┣Re:国語につて・・・ うちも 04/6/5(土) 1:44 ┃ ┗Re:国語につて・・・ やっぱり 04/6/7(月) 8:24 ┃ ┗Re:国語につて・・・ 忍耐 04/6/7(月) 13:30 ┃ ┗Re:国語につて・・・ 一講師 04/6/7(月) 14:40 ┣Re:国語につて・・・ ブンブン 04/6/5(土) 2:59 ┗Re:国語につて・・・ まいまい 04/6/5(土) 16:15 ┗Re:国語につて・・・ 悩める親子 04/6/5(土) 18:42 ┗Re:国語につて・・・ まいまい 04/6/5(土) 20:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 国語につて・・・ ■名前 : 悩める親子 ■日付 : 04/6/4(金) 22:47 -------------------------------------------------------------------------
小6女の子の母親です。 一般的に女の子は国語ができるというのですが どしようもなく、できません。 本人もとても悩んでいます。 何か、これぞというアドバイスがあれば 是非教えていただきたいのですが。 |
本を読むのが一番だと思います。 |
▼悩める親子さん: うちの娘は小5ですが、やはり国語ができません。 一般的に男子より女子のほうが国語ができると いわれているし、実際そのような方が多いのでとても悩んでいました。 私自身は国語がとても得意で、自身の中学受験のときも 有利になるようにわざわざ国語の難しい学校を選択して受験し、 その年は特別国語が難しかったといわれる難関女子校に合格を いただきましたので、よけいに自分の娘ができないことに 焦りを感じていました。 一方下の子は男の子ですが、考え方も性格も私似で国語が得意です。 また、人の気持ちを理解したり察したりすることに 特別長けているような気がいたします。 上の娘は良い意味でも悪い意味でもマイペース。 人が何をやっていようがあまり気にしないたちで 人の気持ちを察したり、気配を探ることも不得意です。 生まれてから今まで10年間、楽器をやらせたりして いろいろなことで、そういった感情を育てるように 人一倍時間を割いて育てたつもりです。 でもこういうことはいくら努力しても、そういう性格で 生まれた以上、平均以上には、人の気持ちに敏感に なれるものではないということが、最近わかってきました。 というのも、下の子は特別何もしなくてもそういったことに 特別敏感だからです。 国語の話に戻りますが、国語の大問を解く場合(物語などは特に) 人の心情を読む、書いた人の気持ちになってみて問題を解く ということが苦手な子は、とても不利だと思います。 人の気持ちを読むのが得意な子、敏感な子は、 どんな気持ちになるか、はすぐにわかるので、それを 言葉として自分の表現で文章に表せるようにする練習をすれば よいだけですが、敏感でない子の場合、まずどういう感情になるか、 が理解できないのですから、解くのは難しいと思います。 一般的には本を読みましょうとかいわれますが、 うちの娘はいわゆる本の虫で、小さなころから本ばかり読んでいて、 今では高校生が読むようなかなり難しい本まで、受験勉強の合間に 隠れるようにして読んでいます。 読む本の種類に関しては物語、小説、評論文など それはもうさまざまなのでここが面白いのです。 下の子も同じように本が好きですが、どうも二人は 同じ本でも、読み方、がかなり違うようです。 娘はそこで起こった出来事や内容を物理的に表面的に追っているだけで、 息子はそこで完全に感情移入して読んでいます。 娘は物語文以外の、論説文や解説文などはとても得意で、 こちらが結構難しいかな、と思われるような問題でも すらすら的確に答えを出してきます。 それに文以外の漢字や語句、ことわざ等はいつもほとんど満点です。 しかし、「こんな簡単な感情が理解できないのか」とあきれることも あるくらい、人の心情に関しての文章にはついていけないのです。 悩める親子さんのお嬢様がどういった形で国語が苦手で いらっしゃるのかわからないのですが、できる、できないは 国語の中でも分野によって違い、また、 女子、男子というより、本人の性格のような気がします。 女子校の場合、学校側が人の気持ちに敏感な子供を求めている 場合が多いため、試験問題もそういう問題の割合が多くなるようです。 私も主人も娘が受験勉強を始める前は、私の母校のようなタイプの 女子校にいれたかったのですが、娘の性格や、 問題の解き方を見ていて、娘にはあわないと思い、 志望校を変更しました。 というのも娘の得意なタイプの国語の問題を出す学校(要するに 物語文がほとんどでない)の過去問をやらせてみたところ、 かなりできるのです。 これはもちろん国語だけに限らないと思います。 娘は国語が苦手な分、算数や理科などぴっちりした答えが出る 分野はとても得意で、反対に息子はそういったところが 苦手だからです。 仕方がないので娘は今でも、少しでもそういった短所を埋めるために、 ひたすら漢字や語句、ことわざなど確実に点が取れるところの 勉強を続けています。 やはり女子、男子ではなく、その子の性格や得意分野との 学校が求めている子との相性があると思うので、 どこが苦手なのか、じっくり見定めてみると少し違うかもしれませんし、 また新たな道が開けるかもしれません。 一緒にがんばりましょう。 >小6女の子の母親です。 >一般的に女の子は国語ができるというのですが >どしようもなく、できません。 >本人もとても悩んでいます。 >何か、これぞというアドバイスがあれば >是非教えていただきたいのですが。 |
▼うちもさん: >一般的には本を読みましょうとかいわれますが、 >うちの娘はいわゆる本の虫で、小さなころから本ばかり読んでいて、 >今では高校生が読むようなかなり難しい本まで、受験勉強の合間に >隠れるようにして読んでいます。 > >読む本の種類に関しては物語、小説、評論文など >それはもうさまざまなのでここが面白いのです。 >下の子も同じように本が好きですが、どうも二人は >同じ本でも、読み方、がかなり違うようです。 >娘はそこで起こった出来事や内容を物理的に表面的に追っているだけで、 >息子はそこで完全に感情移入して読んでいます。 よく、国語が出来ない→本を読みましょう、という意見がありますが、本を読むことによって、解決できる分野とそうでない分野があることが、よくわかりました。 国語が苦手な人の中には、文章を読むのが嫌い、文章を読むのが遅いというタイプの子がいます。そういう場合には、文章慣れする為に、とにかく本を読むというのは有効な気がします。 けれども、文章は速く読めるけれど・・・というタイプは、本を読めば国語が出来るようになる、という単純な問題ではないと思います。 うちもさんのお嬢さんが、本の虫だけれど、物語文が苦手、という話を伺って、そういうタイプのお子さんはいるだろうな、と思いました。 受験国語は、国語というより、道徳的なことが含まれているからです。 説明文、論説分の読み取りよりも、物語文は「作者はきっとこう考えているだろうな」と推測して書いていかなければなりません。それを感じられる子の答を正解とするのです。 同じ国語が苦手でも、物語文が苦手、逆に説明文、論説文が苦手な2タイプいるのですね。 それによって、力を入れる場所も違うのかも知れません。 うちの子は全体的に国語は苦手ですが、どちらかというと物語文の方がましです。 説明文の正確な書き抜きが見つけにくいのに対して、物語文の方が自分で考えて書けば何かしら点がもらえるので、いいみたいです。 うちもさんのご意見で、本が読めるようになった、では次は?ということを考えることにつながりました。 |
▼やっぱりさん: >同じ国語が苦手でも、物語文が苦手、逆に説明文、論説文が苦手な2タイプいるのですね。 >それによって、力を入れる場所も違うのかも知れません。 > >うちの子は全体的に国語は苦手ですが、どちらかというと物語文の方がましです。 >説明文の正確な書き抜きが見つけにくいのに対して、物語文の方が自分で考えて書けば何かしら点がもらえるので、いいみたいです。 > >うちもさんのご意見で、本が読めるようになった、では次は?ということを考えることにつながりました。 国語の先生には、たくさんのものを速く読むというより、一つの文章をじっくり考え話し合っていくほうが良い、と言われました。 指示語や要約は、小手先のテクニックでなんとかなるでしょう。その手の本も出ているようですから、参考にするのもいいですね。 読解とは関係ない、文法や語句、漢字を完璧にする。 国語の文章の相性の良い学校を選ぶ。 これで、当座はなんとかなるでしょう(偏差値50は超えると思います) もっと上を目指したかったら、あとは「精神的に育つのを待つ」ことしかないと思います。 心情理解は、小さいうちから本能的に持っている子と、後から育つ子がいると思うのです。後者は、もう経験値をつんで、大人になるのを待つしかないんじゃないかしら。 |
【17572】で、まいまいさんが紹介された過去レスにあった塾講師さんのコメントを読みました。特に【2218】のレスに書いてあるようなことを、ご家庭で実施していただければどれほど有難いことかと思います(苦笑) さて、国語力に対する読書の有効性については、数値として示すことは寡聞にしていたしかねますが、「ある」と申し上げましょう。ただし、必要十分条件ではありません。 つまり、「読書をしていれば」入試問題が解けるわけでもなく、「読書をしなければ」入試問題が解けないわけでもないのです。もちろん、「読書をしておくに」こしたことはありません。 なぜかというと、まず、入試で扱われる題材です。これは偏差値50前後の学校でも、小学生向けの本などからとることは、まずありません。よって自主的な読書によって蓄積できる「体験の質」が、要求されている課題の内容に及びません。これは、随筆文・説明文であるほど顕著です。そして、物語文においてでさえ、難関校で扱われる題材の複雑さに立ち向かおうとした場合には、「ふつうの読書」では太刀打ちできないでしょう。 それでは、対策法として何が挙げられるのか… これは、もう問題を解くしかないのです。問題、すなわちかつて入試で出題された質量共に伴った教材は、多くの大手塾で授業としても宿題としてもテキストに反映されています。よって、無理をしてハリー・ポッターを読ませるぐらいなら、塾でやった文章をもう一度読ませる方が効果的です。 ところで、先に読書をしておくにこしたことはない、と申しましたが、それは「読むスピード」についてです。活字を追うことに馴れている生徒と、そうでない生徒では文章の処理速度が違います。これは、本番の限られた時間内で解き直しの時間を捻出する上でも大事なところになります。ただし、やはり「読む速さ」を身につけるのは「じっくり理解して読む」の次の段階になります。お子さんの理解度を測る簡単な方法としては、その日塾でやった教材を音読させてみるというのがよいでしょう。 |
「できない」の中身と程度が不明なので、的外れの可能性も高いのですが、対策例を。 記号で答える問題はできても、「15字で抜き出せ」のような記述ができない場合があります。本文の怪しそうな部分を5字毎に区切って書き込みながら数えるなど、書き込みが必要です。最後にで3分時間が余って見直すときに、先ほど探したところが分かるので、見直す時間が有効に使えます。(見直す気力もわきます) どのように読んだら良いかわからない場合もあります。書き抜けの問題を平均点に達していない生徒に教えるなら、開き直って「傍線部の前後5行を探せ。それ以上離れた場所に答があって見つけられなかったら、他の人もなかなか探せないから捨てなさい!」と教えるのも良いでしょう。 苦手意識を持っていて力を出せない場合があります。思い切って都立高校入試問題の国語の長文を解いてもらい、「すごい、苦手と言いながら4割取れたじゃないか!もう中1の力はあるよ」と誉める方法もあります。 |
このサイトの国語の勉強法は、もうご覧になりましたか? 旧掲示板に”塾講師”さんと言うHNの方が、 様々な国語の悩みについて答えておられますよ。 書きこみを巡り賛否両論ありましたが、 うちも国語には苦労しましたので、昨年はずいぶん 参考にさせて頂きました。 PS ブンブンさん 見当外れだったら、ごめんなさい もしかしたら以前ご一緒したのでは?? と思えるのですが・・・ なんとなく懐かしく、カキコしました。 (怪しい者ではありませんので、どうぞご安心を。) |
▼まいまいさん: >このサイトの国語の勉強法は、もうご覧になりましたか? >旧掲示板に”塾講師”さんと言うHNの方が、 >様々な国語の悩みについて答えておられますよ。 ↑ どうしても見つかりません。URLを教えていただけませんか。 皆様の意見とても参考になりました。 うちの娘は「うちの」のお嬢様にあまりににも似ているので驚きました。 少し視点を変えて勉強してみるのも、てかもしれませんね。 |
▼悩める親子さん: >>このサイトの国語の勉強法は、もうご覧になりましたか? >>旧掲示板に”塾講師”さんと言うHNの方が、 >>様々な国語の悩みについて答えておられますよ。 > ↑ > どうしても見つかりません。URLを教えていただけませんか。 >http://bbs1.inter-edu.com/cgi-bin/bbs2/2707/bbs.cgi ↑ここです☆ |