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 ▼女の子の将来  ひとりごと 04/6/9(水) 11:11
   ┣Re:女の子の将来  柴 04/6/9(水) 13:29
   ┃  ┗Re:女の子の将来  女の子 04/6/9(水) 15:02
   ┣Re:女の子の将来  150点 04/6/9(水) 16:04
   ┃  ┗Re:女の子の将来  余談ですが 04/6/9(水) 16:50
   ┣Re:女の子の将来  梅雨 04/6/9(水) 19:12
   ┃  ┗Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/9(水) 22:49
   ┃     ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/9(水) 23:05
   ┃        ┗Re:女の子の将来  ビーズ 04/6/10(木) 7:12
   ┃           ┣Re:女の子の将来  同感 04/6/10(木) 7:33
   ┃           ┃  ┗Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/10(木) 9:33
   ┃           ┃     ┗Re:女の子の将来  妹が独身 04/6/10(木) 10:47
   ┃           ┃        ┗Re:女の子の将来  老後を奪ったのは事実 04/6/11(金) 13:44
   ┃           ┗Re:女の子の将来  ひまわりおばさん 04/6/11(金) 12:46
   ┃              ┣Re:女の子の将来  質問 04/6/11(金) 13:30
   ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  ひまわりおばさん 04/6/12(土) 18:26
   ┃              ┃     ┗Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/13(日) 22:37
   ┃              ┃        ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/14(月) 11:31
   ┃              ┃           ┣Re:女の子の将来  玉の輿 04/6/14(月) 23:31
   ┃              ┃           ┃  ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/15(火) 0:53
   ┃              ┃           ┃     ┗Re:女の子の将来  パパッ子 04/6/15(火) 8:58
   ┃              ┃           ┃        ┣Re:女の子の将来  でもね 04/6/15(火) 9:25
   ┃              ┃           ┃        ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/15(火) 12:48
   ┃              ┃           ┃           ┗Re:女の子の将来  男の子の親 04/6/15(火) 14:01
   ┃              ┃           ┃              ┣Re:女の子の将来  でもね(女の子の親) 04/6/15(火) 14:39
   ┃              ┃           ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  ほうき 04/6/15(火) 14:57
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┣Re:女の子の将来  なっとくです 04/6/15(火) 15:16
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┃  ┗Re:女の子の将来  ほうき 04/6/15(火) 16:08
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┃     ┗ついしん  ほうき 04/6/15(火) 16:24
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┣Re:女の子の将来  コマーシャル 04/6/15(火) 16:32
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┃  ┣Re:女の子の将来  ころころ 04/6/15(火) 16:38
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┃  ┗Re:女の子の将来  私もシッター派 04/6/15(火) 22:31
   ┃              ┃           ┃              ┃     ┗Re:女の子の将来  男の子の親 04/6/16(水) 0:01
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┣Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 6:47
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃  ┗Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 10:29
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃     ┗Re:女の子の将来  男の子の親 04/6/16(水) 11:51
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃        ┗Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 16:59
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃           ┗Re:女の子の将来  割り切るしかない? 04/6/16(水) 18:38
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┣Re:女の子の将来  中野と練馬の間 04/6/16(水) 19:06
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃  ┣Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 20:06
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃  ┣Re:女の子の将来  私もシッター派 04/6/16(水) 21:30
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  はるかぜ 04/6/17(木) 1:52
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃     ┗Re:女の子の将来  アメリカの場合 04/6/17(木) 8:51
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃        ┗Re:女の子の将来  おそらく 04/6/17(木) 9:27
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┣Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 19:30
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┣Re:女の子の将来  女性の生き方 04/6/16(水) 19:52
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃  ┣Re:女の子の将来  口だけでは・・・ 04/6/16(水) 20:25
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  ほうき 04/6/16(水) 21:40
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃              ┗Re:女の子の将来  パパッ子 04/6/17(木) 11:26
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┃                 ┗Re:女の子の将来  割り切るしかない? 04/6/17(木) 13:34
   ┃              ┃           ┃              ┃        ┗Re:女の子の将来  nora 04/6/16(水) 13:07
   ┃              ┃           ┃              ┃           ┗Re:女の子の将来  もう夏? 04/6/16(水) 15:46
   ┃              ┃           ┃              ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/15(火) 17:29
   ┃              ┃           ┗Re:女の子の将来  割り切るしかない? 04/6/14(月) 23:58
   ┃              ┃              ┗Re:女の子の将来  玉の輿 04/6/15(火) 23:12
   ┃              ┣Re:女の子の将来  老後を奪ったのは事実 04/6/11(金) 13:30
   ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/11(金) 13:53
   ┃              ┃     ┗Re:女の子の将来  老後を奪ったのは事実 04/6/11(金) 20:05
   ┃              ┃        ┗Re:女の子の将来  シッターさん大好き 04/6/11(金) 20:31
   ┃              ┃           ┗Re:女の子の将来  私もシッター派 04/6/11(金) 21:11
   ┃              ┃              ┣Re:女の子の将来  娘の人生 04/6/11(金) 22:31
   ┃              ┃              ┗Re:女の子の将来  男も女も自立は必要 04/6/11(金) 23:02
   ┃              ┃                 ┗Re:女の子の将来  ごむにん 04/6/12(土) 0:02
   ┃              ┃                    ┣Re:女の子の将来  将来は子供次第 04/6/12(土) 10:33
   ┃              ┃                    ┗Re:女の子の将来  私もシッター派 04/6/12(土) 11:08
   ┃              ┃                       ┗Re:女の子の将来  男も女も自立は必要 04/6/12(土) 12:06
   ┃              ┣Re:女の子の将来  朝顔 04/6/11(金) 14:11
   ┃              ┣Re:女の子の将来  きんきん 04/6/11(金) 14:17
   ┃              ┣Re:女の子の将来  新緑 04/6/11(金) 16:34
   ┃              ┃  ┗Re:女の子の将来  同じだけど 04/6/11(金) 16:53
   ┃              ┣Re:女の子の将来  和之 04/6/11(金) 17:31
   ┃              ┗Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/12(土) 0:37
   ┣Re:女の子の将来  ビーズ 04/6/9(水) 22:09
   ┃  ┗Re:女の子の将来  座布団100枚 04/6/11(金) 15:02
   ┣Re:女の子の将来  和之 04/6/10(木) 12:50
   ┃  ┗Re:女の子の将来  ビーズ 04/6/10(木) 19:51
   ┃     ┗Re:女の子の将来  母親 04/6/10(木) 21:27
   ┣Re:シアワセになりたい☆  パパッ子 04/6/12(土) 9:48
   ┃  ┗Re:シアワセになりたい☆  男も女も自立は必要 04/6/12(土) 10:31
   ┣Re:女の子の将来  責任の所在 04/6/15(火) 16:23
   ┃  ┗Re:女の子の将来  いもむし 04/6/15(火) 20:53
   ┃     ┗Re:女の子の将来  大学時代 04/6/15(火) 23:00
   ┣Re:女の子の将来  パートのおばちゃん 04/6/16(水) 21:25
   ┃  ┗Re:女の子の将来  ゆっくり 04/6/16(水) 23:07
   ┃     ┣Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/17(木) 0:04
   ┃     ┣Re:女の子の将来  受験終了組 04/6/17(木) 9:53
   ┃     ┗Re:女の子の将来  パートのおばちゃん 04/6/17(木) 15:27
   ┃        ┗Re:女の子の将来  ひとりごと 04/6/18(金) 0:04
   ┣Re:女の子の将来  いずれにしても 04/6/17(木) 11:25
   ┗Re:女の子の将来  30代半ば... 04/6/18(金) 7:32

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 ■題名 : 女の子の将来
 ■名前 : ひとりごと
 ■日付 : 04/6/9(水) 11:11
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    最近あちこちの私立中合同説明会に行っています。
 人気のある学校はどこも「早慶上智」に何名合格、と謳っており、聞いている受験生保護者としては、「うちもこの学校に入ったらいいところに受かるかも」と安易ですが思ってしまいます。
 でもあくまで本人次第なんですよね。「主要な大学合格実績」として有名どころは表になっているけれど、下のほうに「その他の大学」としてまとめて人数だけ書かれているところに自分の子どもが行くかもしれない、とは考えていない・・・という事実に気づいてはっとします。

 「自分探し」とか「やりたいことを見つける6年間」を強調する学校もたくさんありますが、「やりたいことを見つけた結果」美容師専門学校や歯科衛生士専門学校を選んだり、高卒で就職したのなら、学校側は喜んで発表するべきで「その他」でくくるのは変じゃない?なんて感じたりしています。(こだわりすぎ?)

 私立一貫校に行って、そのあと早慶上智みたいな都内の有名大学に入れて、資格を取ったり、一流企業でばりばりと働く・・・という「幸せの」イメージが自分の中に漠然とあります。(今時「安泰」などというものはないのに、です。)なんか、子どもに対して、短大しか出てない自分のリターンマッチを望んでいるようで「最低だ」と自己嫌悪に陥ったりもします。
 
 知人に「女の子は有名女子大の付属に入れてそのまま上にあがってくれればいいよ、大切なのは幸せな結婚生活だな〜、男は自分のやりたいことを見つけて自活していけるようにと思ってる。」というお父さんがいます。
 
 私立一貫校に入って、有名大学を出て、どんなことでも努力すればなんとかなってきたとしても、就職するときに初めて女子だから、と差別されます。
 就職した後も、社会の受け皿がまだまだ女子の能力を生かしきっていないようにも思うのです。
 だったら、この知人のような考えが現実的なのかな、なんて考えさせられます。
 受験に熱心な進学校に入れたとしても、やりたいことが見つけられずに大学3年になり、自分が何をしたいのかわからず、有名企業ばかり追いかけることが多い、といわれる昨今の就職希望学生のようになりそうでため息がでます。

 子どもの人生をコントロールしようとか、そんなことはまったく思いません。ですが、中学を出たら職人になりたいの、と言われたときに「お願いだから高校だけは出て頂戴!」と言ってしまいそうな私がいます。
 中学受験は親の考えで決めましたが、結果的に子どもが学歴信奉者になってしまうような気がします。自分自身がそうであり、それがすべてじゃない、という心と
でもがんばっていいところに入ってね、という心が矛盾しています。

 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 柴  ■日付 : 04/6/9(水) 13:29  -------------------------------------------------------------------------
   女子の場合、早慶上智を出てもすんなり就職が出来るわけではない昨今です。
運良く一流と言われる企業に就職しても、そういう企業ほど女性社員の結婚、出産に対して驚くほど保守的です。
ご近所で中高一貫校からT大に進まれたお嬢さんがいらっしゃいますが、就活時に「勉強が出来るだけではだめ。人間的な経験不足」と指摘され、逆にT大生であることがプレッシャーになり、苦労したとの事をお母様から伺いました。
「小さな頃から勉強さえ出来ればいいと思っていたから、あまりいろいろな経験をさせなかった」と後悔されていました。

学校の都合で「その他」でくくられていても、そこには一人一人の大切な人生があると思います。「有名大学卒」は嫁入りには有利かもしれませんが、10年後、20年後の人生、子育て後の再就職など・・長い目で見たら、専門学校を選んで技術を身につけたほうが賢明かもしれません。

どちらにしてもお子さんが選ぶ道です。中高で「自分探し」をして決めた道なら、親の理想とは違っても応援してあげたいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 女の子  ■日付 : 04/6/9(水) 15:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼柴さん:
私もちょっと前までずっとなぜ女子なのに有名大学?って思っていました。
息子の嫁に別に性格とかよければ、有名大学の肩書きなんていらないと思いますもん。
そしたら友人がこういったのです。
いい結婚相手を見つけるためには、なるべくそういう相手がたくさんいるところへ
行くのよって。
う〜ん、ですが、そればかりは縁ですからね。
家も娘がいますが、どちらかといえば手に職をと思いますね。
私たちがいなくても、息子はなんとか生きていける。
でも娘は良い相手に恵まれるかわからない、離婚だってありえる。
やはり自立の道しかないでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 150点  ■日付 : 04/6/9(水) 16:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひとりごとさん:
難しいですね・・・
私自身がバブル全盛期に有名私学を出て、「ただの人」に
なった口なので、子供の将来にはやはりそれなりの期待を
かけてしまいます。
我が家の場合は息子ですが、男でも女でもこれからの時代
自立への道を真剣に探さなければならないという点では同じだと
思います。

好きなことを見つけて生きていってくれるのが何よりだと
思いますが、それを叶えるためにある程度高度な学力を必要と
する大学への進学が必要になった場合、中高からの準備が
必要になるのが現実です。
ですから、今子供が直面する中学受験はあくまでも将来の
選択肢を広げておくためのものと考えたらいかがでしょう?
それと、手に職とひとことで言っても、美容師は立ちっぱなしの
長時間労働、歯科衛生士は小さな職場で「先生」と呼ばれる社長
のもとで働かなくてはならないことがほとんどだと思います。
それなら、いっそ経営学を学んでから世界に羽ばたけるような
美容師になる手もあるでしょうし、歯科衛生士よりは歯科医師に
なった方がいいかもしれません。職業に優劣をつけるつもりは
ありませんが、本人が満足して打ち込める仕事であってほしいと
思いますよね。

中学受験には親のエゴや見栄がないとは言い切れません。
でも、一番の目的はやはり子供の可能性を広げるために親も子も
頑張るのだと思います。

中学校側にしてみれば東大・早慶に何人というデータがもっとも
ポピュラーな達成基準になるので公開するのでしょうが、何を
したくて東大のどの学部に行くのか、早慶のどの先生のゼミに
入りたいのか・・・学校が夢を叶えるための通過点と考えれば
決して学歴信奉者にはならないと思います。

何より、ご自分のこと、お嬢さんの将来をこうやって冷静に分析
できているお母様に育てられて、お嬢さんが「お母さんの夢を
果たすための学歴信奉者」には決してならないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 余談ですが  ■日付 : 04/6/9(水) 16:50  -------------------------------------------------------------------------
   先日、美容院で若いピアスで茶髪のいまどきの美容師の方が
やってくださったんですが、
子供が中学生ときくと
「僕も中学生に戻りたいっす。」っていうから、
「中学に戻って何するの?また遊びたいの?」
ときいたら、真面目な顔で
「勉強します」と言ってました。
正直驚きました。
「進路を決める大事なときにまた戻って、勉強したい。
昔は、親泣かせてましたから。」
というのです。
これを聞いて、勉強というのは、やはりある程度は、親の責任で
やらせるべきなんだなと思いました。
勉強して、得することはあっても、損することはないと思うのです。
そしてそれは女の子も男の子も関係ないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 梅雨  ■日付 : 04/6/9(水) 19:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひとりごとさん:
雇用均等法導入以前(三十年近く昔!)ここに出てくる大学のひとつを卒業した
者です。専門技術を身につける、ということを重視するならばここに出てくるような大学はちょっと物足りないかもしれません。(「ここは専門学校ではない。広い意味での教養を身につけるところ」という意見の教授もいらっしゃいました。)
就職活動でも大学名がとても役立ったとは思えませんでした。
それよりも社会人となり、結婚し家庭を持ってからのほうが「よかった」と思う
ことがたびたびありました。
ひとつには、同級生がいろいろな分野に進出しているため何かわからないことが
あってもアドバイスを受けやすいことです。主人は専門職についているため大学の
同級生も同じような職種の人がほとんどで、何かあった場合高校の同級生に聞くことが多いようです。
また、大学が男女共学であるため(男性の多い学部の出身です。)異性の考え方・
ものの見方が自然とわかるようになりました。(社会における男女差別の実態、と
いうものも就職活動を始める前からなんとなく感じられました。)
最後に、これは出身大学とは直接関係なく個人差だと思いますが、家庭内で自分の意見を言ったとき(特に契約など印鑑を必要とする場面において)「何にもわからないんだから黙っていなさい」と言われることが少ないということです。
反対にマイナスになったな、と思うのは周囲に年上の女性が少なくなりやすく、 職場の先輩や結婚した後に姑や小姑とのコミュニケ−ションを取るのにかなり努力
が必要でした。
時代は変わりましたが、高校生の娘が将来を考えるときにもプラス面とマイナス面をしっかり見つめて欲しい、と思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/9(水) 22:49  -------------------------------------------------------------------------
    スレを立てた「ひとりごと」です。本当にひとりごとでしかないスレに暖かいお
返事を頂いてありがとうございます。
 あまりにも多くの学校が呪文のように「国立何名、早慶上智何名・・」と繰り返すのでいろいろなことを考えさせられ、皆様はどのようなお考えなのかな、と思って載せました。

 我が家は自営業で子どもは小さいうちから保育園に預けて働いておりました。
 保育園には、バリバリ働くキャリアウーマンが大勢来ていらっしゃるんだろうなあ、と思っていたら、実態は「公務員」「学校の先生」「看護士さん」「近所のパート勤めの方」「美容師さん」「自営業」の方しかいらっしゃいませんでした。
 商社や損保や銀行やマスコミ・・といった民間企業のフルタイム勤務の方は皆無だったのです。
 やっぱり先生とか看護士さんとか、資格をとって手に職がある方と公務員のように職場環境に恵まれている方だけが一生働くことが出来ているのだ、とその時実感した次第です。
 
 休日に近所の公園でいわゆる公園友達も出来ましたが、親しくなったお母様たちが、上智の仏文や青学の英文を出て、聞けば誰でも知っているような一部上場の企業勤務をしていた、というのを聞いて「専業主婦をしているのはとてももったいない」と思ったりもしました。
 ここでこうやって子どもと遊んでいて「自己実現」出来ているのかな、不満はないのかな、とも思いました。
 例に出すのは失礼かもしれませんが、今日ちょうど雅子様のニュースをやっており、またしても「自己実現」について考えさせられたりしています。

 結婚しても、こどもが産まれても、たとえ離婚しても、または結婚しない人生を歩んだとしても、自分で働いて歩んでいけるためには、少なくとも高校3年の進路選択時にはある程度の方向が決まっていないと遠回りになる、ということでしょうか。
 文学部に行くのか、看護科に行くのか、保育科にいくのか、建築学科をめざすのか、あるいは専門学校に行くのか・・・etc.・・・娘には中学・高校の間にしっかり考えてほしいです。
 そして・・・選んだ道を応援してあげられる母でありたいです。ありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/9(水) 23:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひとりごとさん:
> 休日に近所の公園でいわゆる公園友達も出来ましたが、親しくなったお母様たちが、上智の仏文や青学の英文を出て、聞けば誰でも知っているような一部上場の企業勤務をしていた、というのを聞いて「専業主婦をしているのはとてももったいない」と思ったりもしました。
> ここでこうやって子どもと遊んでいて「自己実現」出来ているのかな、不満はないのかな、とも思いました。

人によるとしか言いようがないですが、案外タフな仕事をがんばっていた人は母親業を満喫しているようにも思います。曰く、気が済んだ、と。仕事のデキは、潜在能力よりもまずどのくらい自分のエネルギーを注ぐかで決まって来る。子育てのこと家庭のことは割り切ってある程度人手に託しお仕事を続けるのも立派な生き方ですが、両方はできないんですよ。
それよりも、子供のために人生あきらめさせられたみたいなこと思っていると、子供も自己肯定できない人間に育つんじゃないでしょうか。
このご時世、専業主婦していられるのはものすごく運の良いことだと思います。それを活かすも殺すも心もち次第。子供の将来に夢を抱くのはごく普通のことですが、その想いに囚われぬよう、わずかでも自分自身でやってみたいことに手をつけられたらすてき。流行の小説を翻訳など待たずともさっさと読めるなんてのも昔勉強した甲斐があったと思えるんじゃないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ビーズ  ■日付 : 04/6/10(木) 7:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼母親さん:
>▼ひとりごとさん:
>> 休日に近所の公園でいわゆる公園友達も出来ましたが、親しくなったお母様たちが、上智の仏文や青学の英文を出て、聞けば誰でも知っているような一部上場の企業勤務をしていた、というのを聞いて「専業主婦をしているのはとてももったいない」と思ったりもしました。
>> ここでこうやって子どもと遊んでいて「自己実現」出来ているのかな、不満はないのかな、とも思いました。

私も母親さんと同意見です。

子どもを育てる期間はそれに全力をそそぐというのも、
そしてそれに全力をそそぐことができる環境にいられるということにも
幸せを感じています。
子どもはいずれ大きくなります。
それからだって自分の意思次第で何だってできると私は確信しています。
私はまだまだ人生これから、折り返し地点も先だと思っていますよ。
学生でやめてしまったピアノをまた始めようかしら、
徹底的に語学を勉強して、旅行しようかしら、
プールに通って何キロも泳げるようになりたいな、
もしも金銭的に余裕があればもう一度大学に入りたいな、
今度は若いときにはやりたいことがわからなかったけれど
今ならこれを学びたい・・・・。こんなことを考えるだけで楽しみで仕方ありません。
おめでたいかもしれませんが、自分の気持ちの持ちようで
毎日楽しく、充実感を味わえるのなら、
ポジティブに考える方がいいと思いませんか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 同感  ■日付 : 04/6/10(木) 7:33  -------------------------------------------------------------------------
   ビーズさんの意見、励みになります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/10(木) 9:33  -------------------------------------------------------------------------
    本当にそうですね。
 これから可能性がまだまだありますよね。
 皆様のご意見を拝見していて、自分自身が何もかも中途半端で終わらせてきたために娘にはそうなって欲しくない、と思っていたような気がしてきました。
 問題は私自身の自信のなさにあったのかな、と。

 中学入試は手段であって目的ではないんですよね。そして大学受験もそうなんですよね。こんな簡単なことが見えなくなっていました。
 受験雑誌が毎回のように「私立はこんないすばらしい」だの「公立の凋落」だのと特集するし、「早慶上智合格数」だの「東大」だの、と洗脳(?)されたみたいになってぼうっとして、何がなんだかわからなくなっていました。
 学校選びも、昔からの伝統校や女子大付属がいいのか郊外型の進学校がいいのか、まず偏差値表とにらめっこしてそれから・・という感じで、校風がばらばらになってしまい、混乱するばかりでした。
 皆様のご意見を拝見し、勉強だけやらせるような学校よりも、体験学習や講演会なんかもある学校がいいのかな、と思ったりしています。
  
 以前テレビで女子中最頂点偏差値のO中合格者の子どもたちにインタビューしていたのを見たのですが、小学生なのに「お医者さん」「弁護士さん」と将来の目標がはっきりしている子が多かったです。すごいなあ、と思いました。
 今はまだ昨日と今日で言うことが違うような娘ですが、一貫中でいろいろなことを経験して将来の方向性が決められればいいな、と思います。
 皆様におっしゃっていただいた「選択肢を拡げるため」とか「努力することの大切さ」とか「一人一人の大切な人生」・・といったお言葉が身にしみます。

 出産・子育てで一時的に社会から離れていくM字型グラフの女性の就労人数ですがM字のふた山目も充実した社会参加ができればいいですね。娘が大人になる頃には少しは状況が変わっているでしょうか。
 
 娘はどんな仕事につくのかな、なんてちょっと楽しみになってきました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 妹が独身  ■日付 : 04/6/10(木) 10:47  -------------------------------------------------------------------------
   私も娘を持つ母親です。兄の中学受験を終え、
次は妹の番ですが、学校選び以前に、
娘の将来を考えてどういう選択をしたら良いの考えています。

実は私の妹が30才半ばを過ぎてまだ独身なのです。
英語に強い大学を出て、大手企業に女性総合職として就職し、
年に数回海外出張も一人でこなす仕事をしています。
同期男子社員と対等に中間管理職にもなり、
仕事はとても充実してるようです。
本人は結婚したい気持ちもあるようですが、
仕事を優先したいような感じです。

子供の頃は、私の方がバリバリのキャリアウーマンになるタイプで、
妹はすぐ家庭に入ると親も、当人も思っておりました。
親戚には大手企業でキャリアを重ね、独身のまま
定年を迎えた叔母もいます。

対象的に、御三家女子校から国立医大に進み医師になり、
出産後専業主婦をしている親戚もいます。

娘には何を望むか、どう育って欲しいか。日々悩みます。
しかしこの学校に行ったら将来こうなる、ともいえないようで、
人生本当に分からないですね。
手に職を持ちながら、子育てのために家庭に入り、
子どもが大きくなったらまた復職する。これが理想かな?
そうそう知人には、花嫁道具の一つと考えて、
進学校から薬学部に進み薬剤師さんの資格を取られたお嬢さんもいます。

進路はどうであれ、いろいろな選択肢、
きちんとした躾をして、一生の宝と言えるお友だちや
先生に出会える学校にご縁があったらと思います。

娘の学校選びはこれからが本番です。
学校を回っていくうちに、その学校が発信する何か!にきっと
めぐり合うことができるのでしょうね。
長々と失礼致しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 老後を奪ったのは事実  ■日付 : 04/6/11(金) 13:44  -------------------------------------------------------------------------
   ▼妹が独身さん:

私の妹も30代独身、でもこのたびやっとお話がまとまりました。
キャリアウーマンですので、当然子供はいらないわと。
特に、専業主婦の私を見ていて「つまらなさそう、たいへんそう、
能力なさそう」そう思うらしいのです。

父は、そんな妹が自慢で、無職の私にはもう興味がありません。
「せっかくいい大学を出してやったのに、何やってるんだ」
「こんなことなら、お嬢様・花嫁学校みたいなところを出して、
もっといい旦那をみつければよかったんじゃないか?」
そんなことしか言いません。
そして、子供はいらないといってはばからない妹を
全面擁護しています。

すでに妹は結婚相手のご両親と上手く行っていません。
子供を拒否しているから、ということらしいです。
結婚相手自身との話は付いているらしいのですが、
こんなことで上手くいくのか不安です。
妹は、「もしもトラブルになったときのことを
考えたらなおさら仕事はだいじにしなきゃね!」
と言っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひまわりおばさん  ■日付 : 04/6/11(金) 12:46  -------------------------------------------------------------------------
   女の子でも自分の好きな仕事を見つけ、自立して生きる力を身につけてもらいたい、そう考えていらっしゃるお母様は本当に多いんですね。
ご参考までに元祖自立した娘(&その母親)の行き着く先の現実の姿をご報告します。

私は法学部を卒業後、メーカーの総合職に勤務し、男社会の中で卵巣脳腫になるまで働きに働いている女性の先輩の姿を見て、将来がこれでは嫌だと退職。
司法試験を受け、現在は弁護士をしています。
娘が二人いて、現在小学3年と2年です(幸いまだ離婚はしていません。)。
二人目出産後、半年で職場に復帰しましたが、その頃はまだ私はイソ弁で、裁判を
常時30件以上抱え、今日は八王子支部、明日は横浜、と地裁から地裁へ文字通り
駆けずりまわり、帰宅は早くて8時。
当然、保育園のお迎えは実家の母が担当します。上の子は熱を出しやすい子でしたが、子供が熱を出したからと言って、私は裁判を欠席するわけにはいきません
ので、そういう時は母しか頼る人がいません。
(シッターさんを頼んだこともありましたが、子供が嫌がり、結局、母に
頼むことに)
母は私を皆さんのように、オンナも自立して、好きな仕事を・・・と言って
育ててきて、実際世間的には私はその通りになりましたが、いざそうなって
みると、母いわく、「私の老後を返して・・・」
孫の世話で追われ、旅行もいけず、趣味を楽しむ暇もありません。

今は娘たちも小学生になって手がかからなくなりましたが、習い事の送り迎えなど
(働いていると私一人では習い事一つさせてあげられません)、依然母を
頼っているのが現状です。これから中学受験のために塾通いがはじまりますし、
まだまだお世話にならねばならないでしょう。

私と母は大学卒業までは特段仲は悪くありませんでした。
母は勉強の出来る私が自慢の種で、勉強さえしていれば私に文句もいいま
せんでしたし、自由にさせてくれましたから、ケンカの種もありませんでした。
ですが、娘が生まれてからは、私は私で仕事が忙しくストレスがたまり、
母は母で自分の時間が奪われてしまうことでストレスがたまり(いくら
可愛い可愛い孫でも毎日世話をみるのは大変なのです)
口げんかが絶えません。もちろん世話をしていただいているのは私の方なので
大抵私が謝りますが、母の機嫌をとりながらでないと仕事を続けられない
状態に嫌気がさし、本当に何度仕事を辞めようと思ったことか。
母も母で言い分が色々あるようですし、娘が自立して好きな職業を
持って母が幸せになったかといえば、かなり疑問です。

娘が好きな道を行くのを応援してあげたい・・・とおっしゃるお母様が
多いので、ぜひその応援のなかに「孫の世話」もいれておいてください。
多分、この先も日本の社会がノルウェーのようになることはないと
思いますので。

母の私に対する口癖は「いい加減に自立しなさい」です。
私も専業主婦だったら、お母さんにご面倒をおかけせずにすんだ
のですが・・・と心の中で呟いている毎日です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 質問  ■日付 : 04/6/11(金) 13:30  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさんさん:
>女の子でも自分の好きな仕事を見つけ、自立して生きる力を身につけてもらいたい、そう考えていらっしゃるお母様は本当に多いんですね。
>ご参考までに元祖自立した娘(&その母親)の行き着く先の現実の姿をご報告します。
>娘が好きな道を行くのを応援してあげたい・・・とおっしゃるお母様が
>多いので、ぜひその応援のなかに「孫の世話」もいれておいてください。

>母の私に対する口癖は「いい加減に自立しなさい」です。
 
りっぱな職業をお持ちで身内のヘルプもあり、大変恵まれた環境にいらっしゃると思いました。もしよかったら少し伺ってもいいですか。

1.もし身内がそばにいらっしゃらなかったり、早くに亡くされていたらどうしていたと思いますか。
2.あなたのお嬢さんにはどういう人生(や学校)を望んでいらっしゃいますか。
3.あなたが生まれ変わったら、どんな人生がいいですか。
4.今後身内のヘルプがなくなった場合専業主婦になりますか。
5.あなた自身将来お孫さんの面倒はみようと思っていらっしゃいますか。

 
実は私も親には助けてもらうことがありますが、だんだん年老いていく親をみると複雑な気持があります。また、将来孫の世話をたまならいいけれど毎日するのは無理だろうなあというのが本音です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひまわりおばさん  ■日付 : 04/6/12(土) 18:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼質問さん:
遅くなりましたが、質問にお答えしたいと思います。
>1.もし身内がそばにいらっしゃらなかったり、早くに亡くされていたらどうしていたと思います
 父は3年前に亡くなったのですが、亡くなったときはショックで仕事が手につきませんでした。四十九日が終わった後、今度は母がショックのため体調を崩し、このときは本当に仕事は辞める覚悟をし、ボス弁にもその旨話しました。ただボス弁がとてもいい人で、仕事は出来る範囲でいいからといってくださり(小さな事務所なので)、仕事量を減らして、そのときは何とか乗り切ることが出来ました。

>2.あなたのお嬢さんにはどういう人生(や学校)を望んでいらっしゃいますか。
 スレ主さんの質問にも同様の趣旨の質問がありましたが、娘たちのお尻をたたいて無理に進学校へ行かせようとは思っていません。私の本音としては、どこか女子大の付属にでもいって、部活動を頑張ってくれれば、それでいいと思っています。
もちろん自分で進学校を選ぶのなら反対はしませんが。
 人生については、自分の人生ですらこれでよかったのか悪かったのか判断が
つきかねている状態なので、娘にこうなって欲しい、とはとてもいえません。

>3.あなたが生まれ変わったら、どんな人生がいいですか。
 難しいですね。でも憧れているのは、美容院でよく読む雑誌に出てくるようなステキな家に住んで、ちょこっとキャリアを持った主婦でしょうか。恥ずかしながら
私の家は常にちらかり放題で、自分でもいい加減うんざりしているので。
 
>4.今後身内のヘルプがなくなった場合専業主婦になりますか。
 私の場合、子供がもう小学生なので身内のヘルプがなくなったとしても、登録を
抹消して専業主婦にならなければならない事態は想定しにくいのですが、もし必要であれば専業主婦になります。矛盾しているように聞こえるとは思いますが、仕事より子供たちの方が大事です。職業柄少年事件に関わることもあり、親子のあり方については実務を通して色々考えさせられます。

>5.あなた自身将来お孫さんの面倒はみようと思っていらっしゃいますか。
 娘がみて欲しいといったら、覚悟を決めて面倒見ます。面倒をみなかったら、三途の川を渡ったときに母に怒られるでしょうから。真面目な話、それは私の義務に近いものだと思っています。
 
上記のような感じで答えになっていますでしょうか。
私自身は、法律家という職業に誇りを持っていますし、
親からたまたま与えられた能力(六法を読んで理解する程度で使いこなすまではいっていませんが)に感謝して頑張っていこうと思っています。けれども、娘については自戒も込めて私のようになってしまっていいのだろうか・・・と思う部分もあり
判断はゆれます。
母は私の尋問している姿をみたことはないのですが、もし見たら嘆くのでは
ないかと思います。こんな意地の悪い男のような女に育てた覚えはない、と。
ちなみに同期で検事になった友人(女性)も、母親には見せたくないといって
いました。

女性の生き方は本当に難しいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/13(日) 22:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさんさん:
>>2.あなたのお嬢さんにはどういう人生(や学校)を望んでいらっしゃいますか。
> スレ主さんの質問にも同様の趣旨の質問がありましたが、娘たちのお尻をたたいて無理に進学校へ行かせようとは思っていません。私の本音としては、どこか女子大の付属にでもいって、部活動を頑張ってくれれば、それでいいと思っています。
>もちろん自分で進学校を選ぶのなら反対はしませんが。
> 人生については、自分の人生ですらこれでよかったのか悪かったのか判断が
>つきかねている状態なので、娘にこうなって欲しい、とはとてもいえません。

スレ主「ひとりごと」です。お忙しい中ご丁寧にありがとうございました。
 短大卒の私が、娘にはバリバリのキャリアウーマンを展望できる進学校を望み、バリバリのキャリアでいらっしゃるひまわりおばさん様が「無理に進学校に行かせようとは思っていない・・・」というところがある意味面白いともいえるし、深い意味があるようにも思います。
 大切なのは娘が「自分の道を自分で考えられるように」ということでしょうか。
多くの皆様のいろいろなご意見を伺うことが出来、とても参考になりました。
 今のまま社会の形態が推移する、と仮定した場合、この一連のお話全部を読んだだけですと、女の子が仕事を持ち続けたいなら「学校の先生」がいいのかな・・なんて短絡ですけど思います。

 世の中がますます少子化に向かい、親が子どもに望む職業第一位は「公務員」という話を政治家の皆さんはもっと重く・深く受け止めて欲しいです。
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/14(月) 11:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひとりごとさん:
> 今のまま社会の形態が推移する、と仮定した場合、この一連のお話全部を読んだだけですと、女の子が仕事を持ち続けたいなら「学校の先生」がいいのかな・・なんて短絡ですけど思います。

あとは配偶者選びですね。
地方公務員や自営業などなら問題ないかもしれませんが、辞令一つで世界の果てまでもとんでいく覚悟のビジネスマンが相手で、しかも仕事と両立させたいと思えば家族ばらばらの時間が増えるでしょう。
その場合は、成るか成らぬかはともかく、少なくとも互いがよく話し合いそれで構わないと合意しておいたほうがいいと思います。子供を持つつもりがあるならなおさらです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 玉の輿  ■日付 : 04/6/14(月) 23:31  -------------------------------------------------------------------------
   以前、女性の幸福の頂点は、幸せな結婚。それも、玉の輿。でもそれは男性しだいだし、男性に選ばれなくてはいけない。いわゆる受身。
優秀な女性は、学歴も、職業も、男性任せにはせずに積極的に自分が獲得できる時代の今、それを望んで、まずは塾に通って中学受験。

でも、結局のところ、今も昔も、配偶者しだいの女性の幸福。一昔前は、高学歴・高収入・高身長が玉の輿条件。今は、地方公務員・自営業だと玉の輿?高学歴・高収入だと、女性が仕事をやめなければいけなくなるのか。。

男性だって、配偶者しだいの結婚生活だけど、男性側に、「一緒に頑張ろう」と思ってもらわないとどうにもならないところが、優秀な女性側の弱み、のような気がする。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/15(火) 0:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼玉の輿さん:
>でも、結局のところ、今も昔も、配偶者しだいの女性の幸福。一昔前は、高学歴・高収入・高身長が玉の輿条件。今は、地方公務員・自営業だと玉の輿?高学歴・高収入だと、女性が仕事をやめなければいけなくなるのか。。


または、家庭内労働優先に働きたい男性を選ぶ。
優秀な男性は相手の女性に自分ほどの学歴職歴を望まない方たくさんいます。
自分の優秀さを仕事に活かしたい場合、そういう方法もあるのでは?
その手の男性は今はまだ珍しいくても、確実に増えそうに思いますがどうでしょう?
ただ、ふたりの違う個性が全く同じように動くことを結婚に求める方の場合、いろいろ難しいんでしょうね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : パパッ子  ■日付 : 04/6/15(火) 8:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼母親さん:
>または、家庭内労働優先に働きたい男性を選ぶ。
>優秀な男性は相手の女性に自分ほどの学歴職歴を望まない方たくさんいます。
>自分の優秀さを仕事に活かしたい場合、そういう方法もあるのでは?
>その手の男性は今はまだ珍しいくても、確実に増えそうに思いますがどうでしょう?
>ただ、ふたりの違う個性が全く同じように動くことを結婚に求める方の場合、いろいろ難しいんでしょうね。

これはまた逆の立場で、中々進まないですヨね・・・
良い・悪いの問題ではなく、兎角、自分の持つイメージ・偏見にヒトは囚われがち・・・
お外に出ずにお家で専業主夫、これを娘の夫に、はたまた自分の息子に認められる親って、私達の世代でもまだ少ないかも・・・

数年前に松坂慶子さんのご両親が慶子さんのご結婚にお父様がエラくご立腹されておられた事件がありましたよね。私なんか、松坂慶子クラスの女優さんなら、それもアリかな〜、そんなに怒らなくってもいいじゃない〜・・・なんて思ったのですが。

そんな風に思う自分でも、イザ自分の子どもがそのように言って来たら・・・どんな風に思うカナァ?
ハァ―?って思いながら、『そうですか・・・』って言いそうな気もするし、でも内心ショック受けちゃうような・・・特に息子がその様に言ってきたバヤイ。
ホント、どっちが働こうが、二人(そのカップル)の問題なんですが・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : でもね  ■日付 : 04/6/15(火) 9:25  -------------------------------------------------------------------------
   両方キャリアで働いてよりよい生活を。なーんてカップルも増えると思います。世の中シングルインカムでは厳しくなって来てますからねー。ずっと二人とも健康でいられるとは限らないですから。いったんバランスシート広げちゃうと支出は減らないしで、家庭のリスク分散としてもどちらも働けるようでないと危なっかしいですよね。父亀こけたら皆こけたでは困りますからねー。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/15(火) 12:48  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パパッ子さん:
>そんな風に思う自分でも、イザ自分の子どもがそのように言って来たら・・・どんな風に思うカナァ?
>ハァ―?って思いながら、『そうですか・・・』って言いそうな気もするし、でも内心ショック受けちゃうような・・・特に息子がその様に言ってきたバヤイ。
>ホント、どっちが働こうが、二人(そのカップル)の問題なんですが・・・

現実にはフクザツな心境ってやつでしょうね(笑)
うちのは、御三家にポンと入れてしまうようなアタマではないし、家族思いの父親を見て育っているのでまずそんなことにはならんだろうとタカをくくっているところもあります。
とはいえ、現実にはやむを得ずというパターンが多いのだろうとは思いますが、お父さんは家にお母さんは外にという状態が生じている家庭も増えてきているし、なんといっても子世代は親世代とは感覚が違う。我々が母親世代と感覚が違うように違うものなんでしょうね。

とにかく、どうするべきという制限や圧力はどんどんはずれてきて、生き方論議もどんどん広がっていく。つい先日のニュースで、共働きを望む男性が増えていることや生まれ変わったら女性になりたい人が多くなったという調査結果が流れていませんでしたか?ああいうのを見ると、ライフスタイル論は、専業vs兼業といった対立をおもしろがるようなつまらんものではなく、男性も巻き込むものになっていくのだろうという実感はあります。

制限がはずれて選択肢が増えることで、女性は選ぶ辛さは味わっているんだと思います。
それはそれで苦しいことなのは、わたしも嫌というほど感じました。
ただ、同世代の身近な男性たちが、選択肢を持たず背負っているものの重さに不平を漏らさずこらえてきた姿を見ると、女性は損と言ってしまえないものも感じるんですよね。実際、仕事の行き詰まりで自殺に至るのは圧倒的に男性が多いし、それはそれでしんどい道のりなんだと思います。

いずれにせよ、子供自身が決めていくことですが、得意なこと好きなことを大切にすると同時にそれに関する教職だけはとっときなさいとは言ってしまってます。良いパートナーに恵まれるかどうかは運ですから。
もうひとつはバランス感覚。
でもねさんがおっしゃるような傾向ってあると思うし、家計を支えるために共働きしなければならないお家もどんどん増えていくでしょう。ほとんどの方が時間とお金をやりくりしつつ子育てを頼める人を調達しているのだと思いますが、家計も余裕がなく父母ともに時間的余裕もない家庭は子育てがおざなりにならぬよう援助がうけられるようなシステムも必要と思います。
ただ、高収入のパワーカップルで、インテリアや衣類等に独身時代のようにお金を使い毎年派手にバカンスに出かけ、にもかかわらず保育園に月に10万も払わされるから女が働きにくいと言ってるようなのがたまたま身近にいるので、我が子はこういう意識の人種には育てるまいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 男の子の親  ■日付 : 04/6/15(火) 14:01  -------------------------------------------------------------------------
   息子のお嫁さんには、こどもを産んで欲しい。
こどもが小さいうちはお嫁さんにはできれば家にいて欲しい。

なんて、これからは例え望んでも口にはできなさそうですね。

実はかつて「子どもより仕事をとりたいキャリアウ−マン」でしたが、今となればこどもにお金以上のものをもらった気がします。自分の手で育てるって本当に大変。子育てって自分を成長させてくれると思うんだけどな。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : でもね(女の子の親)  ■日付 : 04/6/15(火) 14:39  -------------------------------------------------------------------------
   ▼男の子の親さん:
>息子のお嫁さんには、こどもを産んで欲しい。
>こどもが小さいうちはお嫁さんにはできれば家にいて欲しい。


経済的にも人間的にも、それを可能とする息子に仕立てるべし!(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/15(火) 14:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼でもね(女の子の親)さん:
>▼男の子の親さん:
>>息子のお嫁さんには、こどもを産んで欲しい。
>>こどもが小さいうちはお嫁さんにはできれば家にいて欲しい。
>
>
>経済的にも人間的にも、それを可能とする息子に仕立てるべし!(笑)

この間将棋番組を見ていたら女性棋士の名前が変わっていたので
「気の毒に、結婚して家事育児と将棋、両方やらなければ
ならないねぇ」家族の感想。
彼女がやっているかどうか(家事育児)定かではありませんが
男の子のお母さんだったら、息子は家事育児より
したい仕事を思い切りやってほしい、それが当然の権利だと
思うのですね。お嫁さんはそれをまず補佐するのがあたりまえと。
政治うんぬんの前に女同士で生き辛い世の中にしているような。
息子を育てるのは母です。子どもが増えないわけよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : なっとくです  ■日付 : 04/6/15(火) 15:16  -------------------------------------------------------------------------
   娘の将来と息子の将来の心配の仕方って違いますよね。
まだまだ、ほうきさんの思っていることが今までの普通だったと思います。
でもきっと少しずつ変わってきているのでしょう。
男の子のを持つ親でも、最低限の家事はできないと、と考える人が増えてきましたし、男性でも女性でも、進みたい方向に、進めるような世の中であるといいですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/15(火) 16:08  -------------------------------------------------------------------------
   舅姑には孫を望まれ、自分でも子育てに魅力を感じるけれど
母として預け先(実の親でも)だシッターさんだと
さんざん心をくだき
(父親も悩むかもしれないけど比じゃないでしょう?)
かけずりまわって育児をしながらのお仕事。
子どもが小さい頃は病気がちということもよくあります。
一人身の時にこんな苦労を想像したでしょうか?
それでも子どもが男の子だったら、同じ苦労を彼のパートナーに
させるべきだと思い、息子が家事に振り回されていたら
眉をひそめるのでしょうか?

そんなことはないですよね!

育児は10年、20年にわたる大事業です。仕事をしている、いないに
関わらず、育児はこんなに大変、育児はこんなに大切なこと、
そう言えるのは今の時点では私たち母親なのではないでしょうか。
お父さんたちがそれを本当の意味で知れば
自然と手も出るだろうし、社会も変わるでしょう。
両親お仕事しながら育児をしているみなさん、本当にがんばって!
大変だということ、心からわかっています。
社会を変えるのはあなたたちです。苦労を訴えて欲しい。

息子には人間として自分の世話を人に頼るな育児も社会人としての
役割だ、と、娘にはしたいことを社会参加を簡単に男の収入に頼って
あきらめるな、と、これから教えていきましょう…

育児が終わった先輩方、小さいお子さんのいる方を助けてあげて。
女性も大学で学び、能力を身に着けているのに、ずっと続けて
生かしていくことができません。みんな悲鳴をあげて育児をしているんです。
仕事を持っていてもいなくても。

雅子さんのことしかり、子どもの事件しかり、しわよせが出てきている
気がしませんか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ついしん  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/15(火) 16:24  -------------------------------------------------------------------------
   子育てたいへんたいへんって言いましたけど
子育て、幸せですよね。
子育てしてなければわからなかったことってありますよね。
お父さん、子どもがいない人にも十分それを体験させてあげたい
つまりは育児のシェアは、母親の得ではないのですよ〜
年金の心配もしたくない。
はぁ、もやもやしていたこと少しすっきりしました…
なっとく様、レス感謝です。スレ主様、大変失礼しました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : コマーシャル  ■日付 : 04/6/15(火) 16:32  -------------------------------------------------------------------------
   >男の子のお母さんだったら、息子は家事育児より
>したい仕事を思い切りやってほしい、それが当然の権利だと
>思うのですね。お嫁さんはそれをまず補佐するのがあたりまえと。
>政治うんぬんの前に女同士で生き辛い世の中にしているような。
>息子を育てるのは母です。子どもが増えないわけよね。

家事育児でばたばたする母親を見て、またそれにあまり協力しない夫を見て息子はそれを当たり前と思って育つのか、反面教師とするのか???どうなんでしょ?
 
 関係ないけどトイレの紙ぞうきん(だったかな?)のコマーシャルで、汚れたトイレを見て、「やってくれたな?」とママが言って、それを聞いていた次男が長男を指差し、長男がパパを指差し、パパは自分を指差す、だけど、こぼれたおしっこはママが掃除する・・・というのがありますが、なんで〜??と見るたびに思います。

 トイレの掃除をなんで男はしないのか???というと多分理由なんてないんですよ。なんでかわからないけど、そういうことは男のすることじゃないと思ってる。

 それは多分その前の世代がやらなかったから。そしてその背中を見て育ったからかな、なんて思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ころころ  ■日付 : 04/6/15(火) 16:38  -------------------------------------------------------------------------
   ▼コマーシャルさん:
> トイレの掃除をなんで男はしないのか???というと多分理由なんてないんですよ。なんでかわからないけど、そういうことは男のすることじゃないと思ってる。
>
> それは多分その前の世代がやらなかったから。そしてその背中を見て育ったからかな、なんて思います。

うちの次男は毎朝トイレ掃除をしております。
でも、例えば人が来てお茶を出すのは母である女です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 私もシッター派  ■日付 : 04/6/15(火) 22:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼コマーシャルさん:
> トイレの掃除をなんで男はしないのか???というと多分理由なんてないんですよ。なんでかわからないけど、そういうことは男のすることじゃないと思ってる。
>
> それは多分その前の世代がやらなかったから。そしてその背中を見て育ったからかな、なんて思います。

私の家では、朝ごはん作りは夫の仕事です。
私はその間にお洗濯をしたり、その他もろもろの家事をします。

夫が出張や宿直の朝、言われなくてもまだ小学生の息子が皆の朝ごはんを用意してくれます。
この前など、「紅茶、ちょっとさめちゃったから、あたためなおそうか?」と言った口調が夫とそっくりなので、ほほえましかったです。

そのように、「いい背中」見て育っていく子がふえればいいですね。


話は変わりますが、私は医者になった女性の中でも、かなり困難な道を選んだ方だと思います。
医師はアルバイトしやすいので、子供をもったら、パート職に転じる人の方が多いのです。
子育て中は、それもいいかもしれないと思います。

それより大変なのは、一般職の女性だと思います。
資格職につくことは、女性にとって、大変有利だと私は思っています。
ですから、自分で選んだ道をいってほしいけれど、できたら、資格をもっておいてほしいと娘には願っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 男の子の親  ■日付 : 04/6/16(水) 0:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ほうきさん:
>▼でもね(女の子の親)さん:
>>▼男の子の親さん:
>>>息子のお嫁さんには、こどもを産んで欲しい。
>>>こどもが小さいうちはお嫁さんにはできれば家にいて欲しい。

>男の子のお母さんだったら、息子は家事育児より
>したい仕事を思い切りやってほしい、それが当然の権利だと
>思うのですね。お嫁さんはそれをまず補佐するのがあたりまえと。
>政治うんぬんの前に女同士で生き辛い世の中にしているような。
>息子を育てるのは母です。子どもが増えないわけよね。

それにしてもえらい剣幕ですね。怒らせてしまったのだったらごめんなさいね。

私は人気ランキングに常に上位に入る企業の管理職をしていました。毎日午前様でいつ過労死してもおかしくない状態でしたので、このままでは子育ては無理と泣く泣くでしたが会社を辞めました。男性部下もおりましたし、男性以上の仕事をしていた自負はあります。周りからもさんざん引き止められ、私がいなくて大丈夫かしら…と後ろ髪を引かれる思いでしたが、当然社員1人が辞めたくらいでどうかなるわけではなく、自分の代わりはいくらでもいるということを認識したわけです。

それとは逆に家庭では当然私の代わりはいないわけで、子どもにとって母親は1人だけ。どんなに未熟だろうとも。女性は男性に比べて寿命が長いですが、こどもが母親を本当に必要とする時間は短いので、こどもが1人や2人の現代では人生の中で本当に子育てに取られる時間は実はそんなに長くはないと思うのです。緒方貞子さんのように70をとうに過ぎても世界の一線で働くこともできるのですから、自己実現の仕方はキャリアを続けることだけでなくてもいいと思うのです。生活がかかっていればそれは仕方ないですし応援したいと思います。また確かにお医者さまのように社会的貢献度が高く常に新しい知識が必要なら途中でやめるのはもったいないと思います。でもそうでなければ必ずしもそこまで肩肘張る必要もないかなとも思うわけです。私自身、こどもが中学に入ったら大学院に行ってその後は社会貢献できればなと考え準備中です。

私は息子には家事もさせていますが、女の子には優しくね、とも教えています。(しかし実際には女の子の方が強いようですが。)また自分に女の子がいたら権利どうこうという前に生命の大切さとか、子育ての楽しさとか教えてあげたいな、と思うわけです。

もちろん、息子よりお嫁さんの方が社会に対する貢献度の高い仕事であれば息子が主夫でもいいですよ。どちらにころんでもいいように鍛えておきます。ちなみに夫も料理は得意です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 6:47  -------------------------------------------------------------------------
   ▼男の子の親さん:
>でもそうでなければ必ずしもそこまで肩肘張る必要もないかなとも思うわけです。

男の子の親さんの考え方は賢明ですし、日本では当然の選択です。男の子の親さんが子育てに迷わず、時には十分子供のそばに居られて、そしてキャリアも続けることができるような社会になったらなぁと思うんです。他の国の例を見ていると不可能ではないようですが、日本では遠い未来のように思いますね。
母親は仕事を続けることは無理、子どもに負担がかかる(かわいそう)、とまず世の中の認識があるからですね。

専業主婦はご主人をサポートする役割もあり、立派な職業ですが(離婚するときは築いた財産の半分をどうどうともらいましょう)、娘さんを育てるお父さんたちはお金をかけて立派な学校を出して育てた娘がどこの馬の骨ともわからない男の(今の時点ではね)トイレにとびちったおしっこをふいたり、毎晩ごちそうを作ったあとのくさい生ごみを素手で処理したり(それは生きていく上で必ず誰かがしていることで、奥様方は文句を言わずにしているのですよ)で一生すごしていいのでしょうか。それだけじゃないけれども。家事だけで満足する女性ばかりではありませんよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 10:29  -------------------------------------------------------------------------
   さきほどあわてて投稿して気になっていたのですが、わたし
>男の子の親さんの考え方は賢明ですし、日本では当然の選択です。
当然の選択と書きましたが、男の子の親さんは、子育てと自分の仕事を比べたときに子育ての方が大切と感じられてお仕事をおやめになったのですよね。それは個人の考え方で、もちろん、続ける方もいらっしゃるでしょうね。

男の子の親さんには、息子さんが結婚したときにその連れ合いの方に
「子どもができたら無理して仕事を続けなくていいのよ。息子は十分あなたと子どもを養うだけの稼ぎがあるのだから。子どもが小さいときに母親がそばに居るのはとても大切なことなの。だから私も泣く泣く仕事をあきらめたのよ。それで本当に良かった。自己実現や社会貢献は子育てが終わってからでもできる。あなたもそうしなさいね。」と言うよりも、
「子どもができてもどんなお仕事でも続けてみたら?仕事は続けないとわからないこともあるし、子どもも広い視野を持てると思うの。今はサポートも充実しているから、まわりの手をなんでも利用してがんばってみなさい。息子はあなたの手をわずらわせなくても自分のことはできるようにしつけてきたのよ。子育ても一緒にさせてね。」と言って欲しいなぁと思います…。
男の子の親さんは女性が社会に出ることの苦労をご存知ですし、先人の苦労も目にし、その上で今の男の子の親さんの選択があり、生き方があるのですよね。どうかそれを忘れずに、後輩の応援をしてあげてください。

女の子にやさしくね、ではなくて人にやさしくね、ですし、命の大切さ、子育ての楽しさ素晴らしさは男の子にも女の子にも教えなくてはなりませんね。自分の会社が作った車に乗っていて人が死んだら、どうするべきかの判断は普通だったら迷わないはずですよね。
女性は10ヶ月おなかに宿していた子どもを産んで腕に抱いたとき、自分の分身として人間を認識し、命の重みをいやおうなくつきつけられるのだと思います。だから命の大切さを女性の方が感じやすいような気がします。男の人も泣くしかできない赤ん坊を抱えて右往左往してもっともっと育児に苦労してみれば、戦争もかわるかもしれませんね。
育児に体を使うのは人生の本当にほんのわずかな期間ですよね。どうして女性だけが生き方をそのために変えなくてはいけないのか、男性は自分の子どもができても何も変わらずに仕事を続けて行くのに。

それから最近の女の子が強くなったのではなくて、言いたいことを言える普通の人になっただけではないでしょうか。男の子も負けないで言い返してね。

男の人は「連れ合いに稼ぎがあるから、子どもが生まれることを理由に行き詰ってるこの仕事はやめてしまおう。責任も重くなってきたしちょうど良かった」なんて選択はしずらいですよね…。男の子の親さんがそうしたというわけではなくて、一般的に、ですよ。

仕事の自由も、生き方の自由も、もう少し男女で同じになったら、子どもをもう一人って思います。もちろん性差が埋められない部分はあって、助けて助けられて暮らしているのですけれどね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 男の子の親  ■日付 : 04/6/16(水) 11:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ほうきさん:
>男の子の親さんは、子育てと自分の仕事を比べたときに子育ての方が大切と感じられてお仕事をおやめになったのですよね。

違います。体力・物理的に無理だったからです。しかし、結果としてお金やステイタス以上のものをこどもからもらったと思っています。あのまま続けていたら、それを理解する余裕がなかったと思います。今は人生後半戦に向けて新たな準備をしているところです。その時間を与えられた事を感謝しています。

>それは個人の考え方で、もちろん、続ける方もいらっしゃるでしょうね。


もちろん、そうです。それはそれで応援したいと思います。それは個人の自由です。

>男の子の親さんには、息子さんが結婚したときにその連れ合いの方に
>「自己実現や社会貢献は子育てが終わってからでもできる。あなたもそうしなさいね。」

などと人さまのお嬢さんにいうつもりはありません。ただ、息子には社会に貢献できる仕事についてもらいたいし、自分自身もきちんと社会貢献できるようになりたいと思っています。恥ずかしくない姿をお嫁さんにも見せられるようにがんばります。


>「子どもができてもどんなお仕事でも続けてみたら?仕事は続けないとわからないこともあるし、子どもも広い視野を持てると思うの。今はサポートも充実しているから、まわりの手をなんでも利用してがんばってみなさい。息子はあなたの手をわずらわせなくても自分のことはできるようにしつけてきたのよ。子育ても一緒にさせてね。」と言って欲しいなぁと思います…。

奥さんが一時期専業になろうとも、家の仕事は分担すべきだと私は考えます。家事=主婦の仕事と思っていないのです。もちろん、比重や役割は同じではありませんが子どもを含めてみんなでやればいいこと。うちはトイレ掃除も主には自己責任です。また子育てを夫婦でやるのは当然です。しかし、いまは子どもを持つ事より自分たちの生活重視の方もいますね。出産は女性しかできないのですから、奥さんが出産・育児に対して否定的な考えをもっていてほしくありません。そのことを教えられるのも母親でしょう?
共働きを否定することはしませんが、家庭に一時期入るのは恥ずかしいことではないと思いますよ。今子どもたちをとりまく環境を見ると、家庭軽視の家も多いのが残念です。仕事、仕事ではない生き方にも意味があるということがいいたいだけです。

>>
>女の子にやさしくね、ではなくて人にやさしくね、ですし、命の大切さ、子育ての楽しさ素晴らしさは男の子にも女の子にも教えなくてはなりませんね。


もちろんです。なぜ女の子には優しくといったかというと女の子にはハンディがあるからです。ハンディを認めた上でのジェンダ−フリ−であってほしいからです。同じに見えても女の子の方がより努力しなくてはいけないことを、息子に理解させたいと思っています。


>
>それから最近の女の子が強くなったのではなくて、言いたいことを言える普通の人になっただけではないでしょうか。男の子も負けないで言い返してね。


口だけならいいのですが・・。いまどきの男の子はあまり女の子に手を出さないのですが、女の子は容赦ありません。周りでは男の子の被害者続出です。こんなところにも現代の男の子、女の子の子育て観の違いが表れているのかもしれませんね。
>

ほうきさんへのお返事は以上です。私とほうきさんのスレではないので、私からはこれで最後にします。

最後ついでですが、以前このスレで教師という職業がいい..etc.という話題がありましたが、お医者さんや教師には本当になりたい人になってほしいです。そうでないからこれだけ今問題になっていることも忘れないでほしいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 16:59  -------------------------------------------------------------------------
   ▼男の子の親さん:
お返事がいただけてよかったです。私の発言に失礼な言い方ががありましたらお許し下さいね。

>共働きを否定することはしませんが、家庭に一時期入るのは恥ずかしいことではないと思いますよ。今子どもたちをとりまく環境を見ると、家庭軽視の家も多いのが残念です。仕事、仕事ではない生き方にも意味があるということがいいたいだけです。

このことはよく言われますね。女性が仕事をやめる言い訳にもなっています。男性にも同じように言えますか?仕事じゃない人生もあるよ、って…。リストラをなぐさめる時に?
家庭が軽視されたことが今の子どもの事件につながっている…だから母親は家にいたほうが、という風潮になるのが心配です。というか、いくら風潮やマスコミやエライ人からそんなことを言われても、今の女性が簡単に家にひっこむはずがありません。自分でお金を稼ぐことの快感、また仕事の達成感はいいものです。実際経済的にも自分の思う生活をしようと思ったら夫の稼ぎだけでは足りないことも…。しかし家事育児はきちんとすることを要求される。手抜きをしたら自分で自分を責めてしまう。
女性がしたいだけ仕事をしても、子どもは立派に育つ、家の中は気持ちよく片付いている、それは理想でしかないのでしょうか…。

女子校では女性の自立を謳っていることが多いように感じます。宣伝だとしても、実際お嬢様学校が男性をサポートするお嫁さん教育なんてまったくしていない。形では家庭科やお作法があったって、生徒の意識そのものが昔とは変わってきているのですから「未来の旦那様のために」などつゆほども思いません。それどころか私立学校の教育の利点で、自分の良いところを伸ばし、自分で選択し、人に頼らずに生きることを許されるのです。
ところがその自立教育のたまもので自分の力を信じて飛び立とうと社会に出たとたんに「女はまず子育てだ、家庭だ、仕事仕事ではない人生もあるのだから」と押さえられてしまうわけです。外からは「あの人はお嬢様学校を出ているからいいお嫁さんになるわよ」なんて言われて、きちんと育てられた優等生であるほど、その声にも答えようとします。

どうして女性だけが家庭や育児の責任をそんなにも負わなければならないのでしょうか?

目の前に赤ん坊がいたらとにかくその子を育てなければなりませんよね。社会が制度が男女の雇用が〜といろいろ考える暇なんてありません。必要なら後先考えず仕事もやめて、おっぱいおしめに格闘。だってそうしないと育たない、母親の私がやらなければ誰がやるの?と思います。就園就学と次々迫ってきますし、そしていつのまにか家庭のこと子どものこと、すっかり背負ってしまっているのです。作った原因を半分持つ相手の男性は横で見て「育児ってたいへんなんだねぇ〜」なんて言いながら会社での自分に誇りを持ち(代わりはいくらでもいるのに)、家族を自分の収入で養っているという免罪符を掲げています。妻には、稼ぎがないのならプロとして主婦をやれと迫ります。まずい飯を食わせるな、俺に掃除機をかけさせるなと。あれ?
女性であるがゆえに命に責任を感じてしまう?今は昔のようにそれでよしとできなくなっています。私の生き方がいちばん大切、というわけではないのです。子どもも大切、家庭も大切、夫が激務に追われているのもわかる。のんびり子育ても楽しい。でもどこかもやもやしていて、世間の風通りの悪さを感じてしまうのです。

親の葛藤のはざまで助けを求めている子どもたちをどうしたらいいのでしょう。女性だけ、母親だけで解決できる段階ではないと思いませんか、旧時代には戻れないのですから。母親が過度に責任を感じることはおかしい。今まで縦割り行政で子どものこと家庭のことを後回しにしてきた政治・社会が悪いんです。いったい何年少子化問題に取り組んでいるんでしょうねぇ。

はじめに文を引用させていただいたのですが、おわかりになると思いますが他はすべて私の勝手な思い(愚痴)で、男の子の親さん個人にご意見にしたものではありません。大変失礼いたしました。まとまらず、長くなっちゃってすみません。では…

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 割り切るしかない?  ■日付 : 04/6/16(水) 18:38  -------------------------------------------------------------------------
   「子どもができたら、どうせやめるんだろ?」という前例を作ってしまった、たくさんのお母さんたち。辞めたとき、何が問題で、何がクリアできれば仕事が続けられたのでしょうか。
就職したときの、あるいは仕事が面白いと感じたときの気持ちを大切にする生きかたを、なぜあきらめなければいけなったのかと。

午前様になる仕事を子どもから手が離れるほんの数年、定時で帰れる部署に変えてもらう、シッターを頼む…。
そんな努力が困難で、なかなか実現しないこともわかった上で、仕事を続ける努力をしてみましたかとお聞きします。

就職難の今、就職活動中の女子大生が何回、こう聞かれたことでしょう。
「結婚しても仕事を続けますか」
「子どもができても仕事を続けますか」
女子学生たちはおそらくが全員とも、こう答えたと思います。
「もちろん、続けます」

仕事を辞めてしまったお母さんたちも面接のとき、おそらくこうしたやりとりがあったはずです。やっと戦力になるという時期になって、採用時の約束を破り、企業に多大な損害を与えた女子社員の前例が累々と積み重なって行くわけですね。

それぞれの職場でそれぞれの女性が、仕事に踏みとどまる努力をしなければ、女は結婚や出産で仕事を放棄するという企業の思い込みはなくならないと思います。
女の子の将来を開くのは、同性の先輩の生きかただと思うのです。

企業も女子を総合職で採用するわけですから、もちろん将来、出産や育児があることは考えています。
「出産や育児の時期は、そちらを優先してもらって構わない。でもそれが終わったら戦力になってほしい。」と言ってくれた会社に今春入社した長女には、採用されたときの感謝をもち続け、大人の約束は破ってはいけないと言っています。

もう25年以上前、ある著名人(女性)にインタビューしたついでに聞きました。
「どうしたら、女が子どもを持っても仕事を続けられるか」と。
そうしたら、次のように言われました。
「あなたの収入のすべてを子どもをサポートしてくれる人(保育園や二次保育、ベビーシッターなど)に払うつもりで人に頼りなさい。今の日本では、一度失った仕事は戻らない。仕事を確保するためにお金を使うのです」

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 中野と練馬の間  ■日付 : 04/6/16(水) 19:06  -------------------------------------------------------------------------
   >もう25年以上前、ある著名人(女性)にインタビューしたついでに聞きました。
>「どうしたら、女が子どもを持っても仕事を続けられるか」と。
>そうしたら、次のように言われました。
>「あなたの収入のすべてを子どもをサポートしてくれる人(保育園や二次保育、
>ベビーシッターなど)に払うつもりで人に頼りなさい。今の日本では、
>一度失った仕事は戻らない。仕事を確保するためにお金を使うのです

そういう考え方の女性もいるでしょうが、それが正しいとは言い切れない
でしょうね。私は児童心理を専門とする者(小児科医)として、子供の心の
健康な発達のためには、母親の存在がいかに大切かを日頃から痛感させられ
ています。頑張り屋のお母さん方が「仕事!仕事!」とご自身の人生に
真剣に向き合うことは素晴らしいとは思いますが、はたしてお子さんは、
どう感じているんだろう?と、そちら(子供の気持ち)ばかりが気に
なってしまいます。
女性の社会に対する責任(特に後輩女性職員への責任)は、とても大事な
問題なのは確かですよね。
でも、どれほど時代が変化しても出産・授乳(母乳)を担う女性で
あり、どんなに優しくて有能な男性と結婚できたとしても出産を夫に
代わってもらうことは不可能です。
家庭生活の中では、お父さんの言動も子供にとっては意味を持ちますが、
それ以上に「お母さんと一緒にいることで子供は安心する」という事実も
軽視すべきではないでしょう。
子供が幼稚園に上がったから、もう手を放していいというものでも
ないし、小学校に行き始めたら、もう安心、というものでもないはず。
思春期には、それなりの気遣いをしてあげることも必要です。
過干渉な親はよくありませんが、現状を見ると、むしろお母さん方が
自分のことばかりに一生懸命になりすぎて、子供が寂しがっている
ケースが実に多いし、子供は寂しい気持ちをめったに自分から訴えたり
しません。
かくいう私も未就園児を2人育てており、仕事は非常勤でしかできていま
せん。そんな人に意見されたくないという方々もいらっしゃると思います。
お気を悪くされたとしたらごめんなさい。
私自身、社会人としての責任(フルに働くこと)と、子供の気持ちと、
その2つの間でかなり苦悩した末、現時点では子供と一緒に過ごす時間を
長くしています。
女性が社会で責任を果たす大切さがよく分かる一方で、子供の心の
問題もそれ以上に大切だと思っています。
あとは各ご家庭の価値観・生活状況などで、出来る限り子供の気持ちを
第一に考えた生活スタイルが送れたらいいと思うのですが。
私見を並べ立てて失礼いたしました。どなたかに喧嘩を売っているわけでは
ありませんので、こんな考えの人もいる、ぐらいに流してくださいませ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 20:06  -------------------------------------------------------------------------
   ▼中野と練馬の間さん:
>自分のことばかりに一生懸命になりすぎて、子供が寂しがっている
>ケースが実に多いし、子供は寂しい気持ちをめったに自分から訴えたり
>しません。

どうして一生懸命になるのか、子どもがおろそかになるのかと言ったら働き辛いからです。助けがないからです。おろそか(?)になんて本当はしたくない、にこにこしながらあたたかく子育てしたいのに。

直接子どもを見ている専門家の方に子どもの心のことを言われると、とても辛いです。だから仕事をやめて子どもといなさい、って言われたら、そうせざるをえませんもの…。どうしたらいいのでしょうね。他に方法はないのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 私もシッター派  ■日付 : 04/6/16(水) 21:30  -------------------------------------------------------------------------
   ▼中野と練馬の間さん:

>私は児童心理を専門とする者(小児科医)として、子供の心の
>健康な発達のためには、母親の存在がいかに大切かを日頃から痛感させられ
>ています。頑張り屋のお母さん方が「仕事!仕事!」とご自身の人生に
>真剣に向き合うことは素晴らしいとは思いますが、はたしてお子さんは、
>どう感じているんだろう?と、そちら(子供の気持ち)ばかりが気に
>なってしまいます。
>女性の社会に対する責任(特に後輩女性職員への責任)は、とても大事な
>問題なのは確かですよね。
>でも、どれほど時代が変化しても出産・授乳(母乳)を担う女性で
>あり、どんなに優しくて有能な男性と結婚できたとしても出産を夫に
>代わってもらうことは不可能です。
>家庭生活の中では、お父さんの言動も子供にとっては意味を持ちますが、
>それ以上に「お母さんと一緒にいることで子供は安心する」という事実も
>軽視すべきではないでしょう。
>子供が幼稚園に上がったから、もう手を放していいというものでも
>ないし、小学校に行き始めたら、もう安心、というものでもないはず。
>思春期には、それなりの気遣いをしてあげることも必要です。
>過干渉な親はよくありませんが、現状を見ると、むしろお母さん方が
>自分のことばかりに一生懸命になりすぎて、子供が寂しがっている
>ケースが実に多いし、子供は寂しい気持ちをめったに自分から訴えたり
>しません。

出産・授乳の問題と、育児の問題とは別ですね。
それをここで同列の問題かのように述べられるのはちょっと・・・と思います。

お説をすべて否定するつもりはありませんが、それでは「母親神話」になってしまって、フルタイムで働く母親はすべからく否定されてしまいそうですね。

私は、父親の存在も、母親の存在も同様に大切なものと考えます。
現代は、あまりにも母親の役割が強調されすぎて、アンバランスなものを感じます。

子供が誰かのもとにいると安心感を得られるというのは、大切なことだと思いますが、何もそれは母親でなくてもいいのです。

また、時間的に長く一緒にいることが安心感を生むわけでは決してありません。
時間は短くても、その短い時間の間に凝縮した安心感を与えられれば、それでいいのではないでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : はるかぜ  ■日付 : 04/6/17(木) 1:52  -------------------------------------------------------------------------
   >家庭生活の中では、お父さんの言動も子供にとっては意味を持ちますが、
>それ以上に「お母さんと一緒にいることで子供は安心する」という事実も
>軽視すべきではないでしょう。
>子供が幼稚園に上がったから、もう手を放していいというものでも
>ないし、小学校に行き始めたら、もう安心、というものでもないはず。
>思春期には、それなりの気遣いをしてあげることも必要です。
>過干渉な親はよくありませんが、現状を見ると、むしろお母さん方が
>自分のことばかりに一生懸命になりすぎて、子供が寂しがっている
>ケースが実に多いし、子供は寂しい気持ちをめったに自分から訴えたり
>しません。

母親がフルに働くことが一般的で、専業主婦が少数派という文化の国が、
世界的に見て複数あると思います。たとえばすぐ思い浮かぶのが、
スウェーデン、ノルウェーなどの北欧や、中国など。こういった国々では、
子供のそばに母親がいないことによる成長の上でのマイナス面について、
声高に論議されているとは思えないのですが、実際はどうなのでしょうか。

共働きが一般的な国の母親は、職と子育てとの間で、
いったいどう折り合いをつけているのか、日頃から興味をひかれておりましたが、
別に子どもを中心に考えて仕事をやめる選択を、個人的に否定するでも
肯定するでもないことを初めに申し上げておきます。

ただまあ、
一般にいうところの「母親がそばにいた方が子供がよりよく育つ」という考えは、
そういう文化規範に根ざしたものにすぎないのではないかと、
私は考えています。

たとえば、これまでの乳児期の子育てを振り返っても、
添い寝 (欧米では否、日本では是)
おしゃぶり (日本では否、アメリカでは是)
抱き癖 (おばあちゃん世代では否、今では是)
等々、その時代やその国の文化により、
良しとすることは変わっていくものだと実感しました。

(「育児の国際比較」という本がNHKブックスから出版されていますが
その文化で是とされている子育て法が、よその文化では否定されている事実に
目からウロコ状態でした。この本を読むと、専門家が是としている子育て方法が
国ごと時代ごとに、それこそ180度と言っていいくらい、
異なっているのがわかります。
こうしなければいけないという声に苦しまなくてよいのだと気がついた点で、
この本は私の育児のバイブルとなりました)


実は昔、子どもが生まれるとき、親から「私は仕事を続けたかったが、
育児のために仕事をやめた。仕事をやめなかった同期の女友達が上級職についているのをみると複雑だ。子どもが生まれてもやめなくていいから仕事を続けなさい」
と言われたことがありました。なんだか逆に、
・・・子育てに専念しちゃいけないの?仕事をやめて楽になっちゃいけないの?
と少しばかり反発してしまいました。
実際は、自分の考えで今もフルタイム勤務を続けており、
それでよかったと思っていますが、周りからああしろこうしろといわれると、
つい反発したくなっちゃうこともありますよね。


仕事をつづける、家庭に入る、将来娘(息子の配偶者)達が
どのような選択をするにせよ、
わが子が母の思う道とはまったく違う生き方を選択した場合でも、
それを否定することなく、自分の主張を押し付けることなく、
その考え方を認めてあげられたらいいなと思います。
難しいことかも知れませんが・・。

また、自分の子どもにも、
そうした価値観の多様性を認められる大人になってほしいと考えています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : アメリカの場合  ■日付 : 04/6/17(木) 8:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼はるかぜさん:
>母親がフルに働くことが一般的で、専業主婦が少数派という文化の国が、
>世界的に見て複数あると思います。たとえばすぐ思い浮かぶのが、
>スウェーデン、ノルウェーなどの北欧や、中国など。こういった国々では、
>子供のそばに母親がいないことによる成長の上でのマイナス面について、
>声高に論議されているとは思えないのですが、実際はどうなのでしょうか。


実際にはいろいろあるんでしょうけれど、たいがいが海外の先進性と日本の後進性を強調するために引き合いに出されてくるので切り取られた情報しか聞こえないですよね。

>
>たとえば、これまでの乳児期の子育てを振り返っても、
>添い寝 (欧米では否、日本では是)
>おしゃぶり (日本では否、アメリカでは是)
>抱き癖 (おばあちゃん世代では否、今では是)
>等々、その時代やその国の文化により、
>良しとすることは変わっていくものだと実感しました。
>
>(「育児の国際比較」という本がNHKブックスから出版されていますが
>その文化で是とされている子育て法が、よその文化では否定されている事実に
>目からウロコ状態でした。この本を読むと、専門家が是としている子育て方法が
>国ごと時代ごとに、それこそ180度と言っていいくらい、
>異なっているのがわかります。
>こうしなければいけないという声に苦しまなくてよいのだと気がついた点で、
>この本は私の育児のバイブルとなりました)


異文化の社会でも同じようなことが起こっていて、アメリカに住んでいたころ、母乳の良さを主張する記事、仕事より育児をとるキャリアウーマンの話など頻繁に目にしました。添い寝を続けようとするお母さんの親戚におこられるとぼやきや、別室育児を断行してあまりの夜泣きにまいっている人に実際にであったりもした。どこの国でも、これぞ定番という子育てスタイルなんてなくて、みんな試行錯誤しながら育てているんだと思う。
アメリカは12歳までの子供を家にひとりでおいてはいけないという法律があるし、日本みたいに恵まれた保育園もないのでみんないろんな方法で働き方と子育てを工夫してやってますね。全般的には、労働状況について会社や社会の要求になんとか合わせていこうという傾向が小さいというか無いというか。有給消化は当然のことだし。高給とってるひとたちは朝7時から夜11時まで働くけど、一般ピープルはお父さんも6時に帰宅してくる。お向かいは7時にならないと帰ってこないと時々夫婦喧嘩していた。
ちょっと意外だったのが親戚同士スープのさめない距離に住んで助け合っているおうちがすっごく多い。日本のTVで流れているような、すごーい共働きカップルばかりじゃなく、フルタイムのシッターを頼める家庭ばっかりじゃないから。
また、スイミング教室で一緒になった若いシッターさんたちは、この子の家はお父さんがふたりと私たちがいるようなもの、と話していた。子供は何かしてほしいこと困った事があると両親が家にいても全部シッターさんのところに来るんだそうだ。こんなのもありなんだと最初はびっくりしたけれど、要するにお母さんというものの捉え方にすごく幅があるんだと理解した。

スレを通して母親の重要性が主張されているけれど、性格的に家にいられないって人も中にはいる。それに母子密室育児からおこる悲劇も現実には多い。
今の科学水準だと妊娠出産だけは♀がしてあげなくちゃいけない。でも、ママ専業するかどうかにかかわらず、育児には他人の手を頼むことをもっと積極的に考えていったほうがいいと思う。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : おそらく  ■日付 : 04/6/17(木) 9:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼アメリカの場合さん:

 アメリカの場合、離婚が日常茶飯事みたいだから、女性もキャリアウーマンでないと、離婚した場合、子供に満足な教育を受けさせることができないでしょう。
 その意味でも、女性の経済的自立は大切だと思うな。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 19:30  -------------------------------------------------------------------------
   ▼割り切るしかない?さん:
>それぞれの職場でそれぞれの女性が、仕事に踏みとどまる努力をしなければ、女は結婚や出産で仕事を放棄するという企業の思い込みはなくならないと思います。
>女の子の将来を開くのは、同性の先輩の生きかただと思うのです。

そうなんです(涙)

子どもが母親を求めている、そばにいてくれと言っている。
私しかいないのだ、私が一緒にいなくては。
そう思って子どものそばにいるのは自由です。
でもほんとにそうかな?と、よくよく考えて、先の先まで考えて、子育てでかけまわる一時のために大切なことを失わないで欲しいのです。

どんなことをしても職業をやりとおした先輩たちがいます。少なくありません。
とても困難な道のりもあったでしょう。
少しずつでも、その人たちの思いに答えなければと思うのです。
力及ばず職を離れても、子育てする私たちには、これからできることがあると思います。
もともと魅力のある職業についていなかったから、なんて言う人は、せめてがんばる人の足を引っ張ってはいけないということです。

そうでなければ女の子に何を教育したらいいのか、さっぱりわからないでしょう?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 女性の生き方  ■日付 : 04/6/16(水) 19:52  -------------------------------------------------------------------------
   自分の生き方に重ね合わせて、このスレッドを興味深く読んでいます。

私も33歳で長男を出産する4ヶ月前まで、男性と同じ給与体制の会社で男性と同じように仕事をしていました。国内外の出張が月に2、3回あり、ほとんど徹夜で仕事することも珍しくありませんでした。主人も同じような仕事で、子供を授かった時、夫婦とも実家が遠くて頼れない私は迷わず退職しました。

会社はいつでも戻って来いと言ってくれましたが、たとえ部署を変えて戻ったとしても自分自身がその状態に満足できるのか自信がありませんでしたし、11年以上仕事に全力投球した後だったので、むしろ未練はありませんでした。
何より私自身は子育てにどっぷり漬かってみたいという思いがありました。母は仕事をしている人で、幼い頃寂しい思いをしたことも無関係ではありません。

上の方にもありましたが、私の学生時代の友人で結婚しても仕事を続けているのはみごとに公務員か教師か法曹界。民間に就職した友人で仕事を続けている人は独身か夫婦だけという図式です。

本当に女性が働き続けるのは大変なことですね。でも、私はこの10年子供とべったり過ごした事にとても満足しています。この満足感は多分どんな素晴らしい仕事をし終わった後でも味わえなかったのではないかと自負しています。

どなたかもおっしゃっていらっしゃいましたが、子供が私を本当に必要とする期間は短いです。来年は中学生、もう私も子供から少し距離を置かないと逆にうるさがられそうです。10年のブランクがあるので到底元の職場には戻れませんが、子供が勉強している時を利用して今年国家資格を取りました。全く別の仕事ですが、来年から仕事を始めようと思います。

一度もキャリアを中断しないで働き続けることのできる方を心から尊敬しますし、応援したいと思います。でも、一度リタイアして子育てを満喫し、また歩き出すのも悪くないと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 口だけでは・・・  ■日付 : 04/6/16(水) 20:25  -------------------------------------------------------------------------
   ▼女性の生き方さん:
>子供が勉強している時を利用して今年国家資格を取りました。全く別の仕事ですが、来年から仕事を始めようと思います。

ご立派ですね。
子育て支援の制度や社会の中で女性に対する偏った見方を愚痴ることは
簡単でもそれぞれの環境を受け入れた上で出来る努力をしているか
どうかで大きく分かれると思います。
下の子どもが小学校に入学したのを期に昔と同じようなスタイルで
働き出そうとして(フルタイム・海外向けの時差のある仕事なので残業あり)
失敗した私としては非常に賢明な方だなと思います。
そして今できる努力をしていかなければと思っていた矢先ですので
女性の生き方さんの投稿文をとても説得力のあるものとして受け取っています。
下の子が中学に入学する数年以内に準備しようと思っていることが
あるのですが実行できるかどうか?出来るかどうかよりやるかやらないかですね。

そして自分の子どもの面倒を誰が見るかということと同時に
地域の中で今まで気づかず他の保護者の方に並々ならぬ
お世話になってきたことも忘れてはいけないと感じています。
自分がPTAのお世話をしてみて初めて仕事をもった母親が
コミュニティーの中で役割を果たすことがとても難しいと感じました。
委員になられてもやはり満足に仕事のできない人が多いのです。
「仕方がない、それでもやろうとしているだけ立派」と言われれば
それまでですが。父親や勤めのある母親も参加できるように土曜日に
活動や委員会をする学校もありますが子どもが土曜休みの公立小では
それも難しい環境です。そんな時誰がカバーしているかといえば
やはり昼間時間的に余裕のある専業主婦かパートタイマーで
働いている母親です。自分の子どもの子育てだけでなく
地域の中での子育てにも蔭で支えられていることを忘れてはいけないと
思います。

子どもをもったことにより仕事を続ける続けないの選択だけではなく
もっと広い視野で物事を見て考える機会を得たことを大切にしたいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ほうき  ■日付 : 04/6/16(水) 21:40  -------------------------------------------------------------------------
   ▼女性の生き方さん:
>迷わず退職しました。
>未練はありませんでした。
>子育てにどっぷり漬かってみたいという思いがありました。

女性の生き方さんにそう思わせたのはなんでしょうか。お母様も悩み苦しみながらお仕事をしていたのではないですか?続けやすいと言われる仕事だって、子育てしながらでは大変です。世代がさかのぼるほどです。

>この満足感は多分どんな素晴らしい仕事をし終わった後でも味わえなかったのではないかと自負しています。

>一度リタイアして子育てを満喫し、また歩き出すのも悪くないと思います。

そうかもしれないけれど、かけがえのないものを失う人もいるのです。

PTAのやりかただって、変えることはできないのでしょうか?働く人が多い昨今では、残った専業主婦が彼らを支えるのはもう限界です。

私は疑問を呈するのみで申し訳ないのですが、明確な答えや提案を持っていないのです。

三歳児神話をご存知ですか?私は「そうだよね、母親がそばにいないと子どもが変な風に育つよね」と言ってしまって、フルタイムの仕事を持つ友人にひどく怒られました。
この言葉がどんなに女性をしばっているか、苦しめているか、あなたは知っているのかと。
それではじめて女性の前に立ちはだかる見えない大きな壁に気付いたのです。女同士で傷をなめあうより、なぐさめあうより、そちらに目をむけなければ。
ついむきになってくどくどと…ほんとうに申し訳ありません。みなさん怒らないで、「壁」について考えてみてください。これで失礼いたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : パパッ子  ■日付 : 04/6/17(木) 11:26  -------------------------------------------------------------------------
   ▼割り切るしかない?さん:
>就職難の今、就職活動中の女子大生が何回、こう聞かれたことでしょう。
>「結婚しても仕事を続けますか」
>「子どもができても仕事を続けますか」
>女子学生たちはおそらくが全員とも、こう答えたと思います。
>「もちろん、続けます」
>
>仕事を辞めてしまったお母さんたちも面接のとき、おそらくこうしたやりとりがあったはずです。やっと戦力になるという時期になって、採用時の約束を破り、企業に多大な損害を与えた女子社員の前例が累々と積み重なって行くわけですね。

う〜ん、この部分、私はちょっと違和感があります。
子どもが出来たから違うライフスタイルを選ぶのだってアリですよね。
入社の時には会社の方だって『うちの会社、こんなに女性を登用している先進的な会社なんですよ・・・!』みたいに言ってても、実際中で働いてみると、制度も整っていないし子ども持ちながらとても働けないワって会社だってありますよね。

大体、会社自体が子どもを持ちながら(実際に細々と子どもに関わりあいながら)働くというライフスタイルを社員像として前提にしていない所に世間の実情がどんどん変わってきてしまっていて、それにあわせて社会制度が追いついていってないんですから、殆どのヒトが辞めちゃっても仕方ないんじゃないでしょうか?
それを乗り越えて一生懸命子どもを抱えながら働かれておられる方には敬服!ですが、本来は会社の制度の方が変わるべきでは?

どなたかが
>男の人は「連れ合いに稼ぎがあるから、子どもが生まれることを理由に行き詰ってるこの仕事はやめてしまおう。責任も重くなってきたしちょうど良かった」なんて選択はしずらいですよね…。
・・・と仰っておられましたが、本当なら、『妻が産むし、この際、稼ぎが良い彼女に残ってもらって、僕が辞めて全面的に引き受けちゃう事にしよっかな〜。会社じゃあんまさえないし・・・』ってのもアリの世の中になることを目指すべきなんじゃないでしょうか。

『やっぱり母親が3歳までは・・・』なんて押し付けられるのもイヤなもんですが、『仕事も家庭も子どもも!!』なスパーウーマンを標準に置かれるのも何となく息苦しく感じます。

バリバリ〜グータラ、全て揃っているのが(しかもグータラの方が多数)というのが世の中じゃないでしょうか・・・グータラはグータラなりにチマチマと低予算で暮らしていく選択、また、大変なのは当然ですがグータラから一念発起してバリバリへの路線変更、逆にバリバリからここいら辺で一息入れてノンビリと・・・の進路変更が本人の心がけしだいでスムースにできる世の中が、私は理想だな・・・

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 割り切るしかない?  ■日付 : 04/6/17(木) 13:34  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パパッ子さん:
>バリバリ〜グータラ、全て揃っているのが(しかもグータラの方が多数)というのが世の中じゃないでしょうか・・・グータラはグータラなりにチマチマと低予算で暮らしていく選択、また、大変なのは当然ですがグータラから一念発起してバリバリへの路線変更、逆にバリバリからここいら辺で一息入れてノンビリと・・・の進路変更が本人の心がけしだいでスムースにできる世の中が、私は理想だな・・・

バリバリ路線を突っ走っていても、グータラしたいときは、それができる環境があるとよいと思います。それぞれの人が、今の状況(育児や介護など)を素直に出して、カバーし合える会社(社会)だといいですね。

でも、バリバリ路線を突っ走っている女性ほど、グータラ路線に変更するのを潔しとしない傾向があるように思います。グータラになるぐらいだったら、専業主婦になったほうがよいと180度の変更をしがちですね。
グータラでよいから踏みとどまってほしい、仕事を続けてほしいと思います。
(「ばりばり働く=子どもより仕事」という見方が多かったければ、どんなに猛烈に働いている人だって子どもを一番大切に思っていることを忘れないでほしい。働いている人を傷ついている言葉が、これまですごく多いと思いますよ。気づいていないのかも?)

「もう十分働いた」と仕事を辞める女の人が多いけれど、男性(夫)は仕事から逃れずに、さらに30年近く働くわけです。
働き続けないと見えてこないことに、いつまでも女は辿り着けないと思います。

また、育児中の人もグータラしすぎると、最低限は働かないと居ずらくなります。
弱い子をもった人が「子どもが熱出しました」って、しょっちゅう休まなければいけないのではなく、熱が37.0は超えていても、元気だったら預かってくれる保育園や病時保育などが整わないと、働き続けられません。

どんな形であれ、社会と関わり続け社会を支える一人になってほしいと、娘たちを育ててきました。
でも、長女の就職活動を見ていて、女を見る目が昔とちっとも変わっていないことに愕然としています。また、女が働きやすい社会になってもいないようです。
子どもたちの将来を開けなかったのは、私たち母親の責任ではないかと強く思ったものですから、先のような意見になりました。

「息子の嫁は…」とか、「問題は配偶者…」とかと、相手次第で変わるのではなく、自分の思うように自分の力で生きて行ってほしいと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : nora  ■日付 : 04/6/16(水) 13:07  -------------------------------------------------------------------------
   <男の子のお母さん>の<こどもが親を本当に必要とする時間は短い>の意見にウンウンと頷いてしまいました。

女性が子育てと仕事を両立できるかどうかは、子供の元気さで決まると思う。
14歳の娘と10歳の息子がいますが、息子が小児喘息で入退院を繰り返し、両方の親のヘルプがない状態の私には、仕事は無理でした。商社でバリバリ?と働いたことも、英語の本なら翻訳なしで何とかなる力も、喘息で吹っ飛びました。バタバタと生きてきて、気がつけば子供は10歳を過ぎ、だんだんと元気になり、親から離れていく様子が感じられるようになると 子供が育つのに親を丸ごと必要とする時間はみじかいなぁと しみじみ思うようになりました。

さて 娘14歳 こちらは勉強も部活もという中高一貫校に入れました。将来のことは分かりません。もともと親の言うことは聞き流すマイペースな子ですし。でも頭と体の<基礎体力>をこの6年間でみっちりつけて欲しいと願っています。基礎体力があれば なんとか自分で生きていくことができるのではと思うからです。
とかく部活一本になりがちな娘に 勉強も!と言う毎日です。

娘には将来 社会で活躍して欲しいという気持ちはたっぷりとありますが
あなたたちと べったり過ごした時間も 面白かったと伝えたい。
娘が お母さんであるがゆえに 仕事を中断しなくてはならなくなった時
<それも 面白いかも>と思って欲しい。
大きくなった娘に ママのようにはなりたくない といわれないように私もこれから また 頑張ろう。 役に立ちそうもないけれど 下の子の受験勉強の横で英語の勉強を再開しました。 女の子の将来は結構長く なかなか決まらないぞと思う

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : もう夏?  ■日付 : 04/6/16(水) 15:46  -------------------------------------------------------------------------
   ▼noraさん:
><男の子のお母さん>の<こどもが親を本当に必要とする時間は短い>の意見にウンウンと頷いてしまいました。

 本当にそのとうり、母親とはある意味期間限定商品!!??
なんて、最近考えてしまいます。こどもから手が離れるのも早いものです。

ポジティブに考えれば、寿命も延びたことだし、ゆっくり子育てして、
また歩き出す、そんな時間が今はできる時代なんだと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/15(火) 17:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼男の子の親さん:
>実はかつて「子どもより仕事をとりたいキャリアウ−マン」でしたが、今となればこどもにお金以上のものをもらった気がします。自分の手で育てるって本当に大変。子育てって自分を成長させてくれると思うんだけどな。

男女に限らず、学生時代から親になるまでの時期、小さい子供に接する機会がすごく減っているんじゃないでしょうか。わたしなぞ0歳の赤ちゃんを見たのは独身のころ友達の子をちらと見せてもらったのがはじめて。こんなのわたしだけか?といろんな人に聞いてみたら、自分も!という人が案外多くて、これで怖いニュースきいたら子育てをおそろしいものと思ってしまうのも仕方ないように思います。

地元の中学は、家庭科の授業テーマに保育を取り入れて、近所の保育園幼稚園の訪問をしているようですが、うちの子の中学はどうなのかな〜。子供を可愛いと思う気持ちはお金で手に入れられるものではないですよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 割り切るしかない?  ■日付 : 04/6/14(月) 23:58  -------------------------------------------------------------------------
   私たちの時代は仕事と育児を危うく綱渡りしてきたのですが、
今の女の子は結婚とか出産とかを、選ばないように思います。
「結婚するかもしれないけど、おそらくしないと思う」という感じ。

親のほうは、娘には月並みな幸せをと願っているのかと思っていたら、
それもなくて、
「結婚しなくてもいいから、子どもだけは産んでほしい。私がサポートするから…」「そうそう…」
こんな話で、保護者会のあと盛り上がったことがありました。

働いている母親の苦労を見てきたわが家の娘たちも、結婚には否定的です。
子煩悩な家事もする父親を見てはいたのですけれどね。

女が容易に働けない社会の仕組みになっているのは、昔と何ら変わりません。
なら、男になってしまったほうが楽という発想でしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 玉の輿  ■日付 : 04/6/15(火) 23:12  -------------------------------------------------------------------------
   私も、まだまだ綱渡り中。
私はたまたま、配偶者に恵まれたけど、娘たちの配偶者は、そこまでは期待できない。のに、父親みたいな人と結婚する気でいる。。。

最近、一番気になったのが、女子御三家トップ校の、東大現役率の異常な高さ。

あそこまでの頭脳優秀集団でさえ、現役にこだわるのか、と思うと、痛々しい。どうしても、心の奥に、結婚するなら若い方がお得、という、昔ながらの価値観が存在しているようで。。。

上に行けば行くほど、欲も出て、妥協できないのもわかる。妥協できないと、結婚から遠ざかり。。

そう、子供が生まれるまでは、「五体満足なら」と、みんな思っていた筈。
そして、大枠では、健康であれば、普通であれば、と願う母。

でも、そんな母親たち(父親たち)が、娘に、中学受験をさせて何をゴールとしているのか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 老後を奪ったのは事実  ■日付 : 04/6/11(金) 13:30  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさんさん:

お母さんに感謝、そのひとことですね。

私も、○年前まで実家の母に子供の面倒をみさせていました。
でも、下の子が生まれてすぐに頼りの母が更年期障害のため
躁鬱に。まったくあてにできなくなり、仕事をやめざるを
得なくなり、退職しました。血縁の母ならともかく、自分の子供たちを
シッターに任せてまでは、という考えがあったからです。

今は自分の子育てを人任せにせずよかったと思いますし、
主人の稼ぎだけでも十分にやっていけることに感謝しています。
でも、最近わが身を振り返れば、時に子供たちを自分のステイタスの一部と
感じている自分にぞっとすることがあります。愛情より先に。
そして、今後頭のいい学校に入れたり、聞こえのいい職業につかせる
ことに集中していくであろう自分に見栄を感じてイヤになることもあります。


今後ますますそうなると思いますが、女性が
自分自身のキャリアやステイタスをあきらめたくないと思えば、
出産・育児はその妨害でしかないという風潮は高まるばかりでしょう。

子供なんか生んだら、好きなことができなくなるじゃない、
と平気でいう女性は周りに多くいます。
ハンデになるものはいらない、といって子供を作らない同期たちは
どんどん出世。身奇麗にして、頻繁に海外旅行。うらやましくもありますが。

まあ、なにに人生の重きを置いてもかまわないとは思います。

少子化は時代の流れですね。

うちは二人とも男の子ですので、女の子のご両親より
その点では気が楽かもしれません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/11(金) 13:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老後を奪ったのは事実さん:
>血縁の母ならともかく、自分の子供たちを
>シッターに任せてまでは、という考えがあったからです。

この考え方から抜け出せなければ、パワーカップルは増えないと思いますよ。
ノルウェーであれ、アメリカであれ子育てを家庭外に委託するのはあたりまえの選択ですね。
発展めざましい中国や、シンガポールだってそうじゃないですか?
実家なら良い?税金がまかなってくれる保育園なら良い?お金がかからなくたって他人の手を借りることにかわりはないです。かえってお金のかからないぶん大変な仕事を頼んでいるんだという自覚が足りないケースもあるんじゃないでしょうか?
どうしても身内以外はイヤというなら、4人の祖父母たちを拝み倒し老後の金銭的な保証を約束するか、責任もって家庭内のことをしてくれる主夫志望の男性と結婚するかでしょう。

余談ですが、わたしは、将来キャリアウーマンを目指すのは自由だけれど、自分が孫を育てることは絶対にしないからと母に言い渡されていました。母は賢かったのか??わたしが子育てについてなんの認識も持っていないので、なし崩し的に甘えられてはイヤだと思ったんでしょうね。
ひまわりおばさんのようにちゃんと認識されていれば、いろいろあってもお母さまも我慢がきくのではないでしょうか。
わたしも娘が職を優先したいと言ったらどうするか?と時々考えます。実母ほど厳しいことは言いたくないですが、連れ合いの実家も頼ること、保育園にいれること、シッターも利用することを条件にするだろうと今は思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 老後を奪ったのは事実  ■日付 : 04/6/11(金) 20:05  -------------------------------------------------------------------------
   ▼母親さん:
>▼老後を奪ったのは事実さん:
>>血縁の母ならともかく、自分の子供たちを
>>シッターに任せてまでは、という考えがあったからです。
>
>この考え方から抜け出せなければ、パワーカップルは増えないと思いますよ。
>ノルウェーであれ、アメリカであれ子育てを家庭外に委託するのはあたりまえの選択ですね。
>発展めざましい中国や、シンガポールだってそうじゃないですか?
>実家なら良い?税金がまかなってくれる保育園なら良い?お金がかからなくたって他人の手を借りることにかわりはないです。かえってお金のかからないぶん大変な仕事を頼んでいるんだという自覚が足りないケースもあるんじゃないでしょうか?
>どうしても身内以外はイヤというなら、4人の祖父母たちを拝み倒し老後の金銭的な保証を約束するか、責任もって家庭内のことをしてくれる主夫志望の男性と結婚するかでしょう。
>
>余談ですが、わたしは、将来キャリアウーマンを目指すのは自由だけれど、自分が孫を育てることは絶対にしないからと母に言い渡されていました。母は賢かったのか??わたしが子育てについてなんの認識も持っていないので、なし崩し的に甘えられてはイヤだと思ったんでしょうね。
>ひまわりおばさんのようにちゃんと認識されていれば、いろいろあってもお母さまも我慢がきくのではないでしょうか。
>わたしも娘が職を優先したいと言ったらどうするか?と時々考えます。実母ほど厳しいことは言いたくないですが、連れ合いの実家も頼ること、保育園にいれること、シッターも利用することを条件にするだろうと今は思っています。


シッターによる虐待の可能性もあるし、
教育・しつけの面で他人に子供を預けるのは
どうしても抵抗があります。外国がどうだとか以前に。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : シッターさん大好き  ■日付 : 04/6/11(金) 20:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼老後を奪ったのは事実さん:
>シッターによる虐待の可能性もあるし、
>教育・しつけの面で他人に子供を預けるのは
>どうしても抵抗があります。外国がどうだとか以前に。

実家が遠かったので、生後4ヶ月から10歳くらいまでベビーシッターを利用していました。確かに初めての時は心配ですよね。最初は知人に頼む事が多かったのですが、やはりお互い気を使ってしまうし、プロの人のほうが子供たちも楽しそうでした。最初の頃は突然帰宅してみたり、試すような事もしました。でもだんだん、帰宅した時の子供の表情とか見ていると、合う人が分かってきます。なので途中からは決まった人にずっと頼んでいました。最後の頃は、帰宅してからも1時間くらい話し込むくらい仲良くなりました。シッターさんのお嬢さんが私と同じ学部だった事もあって、私の仕事を応援してくれる気持ちがあったようにも思います。子供たちにとっても実際のおばあちゃんよりも親しい間柄でした。本当にあの人がいなければ、私は仕事を続ける事が出来なかっただろう、と思います。今も毎年年賀状を交換しています。
私はたとえ近くにいても実家に過度に頼るのは嫌だったので、シッターさんを利用したと思います。私はラッキーな例かもしれませんが、一生懸命探せばいい人は見つかります。仕事も大事。子供はもっと大事。頑張ってほしいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 私もシッター派  ■日付 : 04/6/11(金) 21:11  -------------------------------------------------------------------------
   私も子供を2人育てるのに、保育園+シッターさんを最大限に利用しました。

実家の母は海外旅行が趣味、夫の母は病気で、どちらもあてにはできなかったからです。

シッターさんは、はじめはお隣の方が頼んでいらっしゃったシッターさんがとても感じのいい方で、お隣から聞こえてくる様子でもお子さんとの接し方が私の理想に近かったので、その方にお願いしました。お隣さんにご紹介いただきました。幸い、お隣の方は専業主婦で、私とお願いする時間帯が違ったのでラッキーでした。
私は産後1ヶ月で仕事に復帰したので、保育園に入れるまでの期間もシッターさんはとても助かりました。
そのシッターさんがお引越しされてしまったころには、子供たちも少し大きくなっていましたので、お知り合いのお嬢様にお願いして、確かな女子大学生を紹介していただきました。
おもいもかけず、地元の有名なお家のお嬢様が来てくださることになりました。そのお嬢様には、保育園へのお迎えと、私が帰ってくるまでの間の子守をお願いしたのですが、しっかりしていて、かつ優しいという理想のシッターさんで、子供たちはいつも楽しそうでした。

シッターさんも、探しようだと思います。
もう子供達はシッターさんは不要な年になりましたが、今でも女子大生だったシッターさんのことはよく覚えていて、なつかしがっています。

おかげで私は母の老後も奪わないでいられています。
母は父と1年間に何回も外国旅行に行きますが、そのたびに各国のTシャツをおみやげに買ってきてくれて、子供達は大喜びです。

もちろん、実家の母も日本にいるときには、子供が熱をだしたときなどに面倒をみてくれます。
感謝、感謝です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 娘の人生  ■日付 : 04/6/11(金) 22:31  -------------------------------------------------------------------------
   精神科医の香山リカさんの話のなかに
「以前は社会に出たいが、いい母親、いい妻像を実母から期待され
 ストレスを感じる女性が多かった。しかし近頃は、男社会に疲れ、できれば平凡な
 主婦に納まりたいのに、手に職をもて、仕事で自己実現をしろ、という実母の期待を
 裏切れない、と心のバランスをくずし、診察にくる女性が増えている」とありました。
我家は女の子と男の子がいます。女の子のほうがどちらかというと成績がいいので
つい、わたしもあれこれ過剰な期待をいだいてしまいます。
でも、これを読んでから、自分の夢は夢、娘の人生は娘が決めるもの、と考えるよう
努力しています。
でも、未熟なので、ついつい洗脳してしまうんですよね。
こうなってほしい、という希望(欲望?)を押さえて娘の意見を尊重すること、
自分の夢を娘に刷り込まない、肩代わりさせない、どれも難しいです。
幸せになってほしいという気持ちに偽りはないのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 男も女も自立は必要  ■日付 : 04/6/11(金) 23:02  -------------------------------------------------------------------------
   家は母子家庭ですが、ベビーシッターもつけず、母も新幹線の距離なので1度も子供を預けたことがありません。それでも特段苦労したということもないようにに思います。のどもと過ぎればかも知れませんが。
仕事は能力を生かせる仕事とても楽しく、子供も素直に育っているように思います。お稽古もすべて子供一人で通える範囲でしたので〈引っ越しました)学童代わりにもなり、一石2兆でした。私があまり子供にかまわなかったからか、かえってお稽古に没頭し、それぞれ、かなりの成果を上げることもできました。
今は中学受験ですが、子供自身で受験を決め、塾に入りたいと言い、一人で勉強計画をたて、実行しています。私が帰るのが遅いので、自習室で遅くまで勉強しているようです。子供のほうがしっかりしているので、私のほうが生活面で面倒を見てもらっている・・という感じです。
こんな母子もいます。
やはり自立は大切です。
ただ、子供には、経済面、生活面で自立できて初めて本当の自立なのだと繰り返し言っています。
また、何のために勉強するのか(受験のためなのでは決してなく、豊かな心を持
つため、真に人を助けることができるため)ということも繰り返し言っています。
この2つだけが私の教育方針であり、あとは、子供の人生なので、すべて子供に任せようと思っています。また、それに足りるような子供のように思います。
自分で汗を流して得たお金で子供をここまで育てた自信や誇り、そして、それを十分楽しんでこられたのは、すべて、幸せ〈子供)がここにあるからです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ごむにん  ■日付 : 04/6/12(土) 0:02  -------------------------------------------------------------------------
   皆さん立派な確固たる精神の元、家庭を築いていらっしゃって感服します。

私は、希望の職種を目指してそのための学部に入り、入学後に少し違う方向へ変わったものの、ほぼ満足できる仕事に就くことができました。
しかし、仕事を続けている上でも様々な葛藤があり、仕事を続けながらも結婚、出産、子育てと経て、一人の力ではとてもここまではこれなかったと、思い返すたびに思います。
保育園、学童、子供のお友達のお母さんや地域の目。どれにも充分助けられましたが、仕事でも、家庭でも、子供の進路でも、おまけにさらなる自分の夢に関しても、様々な葛藤が絶えずあり、迷い苦しんでいます。自分の選んだ様々なことが、自分や家族にとって最善であったかどうか、なかなか満足のいく状態にはなりません。
むしろ、自分のことでは、妥協やあきらめが、育児に負けて先行して、しまいにそれが慣れっこになって、ある時気付いて絶望感に浸ってしまいます。

しかしむしろ、こういう連続が人生なのではないでしょうか。
我が家は息子ですが、たまーにしみじみと、語って聴かせます。
これから大きくなるに当たって、自分がどういう形で社会にかかわっていくのか。やりたいことは何なのか?やれることは何なのか?そのためにはどうしたらいいのか?そういうことを考えるのは男の子でも女の子でも同じである。家庭を動かしていくのも家族みんなでやるべきなんだ。そして自分の目指す道に向かって努力を惜しまないのがいいねって。

いまだに人生について悩んだり、あきらめそうになったりしている私を、応援してくれている両親を、電話の向こうから感じることがあります。
本当に有り難く、感謝しています。

子どもたちにも、十分に将来について、考える材料や時間があって、自分の目指す道が見つけられるような充実した中高生活を送ってほしい。
そして子供の選んだ道を応援してあげられる親になりたいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 将来は子供次第  ■日付 : 04/6/12(土) 10:33  -------------------------------------------------------------------------
   >しかしむしろ、こういう連続が人生なのではないでしょうか。
>我が家は息子ですが、たまーにしみじみと、語って聴かせます。
>これから大きくなるに当たって、自分がどういう形で社会にかかわっていくのか。やりたいことは何なのか?やれることは何なのか?そのためにはどうしたらいいのか?そういうことを考えるのは男の子でも女の子でも同じである。家庭を動かしていくのも家族みんなでやるべきなんだ。そして自分の目指す道に向かって努力を惜しまないのがいいねって。
>
>いまだに人生について悩んだり、あきらめそうになったりしている私を、応援してくれている両親を、電話の向こうから感じることがあります。
>本当に有り難く、感謝しています。
>
>子どもたちにも、十分に将来について、考える材料や時間があって、自分の目指す道が見つけられるような充実した中高生活を送ってほしい。
>そして子供の選んだ道を応援してあげられる親になりたいです。

ごむにんさん、私も結婚出産しても仕事を続けてきました。
実家も遠く、夫はひとりで海外赴任してしまい、たったひとりで
子供と仕事を抱えて正直絶望的な気持ちになったこともあります。
お気持ちとてもよくわかります。

うちは離婚してしまいましたが、やはり人生について悩んだり
葛藤したりしている私を、電話の向こうから応援してくれている親の
存在にとても感謝しています。
また、いろいろありましたが、仕事を続けてきたことで、
ひとりになっても、経済的にはそれほど困らず、中学についても
子供に私立の選択肢を与えてあげることができたことは、
本当によかったと思っています。
懸命に生きる姿を子供がみていてくれれば、と思っています

子供については、ごむにんさんがおっしゃるように
>
>子どもたちにも、十分に将来について、考える材料や時間があって、自分の目指す道が見つけられるような充実した中高生活を送ってほしい。
>そして子供の選んだ道を応援してあげられる親になりたいです。

という思いに加えて、やはり、自分の人生をきちんと生きていくためにも
「パパっ子」さんが書かれている

>男であれ、女であれ、将来のある子ども達、少しでも選択の幅を広げて欲しい・・・そんな気持ちと、少しでも気持ち良く人生を歩んでいって欲しいという事のバランスを考えつつ、受験させた方がよりそうなるチャンスが多いのでは・・・と考えて、みなさんお子さんを中学受験させようとしているのではないですか?

という思いと両方があります。
私とおなじように、働き続ける道を歩むのか、それとも、家庭に入るのか
また、全然違う道を切り開いていくのか、それは彼女の選択だと思いますから、
どうこう言うつもりはありません。
彼女がきちんと自分で納得して人生を選び、それで幸せであれば、
それでいいとおもっています。
その人生の選択の基礎となる部分を、この先の学校生活の中で
みつけていってくれれば、それが一番です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 私もシッター派  ■日付 : 04/6/12(土) 11:08  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ごむにんさん:

ごむにんさんのように悩みながら仕事をしているというのが、実のところ大半の方の本音だと思います。
私はシッターさんに主に助けられましたが、ごむにんさんのように、子供のお友達や地域の方にも本当によく助けていただきました。

しかし、それでは充分ではなく、たとえば、子供が小さいころ、熱をだしたとき、私と夫とどちらが休むかで、いつももめていました。
私たち夫婦はどちらも医者で、休むことは非常にむずかしいのです。
結局、どちらかが折れるのですが、そういう葛藤を含めて、いろいろなことが障害になりました。

ひまわりおばさんは、お母様の付き添いでお嬢様に習い事をさせてあげていらっしゃるようですが、私はそこまで手がまわりませんでした。
行き帰りにシッターさんをつけるということはすぐできたでしょうが、習い始めのアレンジをすることが難しく、平日にできるお習いごとは、子供の足で数分のお習字ぐらいです。
英会話や音楽など、もっと習わせてあげたかったと後悔しています。

ひまわりあばさんの投稿を読んで、夫がひとこと。「うらやましい」

やはり、実の親御さんにそこまで面倒を見てもらえるというのは、忙しい私たち夫婦にとって、ものすごく魅力的であることは事実です。

私の夫は、結婚のとき家事を半分するという約束でしたので、今も半分まではいきませんが、かなり家事を手伝ってくれます。

それでも、子育てと仕事との両立は困難です。

ある一定の時間には家に夫か私かが帰っていなければならないという制約は、仕事を制限してしまいます。
ですから、私はついに開業しました。その方が時間が自分で自由に設定できるからです。
開業したところにお座敷の間をつくり、子供が熱をだしたら、そこにつれてきて布団に寝かせています。

夫もそれなりに仕事を大幅制限して、自宅でできる仕事にできるだけきりかえています。

昔はもっともっと大きな夢を持っていたのにと思いながら、子供を産むことも含めて、自分が選択した人生だから仕方がないと諦めてもいます。

上の娘は中学を受験しましたが、そのときはお弁当問題も含めてものすごくストレスが大きく、受験が終わって数ヶ月は仕事にも身が入らないほどでした。
それでも、受験させたのは、やはり人生の選択肢をひろげさせてあげたかったからです。
私自身が中高一貫校で、そこに入れてくれたことは、親に非常に感謝しています。

こういう私たちを見て育った娘が将来どういう道を選ぶかはわかりませんが、どういう道を選んだとしても彼女の人生。
ごむにんさんと同じく、私も応援してあげたいです。




 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 男も女も自立は必要  ■日付 : 04/6/12(土) 12:06  -------------------------------------------------------------------------
   このように伺っていますと、私が苦労なく仕事と子育てを両立してこれたのは、
やはり、職種(高校教師)かもしれません。産休育休が数年取れるのです。
同僚たちもも教育職だけあり、子育てにはかなり協力的です。マイホームパパも珍しくありません。
実は大学時代からこの産休・育休の長さ、給料の男女平等に魅かれ(もちろんそれだけでは決してありませんが、大切な要素の一つです)志しました。

それでも両親の助けを前面に借りてきた同僚は、両親の老後の世話を大変気に病んでいます。さんざん子供の面倒は見てもらいながら、老後は人任せ、はやはりできないのでしょう。

夫は医者でしたが、女性の自立などもってのほか、という人だったので分かれました。今はあの時代の苦悩が嘘のように本当に幸せで充実しています。お金や名誉では幸せになれない、自己実現が本当に大切なのだと実感しています。

私の場合、仕事の理想と子育ては矛盾しないので、今はとても充実している。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 朝顔  ■日付 : 04/6/11(金) 14:11  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさんさん:

とても興味深く読ませていただきました。結婚しても自立した女性、、何もかも手に入れて、幸せそうに見えても、本当に大変なのですね。

実は私の場合、たぶん結婚して子供が出来て仕事を辞めるまでの道のりは、ひまわりおばさんさんと似ていたと思います。そして、忙しい職場で忙しい夫、物理的に両立は難しく、悩み、周りからも惜しまれた末、退職、専業主婦に至っています。

「今まで頑張って勉強し、ある程度のキャリアを積んだことは何だったの?」と時々思いながらも、可愛い子供達や愛する夫のため、慣れない家事や育児に奮闘し、だいぶベテランの域に入ってきています。
せめてもの自己実現のため、PTAやボランティア活動を行ってきました。そんな中で「さすが助かるわ〜」なんておだてられることに、ささやかな喜びを感じているくらいです。

私の母はと言えば、父と二人になって楽しみ放題。コーラス、油絵、体操、古典等々。こんなに多趣味だったの?とこちらが驚くほどいろいろやり始め、また時には友人とエステだの旅行だのといきいきしています。子供が二人いるので、小さいときには助けてもらったこともありますが、今は母の時間を邪魔しても悪いようなので、最近はたまに行き来したりランチしたりするくらいです。
それでも母は時々会うと、「せっかく頑張っていい大学いったのに、ただの主婦になっちゃったわね〜」なんて笑いながら言うこともあります。けんかをすることは殆どなくなりました。

大学の友人の中には、今専業主婦であっても将来また働きたいと勉強している人も数多くいます。私だって、「このままでは終わりたくない」と心の中では思っています。
結局、いろいろな意味で一生勉強だなあなんて思います。

女の子の将来、そして家族のあり方は本当に難しい問題ですよね。
どのような道を歩むにしても、優しさや思いやりのある子に育ってほしいという願いが一番ですが。

ひまわりおばさんさん、お仕事頑張って下さいね。私も頑張ります!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : きんきん  ■日付 : 04/6/11(金) 14:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさん さん:
>女の子でも自分の好きな仕事を見つけ、自立して生きる力を身につけてもらいたい、そう考えていらっしゃるお母様は本当に多いんですね。
>ご参考までに元祖自立した娘(&その母親)の行き着く先の現実の姿をご報告します。
>
>私は法学部を卒業後、メーカーの総合職に勤務し、男社会の中で卵巣脳腫になるまで働きに働いている女性の先輩の姿を見て、将来がこれでは嫌だと退職。
>司法試験を受け、現在は弁護士をしています。
>娘が二人いて、現在小学3年と2年です(幸いまだ離婚はしていません。)。
>二人目出産後、半年で職場に復帰しましたが、その頃はまだ私はイソ弁で、裁判を
>常時30件以上抱え、今日は八王子支部、明日は横浜、と地裁から地裁へ文字通り
>駆けずりまわり、帰宅は早くて8時。

>母は私を皆さんのように、オンナも自立して、好きな仕事を・・・と言って
>育ててきて、実際世間的には私はその通りになりましたが、いざそうなって
>みると、母いわく、「私の老後を返して・・・」
>孫の世話で追われ、旅行もいけず、趣味を楽しむ暇もありません。
>
>
>母の私に対する口癖は「いい加減に自立しなさい」です。
>私も専業主婦だったら、お母さんにご面倒をおかけせずにすんだ
>のですが・・・と心の中で呟いている毎日です。

ひまわりおばさんの境遇と似た女性の方たち、最近本当に多く見られますよね。
本当に忙しそうですしね・・・・・。子どもが小さい頃はまだいいのです。
いろいろなことを感じ、理解するには幼く未熟ですから・・・・。
でもそのような環境が本当に子育てにとって良かったかどうかは小学校高学年、
中学生過ぎて思春期になってから徐々に子どもの心や態度・素行に現れてくるように思います。決して女性の社会進出を否定しているわけではありません。でも今の殺伐とした
世の中、そこに鍵があるよにも思います。

女性が男と肩を並べるような仕事を持ち、主婦であり、母親でもあることは
本当に大変で難しいことですよね。キャリアや学歴がある女性ほどそうかもしれません。
なぜか今話題になっている雅子様と重なってしまいました。

でも専業主婦や子育て、母親であることをなめてはいけません。
母親が仕事をしていても、子どもはそれが本当に自分のためなのか・・・、
親自身の自己実現のためだけなのか・・・・、ちゃんと感じるんですよね。
後者の場合は少々心配ですが・・・・・。

失礼があったらお許し下さい。ただ母親が自己実現に走りすぎて、子どもが
壊れていった例をいくつもみているものですから・・・・。
子どもにとって本当に幸せなのは、経済的に裕福とか有名中学に入るとか
そのようなことではなく、「行ってらっしゃい。」とか「お帰りなさい。」とか
ささやかだけれどもごく普通のあたたかな親子のやり取りの中にあるのかもしれません。
そのようなお子さんこそ本当の意味で、
これからの社会を作っていく根幹になるような気もします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 新緑  ■日付 : 04/6/11(金) 16:34  -------------------------------------------------------------------------
    我が家にも娘がいます。
参考になるかも、と思い、大学のクラス会の話をします。
私が卒業したのは早稲田の一文なのですが、数年前にクラス会があり
女の子たちもたくさん来ていました。みんな近況報告をしたのですが、
女性陣は二つのグループに分けることができました。
一つは、キャリアウーマングループ、仕事をバリバリこなしマスコミなどの
一線で活躍しています。全員独身。
もう一つは専業主婦。適当なところで仕事をやめ家庭に入っているグループ。

ただ二人例外がいて、現在フルタイムで仕事をしていて家庭も持っていました。
その仕事は二人とも同じで高校の教員でした。

女性が子供を育てながら働くことのできる職業は他にはないのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 同じだけど  ■日付 : 04/6/11(金) 16:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼新緑さん:
> 我が家にも娘がいます。
>参考になるかも、と思い、大学のクラス会の話をします。
>私が卒業したのは早稲田の一文なのですが、数年前にクラス会があり
>女の子たちもたくさん来ていました。みんな近況報告をしたのですが、
>女性陣は二つのグループに分けることができました。
>一つは、キャリアウーマングループ、仕事をバリバリこなしマスコミなどの
>一線で活躍しています。全員独身。
>もう一つは専業主婦。適当なところで仕事をやめ家庭に入っているグループ。
>
>ただ二人例外がいて、現在フルタイムで仕事をしていて家庭も持っていました。
>その仕事は二人とも同じで高校の教員でした。
>
>女性が子供を育てながら働くことのできる職業は他にはないのでしょうか。

私も同じ大学の同じ学部です。
年代が違うのかな?
クラス会に行けなかった人の近況になるのかな?
子育てしながらキャリアウーマンが一番多いですよ。
マスコミ関係がやはり多いんだけど
皆、中学受験とかも視野にいれながらがんばっています。
ちょっと、遅い出産の友人が多いので
小学校受験も何人かいました。
私のような専業主婦が3人くらいしかいなかった気がします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 和之  ■日付 : 04/6/11(金) 17:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおば様へ


ずばり、お疲れのようですね。ボス弁ならいろいろ工夫すれば時間を作れませんか。事実こうして昼休みにこれだけの文章を書く時間があるのですし。たまにはご家族との時間を摂られてはいかがでしょう。

自立って、自分ひとりで立つことじゃなくて、家族の中で柱になることじゃないでしょうか。

仕事のために家庭を顧みない男たちが辿った道を、女性には歩んで欲しくないです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/12(土) 0:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひまわりおばさん様:
 スレ主です。皆様のさまざまなお考えを伺ってとても勉強になりました。ひまわりおばさん様、夢を手にされたすばらしい人生と思います。でも、大変なんですね。何よりお体をお大切になさってくださいね。
 手に職をもってバリバリ働くことの現実は厳しいんですね。私がイメージしていた娘の幸せは仕事も家庭も・・という百恵ちゃんではなく聖子ちゃん型の(古いかな?)人生なのですが、そういえば聖子ちゃんは離婚してしまいましたね。

 女性側に、主たる生計維持者として必要にして十分な収入がある場合でも、日本では、だんな様が、先にどなたかにお書きいただいている「アットホームダッド」とか「ミスターマム」のようになりにくいのはなぜなんでしょうね。
 どうしても女性だけがばたばたと忙しくなってしまう。権利は平等になっていくのに義務は女性側にだけついているような感じがあります。

 結局は「隣の芝生」みたいなものでなにがどうなら幸せ、という定義はない、ということでしょうか。
 娘の進学先(受験する候補校)はもう6年生なのにぜんぜん方向性が見えてきません(G女子とかT洋E和のようなお嬢様系がいいのか、S教育学園のようなニューウェーブ校がいいのか、など)が、ひまわりおばさん様はお子様にはどのような学校をお考えでしょうか。もしよろしければお聞かせいただけませんでしょうか。
 
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ビーズ  ■日付 : 04/6/9(水) 22:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ひとりごとさん:
矛盾する気持ち、私にもあります。
娘には自分のやりたいことを見つけてほしい。
でも実際、中卒あるいは高卒で専門学校に行きたいと言っても
きっと私はそれを許さないんだろうなと思います。
それはその道に進むのを反対するのではなく、
とりあえず大学に行ってから、それでも本当にやりたいことなのであれば
それからでもいいのではないかと思うからです。
大学まで行くというのは視野を広げたり、教養を身につけるため、
必要だと思うのです。無駄なことは無いと思います。

これはあくまでも私の考えですが、
子どもを育てること、一人の人間を育てることというのは
とても大事なことだと思うのです。
母親に教養があればそれを子どもに教えることもできます。
必ずしも社会に出て働くことだけが自立した女性だとは思いません。
家族の健康管理をし、栄養のバランスを考えた食事を作り、
家庭を家族が安らげる場所にするということの大切さを
実感するからです。
私は体調を崩して何回か入院したことがありますが、
本当に家がめちゃめちゃになり、主人は外食ばかり、子どもは
私と離れてとても寂しい思いをしました。
一家の主婦の健康の大切さも嫌というほど実感しました。

私は現在も勉強することが好きです。
といっても自分の関心のある分野ですが。
いくつになっても意思があれば勉強はできます。

子どものある時期、ある程度勉強しなくてはいけないと思いますが、
無理にさせるのはよくないと思います。

なんだかとりとめのない文章になりましたが、
女の子だろうと能力があれば難関大学に進むのも人生ですし、
それを女の子だからと言って親が阻むのは過去のことではないでしょうか。
また、専業主婦になることもただの人ではないと
私は考えます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 座布団100枚  ■日付 : 04/6/11(金) 15:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ビーズさん:
>▼ひとりごとさん:
>矛盾する気持ち、私にもあります。
>娘には自分のやりたいことを見つけてほしい。
>でも実際、中卒あるいは高卒で専門学校に行きたいと言っても
>きっと私はそれを許さないんだろうなと思います。
>それはその道に進むのを反対するのではなく、
>とりあえず大学に行ってから、それでも本当にやりたいことなのであれば
>それからでもいいのではないかと思うからです。
>大学まで行くというのは視野を広げたり、教養を身につけるため、
>必要だと思うのです。無駄なことは無いと思います。
>
>これはあくまでも私の考えですが、
>子どもを育てること、一人の人間を育てることというのは
>とても大事なことだと思うのです。
>母親に教養があればそれを子どもに教えることもできます。
>必ずしも社会に出て働くことだけが自立した女性だとは思いません。
>家族の健康管理をし、栄養のバランスを考えた食事を作り、
>家庭を家族が安らげる場所にするということの大切さを
>実感するからです。
>私は体調を崩して何回か入院したことがありますが、
>本当に家がめちゃめちゃになり、主人は外食ばかり、子どもは
>私と離れてとても寂しい思いをしました。
>一家の主婦の健康の大切さも嫌というほど実感しました。
>
>私は現在も勉強することが好きです。
>といっても自分の関心のある分野ですが。
>いくつになっても意思があれば勉強はできます。
>
>子どものある時期、ある程度勉強しなくてはいけないと思いますが、
>無理にさせるのはよくないと思います。
>
>なんだかとりとめのない文章になりましたが、
>女の子だろうと能力があれば難関大学に進むのも人生ですし、
>それを女の子だからと言って親が阻むのは過去のことではないでしょうか。
>また、専業主婦になることもただの人ではないと
>私は考えます。

本当にそうですね。
長崎で起こった悲しい事件を見ると
現代の子育てにおいて親のあたたかな心遣いの欠如を
感じざるおえません。
一人の人間を生み、育んでいくことはそんな簡単で単純な
ものではないですよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 和之  ■日付 : 04/6/10(木) 12:50  -------------------------------------------------------------------------
   アットホームダッド。皆さんご覧になってますか。大手広告会社(年収1千500万、阿部寛)に勤めていた男性がリストラにあったため、奥様(篠原涼子)が仕事(編集者)に復帰、彼は主夫としてがんばっているというお話です。幼稚園の一人娘がいて、郊外の新興住宅地に一戸建てを購入したばかりです。宮迫に中島といったお笑い芸人が出ているのでユーモアたっぷりなのですが、家族愛が上手に描かれていて、最後にほろっとしてしまい目頭が熱くなります。
主夫の安部は、はじめはイヤイヤの主夫業だったのですが、元来努力家であるせいか、どんどん本気になり、のめりこんでいく。一方、奥様は仕事をすることで得られる充実感によってどんどん輝いていく。
立場がまったく逆なのですが、毎週どこの家庭でもありそうな出来事がおこります。
お受験であったり、学芸会であったり、誕生日会であったり、子供を持つ家族にありがちな出来事に際して、家族のそれぞれが、どう振舞うかが毎回の楽しみで、そこには立場が逆になったとしても、変わらぬ家族愛があります。
逆だからこそ考えさせられる部分が多いです。たとえば、奥様が疲れて帰って来ると、旦那さんはお疲れ様と食事を出す。家計がピンチのとき奥さんがバイトで稼いだお金を旦那さんに渡す。そんなシーンひとつとっても逆だから考えさせられちゃう。

ドラマの結末はさておいて、何を言いたいかというと、男女の役割分担ってこれからは希薄になるんじゃないかということです。男性はもっと家庭を見るようになる。女性は外を見るようになる。
仕事だけをバリバリこなす男性はかっこ悪いし、生きがいとして陳腐。家族との時間も大切したほうが楽しい。ってことです。
女性だけが家庭のことだけに専念するのはさびしい。母であるとともに女であり続けたい。

娘には一人の女として自立し、素敵な家族・家族を持てるよう、上質な教育を受けさせたいと思うわけでした。

少しはずしているかもしれませんが、私の呟きです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ビーズ  ■日付 : 04/6/10(木) 19:51  -------------------------------------------------------------------------
   ▼和之さん:
>男女の役割分担ってこれからは希薄になるんじゃないかということです。男性はもっと家庭を見るようになる。女性は外を見るようになる。
>仕事だけをバリバリこなす男性はかっこ悪いし、生きがいとして陳腐。家族との時間も大切したほうが楽しい。ってことです。
>女性だけが家庭のことだけに専念するのはさびしい。母であるとともに女であり続けたい。
>
>娘には一人の女として自立し、素敵な家族・家族を持てるよう、上質な教育を受けさせたいと思うわけでした。
>
>少しはずしているかもしれませんが、私の呟きです。
たびたび失礼致します。
和之さんのようなご意見の男性がいてくださると、とてもうれしいです。

あくまでも我が家の事情として、典型的な専業主婦の家庭のことを
申しました。
本当にできることなら、家事も分担してもらいたいです。
しかし、主人の仕事はは朝早く家を出、夜は10時半過ぎに帰宅なので
無理なのです。
休日は疲れているとは思いましたが、小さい頃は娘の世話もしてもらいましたし、
よく公園にも連れて行ってもらいました。
二人の子どもなのだから、私だけに何もかも押し付けないでと
よく言ったことを思い出します。
おかげで今は娘命の父親となりました。

ご家庭ごとに事情は様々ですよね。
何が正解というのはないですけれど、本人が満足感をもって生活できれば、幸せであればいいということですよね。

こんな思い、子知らず、って感じですけれどね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 母親  ■日付 : 04/6/10(木) 21:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ビーズさん:
>ご家庭ごとに事情は様々ですよね。
>何が正解というのはないですけれど、本人が満足感をもって生活できれば、幸せであればいいということですよね。

家庭は社会を構成する経済ユニットのひとつでもあります。
ユニットとして、収入と消費のバランスがとれておればいい。
ユニットの中を開けてみれば、一人が主な稼ぎ手となりもう一人が主な消費者となる方法や、二人ともが主たる稼ぎ手で家の中の手間暇はほぼみんなお金でまかなう方法や、いろんなやり方があるでしょう。
夫婦が互いの仕事のこと家事のこと子育てのことで合意できていて、それぞれが責任をしっかり持っていれば、いずれのやり方でも構わないですよね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:シアワセになりたい☆  ■名前 : パパッ子  ■日付 : 04/6/12(土) 9:48  -------------------------------------------------------------------------
   みなさん生真面目ですね。

専業主婦も、バリバリのキャリアウーマンも、はたまた、テキトーにお仕事しながらの兼業主婦だって(勿論、目いっぱいのバリバリ兼業でも!)・・・どれが自分にとって一番ラクチンか・・・という事に尽きるのではないでしょうか?

ラクチンって、体が楽・・・という事もそうですが、または身体はきついけど結局こうした方が気が楽だから私はこれがイイとか、ちょっと劣等感持っちゃう時もあるけど体辛いのよりは私はとりあえずバリバリよりはこれ(現状)でイイや・・・とか、そういうムードで人生送れればナ、と感じているのですが。

現状という枠の中で『何が自分にとってのシアワセか?』
考えていくうちに自ずと道は決まってくるのではないでしょうか。
勿論、人生の天秤は微妙で右に左にフラフラと絶えずバランスとりながら変わるもの。途中で考えが変わってUターン、よく解らなくって足踏み・・・もアリでしょうが。

男であれ、女であれ、将来のある子ども達、少しでも選択の幅を広げて欲しい・・・そんな気持ちと、少しでも気持ち良く人生を歩んでいって欲しいという事のバランスを考えつつ、受験させた方がよりそうなるチャンスが多いのでは・・・と考えて、みなさんお子さんを中学受験させようとしているのではないですか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:シアワセになりたい☆  ■名前 : 男も女も自立は必要  ■日付 : 04/6/12(土) 10:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パパッ子さん:
>みなさん生真面目ですね。
>将来のある子ども達、少しでも選択の幅を広げて欲しい・・・そんな気持ちと、少しでも気持ち良く人生を歩んでいって欲しいという事のバランスを考えつつ、受験させた方がよりそうなるチャンスが多いのでは・・・と考えて、みなさんお子さんを中学受験させようとしているのではないですか?

  我が家は前にも書きましたように、子供が望むから中学受験するのであって、 「私立のほうが将来の選択の幅が広がる、私立のほうが気持ちよい人生を歩け  るから」という考えは持っていません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 責任の所在  ■日付 : 04/6/15(火) 16:23  -------------------------------------------------------------------------
   短大の英語科を卒業しました。
卒業後は出版社の総務を数年やって出産を機に退職。
第一子が生まれて半年たった頃から
地元のタウン誌の事務所を訪れ、
そこでフリーライターとして契約しました。
地元ですから、休日のお散歩のついでに取材したり
夫が家にいる時に取材したり。
車の中で夫が抱っこして待機しながら、というのもありました。

1才を過ぎてから、子育て関係の雑誌を出している
大手出版社に売り込みに。
たいしたキャリアがなくても、試しに1本書かせてもらい、
それからレギュラーでライターとして
お仕事をさせていただくことができました。

10年くらい子育て関係のフリーライターをしながら
現在は広がった人脈の中から声をかけていただき
翻訳などもしています。
子どもは中2、小4になり、ずいぶん手が離れてきたので
何か外に出る仕事にもチャレンジしよう!と思って
インターネットのジョブサイトから仕事を選び
短期のお仕事を中心に外に出ては息抜きしたりしています。
(ずっと家で仕事していると、ストレスたまるんです)

ほとんどが子どもが幼稚園に行ったり、小学校に行ったりのあいだに
外に出て打ち合わせや取材などをして、
寝たあとに原稿を書く、という生活でしたので
子どもにはべったりと関わることができました。
それなりの収入を得ることもできて、おかげで子どもを私立に行かせることが
できています。

私ははっきり言って、頭もよくありませんし、学歴もたいしたこともありません。
でも、それなりに働くことができているのは
運とそれを呼び寄せた元気さかな、と思っています。

もちろん理想を言えばきりがありませんが
娘にも、ぜひいつでも前向き、ポジティブな姿勢を忘れずに
いて欲しいと思っています(というか、願うのはこれだけです)
どういう境遇でも、学歴でも、
それを生かすも殺すも、本人次第だと思っていますので。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : いもむし  ■日付 : 04/6/15(火) 20:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼責任の所在さん:
>短大の英語科を卒業しました。
>卒業後は出版社の総務を数年やって出産を機に退職。
>第一子が生まれて半年たった頃から
>地元のタウン誌の事務所を訪れ、
>そこでフリーライターとして契約しました。
>地元ですから、休日のお散歩のついでに取材したり
>夫が家にいる時に取材したり。
>車の中で夫が抱っこして待機しながら、というのもありました。
>
>1才を過ぎてから、子育て関係の雑誌を出している
>大手出版社に売り込みに。
>たいしたキャリアがなくても、試しに1本書かせてもらい、
>それからレギュラーでライターとして
>お仕事をさせていただくことができました。
>
>10年くらい子育て関係のフリーライターをしながら
>現在は広がった人脈の中から声をかけていただき
>翻訳などもしています。
>子どもは中2、小4になり、ずいぶん手が離れてきたので
>何か外に出る仕事にもチャレンジしよう!と思って
>インターネットのジョブサイトから仕事を選び
>短期のお仕事を中心に外に出ては息抜きしたりしています。
>(ずっと家で仕事していると、ストレスたまるんです)
>
>ほとんどが子どもが幼稚園に行ったり、小学校に行ったりのあいだに
>外に出て打ち合わせや取材などをして、
>寝たあとに原稿を書く、という生活でしたので
>子どもにはべったりと関わることができました。
>それなりの収入を得ることもできて、おかげで子どもを私立に行かせることが
>できています。
>
>私ははっきり言って、頭もよくありませんし、学歴もたいしたこともありません。
>でも、それなりに働くことができているのは
>運とそれを呼び寄せた元気さかな、と思っています。
>
>もちろん理想を言えばきりがありませんが
>娘にも、ぜひいつでも前向き、ポジティブな姿勢を忘れずに
>いて欲しいと思っています(というか、願うのはこれだけです)
>どういう境遇でも、学歴でも、
>それを生かすも殺すも、本人次第だと思っていますので。

私もまったく同感です。
娘にも息子にも、これからの世の中、何が起こっても
明るく、たくましく生きて欲しいと願うばかりです。
いわゆる世間で言う良い生活を手に入れて欲しいと、親があれこれ
画策しても、自分の亡き後のことなんて絶対どうしようもありません。
予定外のことが起こっても、自分でちゃんと立ち向かっていけるような
強さと、それから良い友人を得て欲しいですね。女の子の職業は
これがお勧め・・・なんて考えても、強制は出来ないし、若い人の活躍の場は
いまや日本だけではなくなってきていますよね。
学生時代に良き師、良き友人に一人でも多く出会ってくれることを
願います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 大学時代  ■日付 : 04/6/15(火) 23:00  -------------------------------------------------------------------------
   中学生の娘の父です
民間に就職して顧客に怒鳴られたり頭を下げたり雑事を
日々こなして過ごしています。仕事の帰りに大学の正門の前を通ると
学生時代の恩師や友人との議論、図書館で調べた海外文献、
いつかそれを超える論文を書きたいと努力したことなどが
思い出され、不思議と元気がでることもあります。

大学は人生の宝物のような時間と空間を提供してくれるところ
だと思います。娘には最高の知性に触れて感動するような機会が
何回か大学時代に経験できれば それで十分と考えています。
そのような可能性の高い大学=難関大学 なのかもしれませんが。

就職でも専業主婦になっても、そのような体験は大切なことかと
思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : パートのおばちゃん  ■日付 : 04/6/16(水) 21:25  -------------------------------------------------------------------------
   巨大スレに発展して、どこにつけていいのかわからず、直につけます。

女の子の職業について、私自身や回りを見た印象をいいますと
もちろん、公務員や教師も多いですが、やはり「国家資格」(都道府県のもありますが)は非常に有利です(師や士のつくもの)。再就職も比較的容易ですし、時間の融通が聞く職場も多く、そうすれば、子育てにさほどひびきません。

私は薬剤師ですが、はじめは企業の研究職でしたが、とってもストレスがあり
出産と期に辞めました。で、今は、お気楽パートのおばちゃんです。
社会貢献度を問われたら、恐縮してしまうほどのささやかな職場です。
でも、それでも、こういう立場の人間もいて社会がなりたっているのよね
なんて、自己満足ですが、地味にやっていおります。
一線で働いて人を使う立場にまでいった方々には、納得いかなかもしれませんが、気負わず細く長くも、いいもんです。
私の大学の同級生も、殆どが同じ道をたどっています。
なかには、企業で働くばりばりのWMもいますが、極少数です。

やはり、子供を産み育てる「性」をもってうまれたかぎり、今の日本の社会で、その両方を満足したいと思うのなら、それなりの戦略をたてなければ渡っていくのは、困難なのが現実だと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ゆっくり  ■日付 : 04/6/16(水) 23:07  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パートのおばちゃんさん:
>巨大スレに発展して、どこにつけていいのかわからず、直につけます。

 スレ主「ひとりごと」です。が、もうこうなったら主なんておこがましいことは言えません。とても勉強になるお話をたくさん聞けます。皆様ありがとうございます。


>女の子の職業について、私自身や回りを見た印象をいいますと
>もちろん、公務員や教師も多いですが、やはり「国家資格」(都道府県のもありますが)は非常に有利です(師や士のつくもの)。再就職も比較的容易ですし、時間の融通が聞く職場も多く、そうすれば、子育てにさほどひびきません。

 実は私の夫は資格商売です。結婚と同時に独立開業するということで、私はそれまで勤務していた会社を辞め、事務所を手伝いながら現在に至っています。
 開業当初は生活できず、バイトも掛け持ちでしたが、手に職のない私は外では時給数百円でした。でも、責任感だって、やる気だって若い人には負けないし、いろいろ経験しているし、電話だって上手に取れるし(笑わないで聞いてください。まじめな話です。)ファイリングも、ワープロも・・なのになんで「主婦」は「高校生」より時給が低いの?と思ったものです。

 結婚しても子どもを産んでも、労働の対価を高くするには、自分にも何か資格を、とそう思いました。ただ、資格の学校に払うようなお金の余裕がありませんでした。食べていくのに精一杯だったので。
 結婚退職は夫とともに夢を実現させるために納得してしたものですが、いかんせん自分の資格ではないもので、自己実現というのとはちょっと違うかも知れません。このあたりの自己実現飢餓感(?)が揺れる心になってスレでひとりごとになりました。(ちなみに子どもに継がせようとはまったく思いません。)

 これから資格をとれば・・、というご意見もおありでしょうが、資格を取ったとしても、あの開業の日から今日までを振り返って、もう一度同じことをするのは、勘弁して、という気持ちです。(自分はいやだけど、娘には資格をとって自立してね、というのはひどい母親だな、と今気づきました。)


>やはり、子供を産み育てる「性」をもってうまれたかぎり、今の日本の社会で、その両方を満足したいと思うのなら、それなりの戦略をたてなければ渡っていくのは、困難なのが現実だと思います。

 「戦略」。これです。薬剤師さんになるには、薬学部にいかなければならないのですよね?
ということは、少なくても高校2年か3年のうちに「薬剤師」さんを目指されていたということですよね。すばらしい!
 なんで私は高校生の時にもっと先を考えなかったのか・・。いまさら悔やんでも仕方のないことですが、短大のほうが4大より就職には有利、とその当時は信じていたのです。企業の何たるかも知らずに。

 ということで、やっぱり娘には「自分の道を自分で決められる人」になって欲しいです。で、道を選んだら、まず私を説得してごらん、かな。(笑)
 いろいろ矛盾したことを言ってしまってすみません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/17(木) 0:04  -------------------------------------------------------------------------
    すみません。HNをまちがってしまいました。「ゆっくり」は別のところで別のことを書いたときの名前です。訂正してお詫びします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 受験終了組  ■日付 : 04/6/17(木) 9:53  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ゆっくりさん:

> 「戦略」。これです。薬剤師さんになるには、薬学部にいかなければならないのですよね?
>ということは、少なくても高校2年か3年のうちに「薬剤師」さんを目指されていたということですよね。すばらしい!
> なんで私は高校生の時にもっと先を考えなかったのか・・。いまさら悔やんでも仕方のないことですが、短大のほうが4大より就職には有利、とその当時は信じていたのです。企業の何たるかも知らずに。
>
> ということで、やっぱり娘には「自分の道を自分で決められる人」になって欲しいです。で、道を選んだら、まず私を説得してごらん、かな。(笑)
> いろいろ矛盾したことを言ってしまってすみません。


スレ主さま、思いがけず素晴らしいスレに成長しましたね。
毎日、いろいろな方のお考えを拝見しては、肯いております。
自分の考えを述べてみようかと迷っているうちに、
私も、どこにつけて良いやらわからなくなったのでスレ主さまに。

そうなんですよね、女性が仕事を持ちながら幸せな家庭を築いていくためには、
今のところ、何かしらの「戦略」もしくは「運のよさ」が必要なんですよね。

大好きでやりがいのある職業に就いたとしても、
子どもがいるから、と早めに帰宅すると同僚に迷惑がかかる場合も多い。
私の以前の職場も、プロジェクトによっては深夜残業・休日出勤が1年以上続くのが当然の業界でしたから、上司は子どもがいる私の配属先に苦慮していました。
女性の登用にたいへん積極的な企業として有名な会社ですが、
いろいろな好条件が重なったママだけが今も残っています。
(この好条件とは、社内の配属先、実家の所在地、配偶者の職種、本人の体力と生まれてきた子どもの性格や丈夫さも含みます)

子どもという「いきもの」が、肉体的にも精神的にも何とか母親なしでも
生きていけるようになるのに、何年くらいかかるでしょうか。
我が家は一人っ子なのですが、高校生になってもやはり毎晩一人で食事させるのは不憫だなと思います。どうにかして定時で仕事を終わらせて、帰りたい。
つまり、私は企業にとって、20年近く「ハンデ有」になるわけです。
結果的に私はその会社でのキャリアを諦めて、全く未経験の分野の職業に就くべく30過ぎの手習い(?)を始めました。
前職とも大学の専攻とも全く無関係だったので、周囲も驚いていました。
遅いスタートながらもどうにか国家資格を取得しました。
娘の受験も終わった今、本格的に仕事を始めたいと思っています。

私は、自分の紆余曲折も悪くはなかったと思っています。
でも、できれば娘にはもっと長いスパンで自分の人生を考えて、
進路を選択してほしい。
家庭を持って、子どもたちの成長とともに働き方を融通できるような仕事にたどり着いてくれれば、尚嬉しい。

なんてね、期待かけすぎかな〜。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : パートのおばちゃん  ■日付 : 04/6/17(木) 15:27  -------------------------------------------------------------------------
   ▼ゆっくりさん:
>ということは、少なくても高校2年か3年のうちに「薬剤師」さんを目指されていたということですよね。すばらしい!

この部分があまりにお恥ずかしくて、また出てきました。
偉そうなこと書きましたが、実は、このころなぜ薬学部かという明確な目的意識はなかったんです(大汗)。
私立文系が大多数をしめる中、そっち方面に興味がなかったのと、美大に魅力を感じていたものの、親から大反対され、あっさりあきらめ、自分の得意科目で受かりそうな学部だし、資格も取れるじゃん、というのが、偽りのない所です(再大汗)。
おまけに、当初調剤経験のない薬剤師でしたので、薬局デビューした時は、もう、大変でした(病院実習くらいしとくんだった!!と後悔)。薬の商品名から何から、一から覚え直しです。

まあ、結果オーライだったんですが、たぶん、多くの学生がこんな調子だったのだと思います。
そして、自分の学生時代の「のほほんさ加減」に今でも、後ろめたさがあります。
だから、余計に、今の若い子や、自分の子には、将来を見据えた学部、学校選びを是非してほしいと思っています。

資格は取得にまでかかる費用や、学力、適性がありますので、何でもいいと、いうわけでもないです。そして、時間が100%自分のためにあって、しがらみのない、若い時期だからこそ困難な資格もとれるといものですよね。主婦が片手間に勉強してとるには、相当の覚悟と努力と環境が必要です。
また、有利だからといって、本人にその気がなければ、強制して取らせるものでもないので、娘には、何かしら資格を持っていると後でいいこともあるわよ、程度に刷り込んでいます(笑)。

> なんで私は高校生の時にもっと先を考えなかったのか・・。いまさら悔やんでも仕方のないことですが、短大のほうが4大より就職には有利、とその当時は信じていたのです。企業の何たるかも知らずに。

中高の友人の多くがこんな感じですよ。私もそうでした。バブル真っ盛りでしたしね。
でも、今は、学校では卒業生等を招いて、進学ガイダンスをしている所が殆どではないでしょうか。
また、就職難になった今、女子学生達は当時の私達よりずっと真剣に将来を考えているように思います。ただ、若いからピンと来ないことは絶対あるはずです。そういう若い世代や、子供達に、自分の経験(失敗談、成功例)を伝え、参考にしてもらうのも、私達の大事な努めとも思っています。でも、ああせい、こうせいと、強制する気は毛頭ないです。子供には、自分でたくさん考えて、たくさん迷って、最終的には、自分で自分の道を切り開いてほしいです。
そのために、「回りに流されるのではなく、自分でよく考えて、自分で決める」習慣をつけてもらいたいと、常々思いながら、育ててきました。

将来、娘がなにかの職業に就いて、私が必要になったら
私の老後を邪魔されない程度に(爆)、出来る限りの援助はするつもりです。
もちろん、娘が専業主婦の道を選んでも、私はそれを応援するつもりです。

> ということで、やっぱり娘には「自分の道を自分で決められる人」になって欲しいです。

まったく、これに尽きると思いますよ!

>で、道を選んだら、まず私を説得してごらん、かな。(笑)

そうですね、親を説得するうちに、展望も見えてくるでしょう。

前述しましたが、もし私が親の反対を振り切って美大に行ったどうなっていかたを、時々考えることがあります。
きっと今の生活はありえませんが、後悔はしなかっと思いますよ。
自分で選んだ道ですから後悔すべきでないでしょう。資格がなくて、仕事がないかというと、そんなこともないでしょう。きっと、前向きに生きていれば、社会参加もしているんじゃないかな。

まあ、私の楽観的な性格もあるかと思いますが
女って、そんな悲観するものではないと思います(若い頃は、女であることさえ、イヤ!この差別はナンなの!?と思った時期もありました)。
女って、結構いろんな選択肢があって、男より、柔軟で強くて、いいものなんじゃないかと、歳を重ねる毎に思えるようになってきました。一般論ですが、女って、子供の相手しながら、ご飯作ったり、家事をしたり、いろいろな所に目が届くけど、男って、一点集中型で融通が利かないですよね。男女二人育てて、そんな違いも面白く、やっぱり、生きていく上で、それぞれの役割分担ってあるのよねー、と思いました。

花の命は結構長い〜♪
女の子の将来に幸あれ!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : ひとりごと  ■日付 : 04/6/18(金) 0:04  -------------------------------------------------------------------------
   ▼パートのおばちゃんさん:
こんばんは。パートのおばちゃん様のレスを拝見し、泣きそうになってしまいました。特に後半部分にはとても元気をいただきました。
 外で働くママもうちで働くママも、この時代、大変な思いをして子育てしていることにかわりはないですね。いろいろ理不尽なこともあったからこそ、改善要求もできるわけで、多くの先達に感謝し、また、今がんばっている方も後輩たちのためにも変だと思うことには声をあげ続けてほしいな・・・。 
 
 諸外国の状況を寄せてくださった皆様にも感謝です。「まねっこ」日本の本領発揮(?)して欲しいですね。

>花の命は結構長い〜♪
>女の子の将来に幸あれ!

 同感!!!
  
 

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : いずれにしても  ■日付 : 04/6/17(木) 11:25  -------------------------------------------------------------------------
   「女は損」だと母親が娘に刷り込むのはやめましょうね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:女の子の将来  ■名前 : 30代半ば...  ■日付 : 04/6/18(金) 7:32  -------------------------------------------------------------------------
   「不平家というのは自分と折り合えない人間」って言ったのは
小林秀雄だったと思いますが、
自分と折り合えなくて苦しんでいる同世代も一杯います。
そういう人は男女問わず勉強が出来ることが一番重要だと思う
お母様に上げ膳据え膳されて育っていて、
高学歴ですが生活に関わる作業の能率が悪く、
栄養のあるものを調理して食べ、清潔な衣服を身につけ、
整った空間で生活するということが自分に課せられた
足かせのように感じていることが多いように見受けられます。
うちの夫も私も共働きの家庭に育ち、大学の時から一人暮らしだったので
家事は一人ですることに慣れてるので分担できてます。
子供がいても、働くことに支障はないし、親も頼ってはいません。
夫婦共に遊ぶのが好きなので仕事第一ではないですけどね〜。
子供には上げ膳据え膳せず、18歳で家を出すというのが
「○○じゃないと負け犬」なんて論争に
巻き込まれない能率と軽やかさを手に入れる早道かもしれないと思う。

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