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 ▼早稲田実業学校  参考記事 04/3/5(金) 14:44
   ┣Re:早稲田実業学校  質問です 04/3/6(土) 11:12
   ┗Re:早稲田実業学校  なんか 04/3/7(日) 1:01

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 ■題名 : 早稲田実業学校
 ■名前 : 参考記事
 ■日付 : 04/3/5(金) 14:44
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   <早実寄付金問題>奥島前総長、違反は承知

 学校法人早稲田実業学校(理事長・白井克彦早大総長、東京都)初等部が入試初年度の01年11月から毎年、募集要項の6〜7倍の寄付金を面接で要求していた問題で、開校時の早稲田大総長で学校法人理事長だった奥島孝康氏(64)が4日、毎日新聞のインタビューに初めて応じた。奥島氏は自ら主導し、寄付依頼は入学手続き後にするという行政の指導に反することを知りながら、要求を続けていたことを認めたうえで、「道徳的に恥ずかしいことをしたとは思っていない」と語った。【横井信洋、千代崎聖史】

 一問一答は次の通り。

 ――募集要項と異なる寄付を、自ら面接で要求したことをどう思うか。

 奥島氏 (面接時という)時期の問題としてご指摘を受けたことは、不手際で不適当だったと考えている。

 ――経営責任者の理事長が面接の場に出るのはおかしくないか。

 奥島氏 そうは思いません。私立学校で面接官として誰が出るかは、その学校の判断だ。

 ――なぜ、面接の場で要求したのか。

 奥島氏 我々は透明で公平で、裏は一切ない。

 ――面接の際に寄付を求めることを理事会で確認していたのか。

 奥島氏 そこまで決めていないが、350万円程度の寄付をお願いすることを決めた。最初(初年度)は300万円。(学校建設のための)借入金の返済で、その程度をお願いすべきだと計算した。300万円では十分でないので、2年目から350万円にした。

 ――要項と異なる寄付金を要求することに、学内で意見はなかったか。

 奥島氏 なかった。寄付の話は入学手続き後、という通達がなければ別に問題はなかった。通達後も続けたのは反省している。

 ――総長自ら寄付金を要求するのは、受験する側に入学条件と受け止められても仕方がない。

 奥島氏 誰かを選んで言ったのではなく、皆さんに申し上げた。

 ――なぜ募集要項に300万なり350万円と書かなかったのか。

 奥島氏 各校も実際に要求する金を要項に明示しているとは思わない。

 ――1年目に300万円を面接で要求するということは、どういう手順で決めたのか。

 奥島氏 言いましょうということになったが、言ったのは僕くらいだった。問題になるなら、最初のときから問題になる、と覚悟して言ってきた。

 ――多額の寄付金集めは誰のイニシアチブか。

 奥島氏 僕のイニシアチブです。借金をどうやって返していくか考えた。

 ――借金の額は。

 奥島氏 30億円に近い額。小学校の借金を中高にかぶせるわけにはいかんというのが、僕の考えです。受益者負担でやるべきだ。

 ――責任をどう取るか。

 奥島氏 僕の責任は、集めにくくなった寄付をどう集めるのかを考えなければならない。責任を取れというなら、いつでも喜んで取ります。大学の募金委員長も法科大学院協会(の理事長)も何でも辞めるが、そういう声はない。道徳的に恥ずかしいとは思わない。

 ――通達違反は故意ではないか。

 奥島氏 あえて犯そうとしてやったことではない。僕なりの法律家としての解釈では過失責任ですよ。通達上、問題があるのかなということをまったく考えなかったわけではない。

◇当初の開校計画頓挫が背景に

 東京都や私学関係者によると、奥島前総長が自ら多額の寄付金集めに走った背景には、学校法人早稲田実業学校初等部の当初の開校計画が頓挫した事情がある。

 早実は02年4月に初等部を開校するのに合わせ、東京都新宿区にあった中・高等部も初等部と同じ東京都国分寺市に移転し、共学化した。これに伴う用地・建物取得の借入金は約30億円に膨らんだ。当初の計画では、初等部を6学年一括で募集し、授業料や寄付金収入に私学助成を加えて、借入金を順調に返済できると考えていた。

 ところが、生徒を引き抜かれる周辺の私立小学校の反対などがあり、計画を変更して1年生の募集だけでスタートせざるを得なかった。早実関係者は「これで寄付金に頼らざるを得なくなった」と言う。

 奥島氏はこの点について、インタビューで「(私学関係者が委員に多い)東京都の私学審議会が認めてくれなかった」と述べた。しかし、都私学部によれば、6学年一括での募集が認められたケースはなく、私学関係者は「6年や3年で募集しようとするのは、金もうけ以外のなにものでもない」と指摘する。(毎日新聞)
[3月5日3時8分更新]

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:早稲田実業学校  ■名前 : 質問です  ■日付 : 04/3/6(土) 11:12  -------------------------------------------------------------------------
   ▼参考記事さん:
>
> 奥島氏はこの点について、インタビューで「(私学関係者が委員に多い)東京都の私学審議会が認めてくれなかった」と述べた。しかし、都私学部によれば、6学年一括での募集が認められたケースはなく、私学関係者は「6年や3年で募集しようとするのは、金もうけ以外のなにものでもない」と指摘する。(毎日新聞)

最近早実初等部以外で新しく作られた都内の私立小学校ってあるのでしょうか?
あるなら何年前くらいなのでしょう?

入学を考える親の立場なら1学年しかない学校よりせめて3学年あってくれたほうが子供を預けるということにおいて、安心できると思いませんか?

一体私学審議会って何?「金もうけ以外のなにものでもない」というのは親、児童の立場を無視した、自分の学校から児童を抜かれ経営が危なくなる私学関係者自身のことしか思えないけれど。 こう考えてしまう私って非常識ですか?
 

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 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:早稲田実業学校  ■名前 : なんか  ■日付 : 04/3/7(日) 1:01  -------------------------------------------------------------------------
   ▼参考記事さん:

 早稲田の焦りを感じさせる記事ですね。
そこまで、慶応の真似をしたいのかと言いたくなる。
 奥島さんて、苦学生だったらしいけど。
「私学は、教育よりビジネスかよ」。

><早実寄付金問題>奥島前総長、違反は承知
>
> 学校法人早稲田実業学校(理事長・白井克彦早大総長、東京都)初等部が入試初年度の01年11月から毎年、募集要項の6〜7倍の寄付金を面接で要求していた問題で、開校時の早稲田大総長で学校法人理事長だった奥島孝康氏(64)が4日、毎日新聞のインタビューに初めて応じた。奥島氏は自ら主導し、寄付依頼は入学手続き後にするという行政の指導に反することを知りながら、要求を続けていたことを認めたうえで、「道徳的に恥ずかしいことをしたとは思っていない」と語った。【横井信洋、千代崎聖史】
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> 一問一答は次の通り。
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> ――募集要項と異なる寄付を、自ら面接で要求したことをどう思うか。
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> 奥島氏 (面接時という)時期の問題としてご指摘を受けたことは、不手際で不適当だったと考えている。
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> ――経営責任者の理事長が面接の場に出るのはおかしくないか。
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> 奥島氏 そうは思いません。私立学校で面接官として誰が出るかは、その学校の判断だ。
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> ――なぜ、面接の場で要求したのか。
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> 奥島氏 我々は透明で公平で、裏は一切ない。
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> ――面接の際に寄付を求めることを理事会で確認していたのか。
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> 奥島氏 そこまで決めていないが、350万円程度の寄付をお願いすることを決めた。最初(初年度)は300万円。(学校建設のための)借入金の返済で、その程度をお願いすべきだと計算した。300万円では十分でないので、2年目から350万円にした。
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> ――要項と異なる寄付金を要求することに、学内で意見はなかったか。
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> 奥島氏 なかった。寄付の話は入学手続き後、という通達がなければ別に問題はなかった。通達後も続けたのは反省している。
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> ――総長自ら寄付金を要求するのは、受験する側に入学条件と受け止められても仕方がない。
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> 奥島氏 誰かを選んで言ったのではなく、皆さんに申し上げた。
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> ――なぜ募集要項に300万なり350万円と書かなかったのか。
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> 奥島氏 各校も実際に要求する金を要項に明示しているとは思わない。
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> ――1年目に300万円を面接で要求するということは、どういう手順で決めたのか。
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> 奥島氏 言いましょうということになったが、言ったのは僕くらいだった。問題になるなら、最初のときから問題になる、と覚悟して言ってきた。
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> ――多額の寄付金集めは誰のイニシアチブか。
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> 奥島氏 僕のイニシアチブです。借金をどうやって返していくか考えた。
>
> ――借金の額は。
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> 奥島氏 30億円に近い額。小学校の借金を中高にかぶせるわけにはいかんというのが、僕の考えです。受益者負担でやるべきだ。
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> ――責任をどう取るか。
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> 奥島氏 僕の責任は、集めにくくなった寄付をどう集めるのかを考えなければならない。責任を取れというなら、いつでも喜んで取ります。大学の募金委員長も法科大学院協会(の理事長)も何でも辞めるが、そういう声はない。道徳的に恥ずかしいとは思わない。
>
> ――通達違反は故意ではないか。
>
> 奥島氏 あえて犯そうとしてやったことではない。僕なりの法律家としての解釈では過失責任ですよ。通達上、問題があるのかなということをまったく考えなかったわけではない。
>
>◇当初の開校計画頓挫が背景に
>
> 東京都や私学関係者によると、奥島前総長が自ら多額の寄付金集めに走った背景には、学校法人早稲田実業学校初等部の当初の開校計画が頓挫した事情がある。
>
> 早実は02年4月に初等部を開校するのに合わせ、東京都新宿区にあった中・高等部も初等部と同じ東京都国分寺市に移転し、共学化した。これに伴う用地・建物取得の借入金は約30億円に膨らんだ。当初の計画では、初等部を6学年一括で募集し、授業料や寄付金収入に私学助成を加えて、借入金を順調に返済できると考えていた。
>
> ところが、生徒を引き抜かれる周辺の私立小学校の反対などがあり、計画を変更して1年生の募集だけでスタートせざるを得なかった。早実関係者は「これで寄付金に頼らざるを得なくなった」と言う。
>
> 奥島氏はこの点について、インタビューで「(私学関係者が委員に多い)東京都の私学審議会が認めてくれなかった」と述べた。しかし、都私学部によれば、6学年一括での募集が認められたケースはなく、私学関係者は「6年や3年で募集しようとするのは、金もうけ以外のなにものでもない」と指摘する。(毎日新聞)
>[3月5日3時8分更新]

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